これまで被災地を取材して思ったのは、ペット用避難グッズのメインはカリカリフードではないということ。災害直後は犬猫はパニックになってるから、ほとんど食べない。口にできるのは水とすごく美味しいモノだけ。必須は臭わないウンチ袋。ニオイ対策はホント重要です!
台風被害が深刻な鋸南町で、ゴールデンリトリバーを連れた男性に会った。あれから、このコ食欲がなくてというので「怖かったね。大変だったね」と声をかけたら、大人しく座っていたワンコが突然「そうなの! すごい怖かったー!」と言わんばかりに激しくスリスリしてきた。犬も話を聞いてほしいんだ。
短期間で14匹の犬が死亡…!下痢や嘔吐に苦しんだケースも多数。これは大問題なのでは? ペットフードから「サルモネラ菌」、14匹死亡か 食品ではなく「生活用品」扱い j-cast.com/2019/08/223656… @jcast_newsより
あと、動物愛護センターに苦情電話をする暇があれば譲渡会に行って欲しいというご意見。もっともだけど、苦情電話で相手を動かせるという短絡的な発想をする人は、10数年に渡り動物の心身を思い計ることはおそらく難しいので、今後は関与しないことが正解だと思う。たぶん動物もそう思ってるよ。
個人が出来ることは限られる。ひとまず言えることは、今飼っている動物がいる人は、このコを生涯愛して最後までお世話してほしい。あと迷子札をつけて。保健所収容の半数は迷子動物といわれる。これがなくなるだけで、収容限界状態の多くを回避できる。
熊本市動物愛護センターに「殺処分するな!」という電話が殺到したせいで、協力ボランティアの緊急連絡や譲渡希望者からの問い合わせに対応できなくなる事態がおこった。きっかけは苦情を呼びかけるSNS。これ動物を救おうと努力している行政の業務妨害でしかないよ。絶対やったらダメ。拡散もダメ。
昨日はコチラ『犬が殺されるー動物実験の闇を探る』出版記念講演会に参加。日本には動物実験に関する法律がない。だから正確な実態を把握するシステムもない。でありながら薬品や化粧品、食品(農薬検査)など、動物実験と無縁で暮らせる人はいない。この国の知られざる事実に切り込むルポ。明日発売。
獣医師の自殺率の高さを指摘するスイスの記事を読んだ。獣医は手遅れ状態の動物に対応することが多く、人の医者にくらべ死の直面率は5倍。無力感に陥りやすいという。この状況は日本も同様で不眠や鬱状態の獣医師は少なくないはず。特に殺処分に関わる行政勤務の獣医師は100%といってもいいだろう。
以前もツイートしたけれど、コツメカワウソはペットではなく野生動物。法的に認められた繁殖個体でも、適正飼養には最低10頭で遊んだり泳いだりできるスペースが必要。個人が飼う発想自体がバカけている。 キャリーバッグでカワウソ密輸か 男2人逮捕 | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2019…
マイクロブタのカフェがオープンするニュースを見た。家庭用ペット普及活動が目的らしく、イメージ映像に登場するのは子ブタばかり。でも成長すると40キロくらいになるらしい。秋田犬サイズのブタ…カフェで飼育継続できると思えないし、いったいどうなるのか。そもそも家庭で気軽に飼えないし。