今日TLに流れてきた微笑みロボットの件、まさにジェンダード・イノベーションの対象となるべきものだった。 人の微笑み方や微笑みへの反応は強烈にジェンダー化されたパターンが内在するはずなので、それをただ反復すると既存のステレオタイプを増幅強化してしまう。 genderedinnovations.stanford.edu/case-studies/g…
『現代思想』今月号です。評価疲れ問題、大学ファンド、ガバナンス問題…私立も国立も大学が大きく変わろうとしている今を考える一冊です。
実は私も一瞬だけ昼ご飯のタイミングで九段下にいたのだが、怒号が飛び交いひどい状態だった。デモはもう終わりかけていたせいか、右翼系の活動家だけがメガホンを持ち帰れと叫び、左翼系は看板だけを掲げて抵抗していた。警察が両者の間に入り、遠くからは状況がよく見えなかった。
だが、そろそろふざけていないで現実を見なければならないだろう。 現実とは、ある方向に強引な形で進められた政治があり、それに抗議する方々の中に死を選ぶ人が出ているということである。 9月27日には歴史を振り返りつつ、炎となった方々の死を悼みたい。
抗議の焼身自殺についての議論がひどい。歴史の半ば意図的な忘却と個人の矮小化に満ちている。 せめて記憶をつなごう。亡くなった方の年代からすると、1963年のヴェトナム人仏教僧ティック・クアン・ドックの焼身自殺が思い浮かぶ。米軍の傀儡政権が仏教徒を弾圧したことに抗議en.wikipedia.org/wiki/List_of_p…
更に管理職になると、女性ほど魔女狩りのようなデマ中傷誹謗に晒されやすくなる。なお、非典型的なジェンダーの人や、社会的マイノリティにも同様の傾向 disinfo.eu/publications/g…
大学二年生くらいまでは男女とも「ジェンダー平等もう実現してるし」と思って生きてきて、就活で女性側が「あれ?おかしいな?」となり、更にそこでそうならなかった人も出産で母親になると「これはきつい、不平等」となる …という話を最近別々の人たちから聞いた
「近年、アメリカで『表現の自由の兵器化(Weaponization)』という議論があります。表現の自由はもともと民主主義や少数派の人権を守る手段だったけれども、現在では民主主義や少数派の人権を破壊するための攻撃的「兵器」として権威主義者や差別主義者の側に都合よく使われているのではないか」
山本達彦・小嶋麻友美対談「兵器化する『表現の自由』とアテンション・エコノミー」『世界』岩波書店、2022年、10月号 「ネットの誹謗中傷においても、在日の人たち、女性、民族性・性的マイノリティを敵視し、攻撃する内容は非常に目立つ印象です。」
満を持して新版の登場です。多数の人名読み方、訳語の含め全般的な見直しがなされています。 twitter.com/consaba/status…
「もう1人の初代合格者、松尾圭さんは大学で宇宙物理学を専攻していたが、大学院時代に千葉県の政策提案に関わったことで社会科学分野に転向。現在は、千葉市の生活自立・仕事相談センターで相談支援員として働いている」 この方のお話伺いたい。 news.yahoo.co.jp/articles/eb93d…
ここからあさま山荘事件までは大分まだ時間があるけど、全体としては警察の暴力が不可視化され、学生運動の暴力が強烈に可視化、言説化された経緯があるわけで、それはそれ自体興味深い。
日本の公安の社会運動取り締まりについて検索してすぐに出てきたのは台湾出身の研究者の方による博士論文だった。1980年代以降が中心だが戦後からの経緯もある。警察権力を対象化出来る視点がすばらしい。 eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstre…
色々コメントやTLを見ていて考えたのだが、やはり日本の68年学生運動に関する言説には不思議なところがある。運動の参加者が20歳前後の若者達であったという視点が奇妙に薄い気がしてならない。つまりいい大人が当時の若者に対して怒っている。
日本は逆に社会集団ごとの分断がうまくいってしまった例なのかも知れない。
フランスの68年5月は学生と労働者の連帯があって強烈な印象を残したと聞いている。 記事は巨大なストが起きて賃金が上がったグルネル協定の話 francetvinfo.fr/culture/patrim…
労働者と学生の対立を煽る書き方をする人もいるが、そもそも労働者は労働者の運動があり、学生は学生の運動がある。そして国によっては両者が合流したり、しなかったりした。そういうことではないだろうか。
学生運動に対する拗れた感想がTLに溢れていたようだが、世界各地では普通に皆学生運動をやり続けている。どうして学生運動を一度も経験せずに拗れた感情にまみれる人がこれだけ増えたのかを考察した方が、より己と日本社会を知ることにつながると思う。
先日、すごく久しぶりに飲み会に参加したとき、女性参加者と自分だけがビール以外のものを頼んでいて「男性陣にはビールが人気だな」と呑気に考えたのだが、あれは同調圧力のかかり方が違った結果なの?だとすると怖いので単なる好みであってほしい。
「――日本でカルト規制が進まなかった理由も、米国と同様に、政府による介入を好ましく思わない傾向が強かったためなのでしょうか。  「いえ。日本の場合はむしろ、政治がそもそも人権保障を大事だと考えていないことが要因なのだと思います」」asahi.com/articles/ASQ8S… 最後がなかなか(8/25の記事)
前からずっと思っていたんだが…普通に考えれば、基本的人権の保障を重視しない自国を愛するのは困難よね。
RT記事より 「ところが、学習指導要領には、「公共」の目標として、生徒が「自国を愛」するようになることを指導すると明記しています」 「さらに、「公共」の学習内容を見ると、現在の「現代社会」で扱っている「基本的人権の保障」や「平和主義」が削除されています」
「非正規図書館員の劣悪な労働環境は、保育士や幼稚園の教員、看護師など、女性の多い職場が共通してずっと抱えている問題。ジェンダーバイアスもあると見ていいでしょう」
「日本では図書館は女性の職場だと見られており、パートやアルバイトなど、主に家庭の収入を担う夫がいる女性の働き方に合わせて、制度が構築されてきたという歴史があります」 news.yahoo.co.jp/articles/ce57d…
いやはやオープンレター攻撃する人たちの執念すごいなって感想しかないです。捕食者とはああ言う人々のことを言うのだと感心したくらいですよ。獲物を執拗に追い詰めて、その時に己を駆り立てるためか妄想も同時に温めていくわけですが、それを周囲に感染させていく。