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肌が赤くなりやすい人には色気を感じてしまいます。赤くなりやすい人の肌に順番にキスを落としていって「ねえ、ほら、キスしたはしから赤くなっていってるよ。身体全体で僕を誘ってるみたいでいやらしいな」と囁くものだからますます赤くなるのを止められなくて「もう見ないで…」と顔を手で覆えば良い
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お酒を飲むと肌が赤くなってしまう人には艶めかしさがありますね。お酒に弱い片思いの相手が全身真っ赤になってくったり寝てしまっているものだから、思わず不埒な想像をしてしまって「この色づいた肌も真っ赤な唇も、僕がそうさせたんだったらどんなに良かっただろう」とつい考えてしまうのが悩ましい
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「優しくして」と縋るのではなく、「優しくさせてくれ」と縋るのが好きです。自分の大切さを知らず自暴自棄になっている相手を抱きしめて、穏やかな手つきに震えるひたいに口付けて、「お願いだよ。優しくさせてくれ。僕は君に優しくしたいんだ」と告げて、ぐずぐずに溶かしていく姿に、夢を見ています
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「ねえ、ひどくして」とねだる姿には危うい色香がありますね。躊躇う相手の膝に座って、唇にそっとキスを落として、「今日はひどくされたい。君にならひどくされたって嬉しいよ」と頼み込んで、願い通り荒々しい口付けをされたら幸せそうに笑って、相手の背中に手を回して離れまいとする人に惹かれます
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「可愛い」と言われ慣れない人を「可愛い」の一言で甘やかしたいですね。「可愛い」と言ったら一瞬固まって「可愛いくなんてないよ」と逃げようとするから、「分かってもらえるまで、何度だって可愛いって言ってあげるよ?」と笑って、じわじわ染まる肌に触れて「赤くなってる。可愛い」と囁いたら良い
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「愛してる」と素直に告げるとたまらなく恥ずかしがる恋人に、「愛してる」の言葉を降らせて真っ赤にさせたい。「愛してるよ」と笑いかけて、「心の底から君が愛おしい」とキスを落として、顔を手で覆って「もう黙れよ…」と呟いてるのを眺めて、「君が受け入れるまで黙ってあげないよ?」といじめたい
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ベッドの中でだけ特別な呼び方をする姿が、艶めかしくて好きですね。いつもはただ名前を呼んでいる人が、その時だけ甘えた呼び方をして、相手は変化に煽られて呼ばれるだけで頭がとろけて肌がじょじょに色づいていって。それを見た相手は「こう呼ばれるの好きなんだね?嬉しい」ともう一度囁いてほしい
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ベッドの中では特別な名前で相手を呼んで、その呼び方で熱を煽られるように相手を十分躾けてから、外出先でわざとその呼び方をするイタズラが好きです。呼ばれるなり条件反射でとろりとした目を向けた相手にふふと笑いかけて、素早く「悪い子。今にも触れてほしいですって顔してるよ?」と囁いてほしい
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キスマークや噛み跡は、付ける過程にも夢がありますが、付けた後の姿にも艶めかしさが漂いますね。事後に胸元の赤くなった跡に手を滑らせて恋人が「この跡を見る度に、君は僕のもので、僕は君のものだということを思い出して」と甘く囁き落としてくるから、翌日からふとした時にうっとり思い返せば良い
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独占欲の表れであるキスマークや噛み跡を付けられて、うっとりとしてしまう病んだ人に惹かれます。毎日つけられた跡をそっとなぞって、「あの人のものだって実感できて嬉しいな」と笑って、触るだけで付けられた瞬間のピリピリした痛みが蘇る気がして、次第に跡が薄くなっていくことを残念に思えば良い
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誰に対しても固い鎧をまとっていた人が、与えられる愛に少しずつ、鎧をとかされてほだされていく姿に惹かれます。「あなた、甘えるのに慣れましたよね」と微笑みかけられて恥ずかしくなり「お前が甘やかしてくるからだろう」と小さく返して、「うん。ますます甘やかしたくなる」と抱きしめられて欲しい
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甘えるのが苦手な人が、恋人にたどたどしく甘える姿って可愛らしいですよね。どうすればいいのか分からなくて隣に座って袖を引っ張って「ねぇ…」だけ呟いて。意図がわかって面白くなってしまった恋人に「なぁに?言葉にしてくれなきゃ、なにしたいんだか分からないよ?」といじめられて赤くなれば良い
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グリパルツァーの「接吻」という詩に「腕と首なら欲望のキス」の一節があるので、首にするキスが好きです。最初は乗り気でなかった相手の首へ、熱い吐息を洩らしながら何度もキスをして触れる身体に火をつけて。向こうから「もっと触れてよバカ」と文句を言われたら、ようやくその先へ進めば艶めかしい
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シガレットキスは一晩のお誘いという、官能的な説がありますよね。煙草をすう相手に「火、貸してよ」と近づいて、ライターを出されるより早く、その焦げ付いた先へ煙草の先を触れ合わせて。火が付いた煙草を深々とすいこんで煙を吐き出しながら「シガレットキスが持つ意味って知ってる?」と笑えば良い
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誰にでも距離が近い人に恋をして、恋人同士になってからどうしようもなく嫉妬してしまうのが可愛いです。「なんで誰とでも手繋いだり肩組んだりするの?僕を嫉妬させて楽しいの?」と拗ねてみたらとろけるようなキスをされて「こんなことするのは君とだけだよ」と言われるから、分かって騙されたら良い
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恥ずかしがり屋の人が、恋人とじれったく距離を縮めていく姿って、初々しくていじらしいですよね。手を繋がれただけで真っ赤になって、手の甲をゆっくりと指でくすぐられて「これぐらいで赤くなってどうするの?僕たち恋人同士なんだよ?」と囁かれたら、その響きだけで耐え切れなくなってしまえば良い
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媚薬ネタならば、媚薬を入れた飲み物を置いて、相手に「これ媚薬が入ってるんだ」と笑いかけてから「飲んで欲しい?」と尋ねるのが好きですね。相手がごくりと唾を飲み込んでおそるおそる頷いたら「素直ないい子」と褒めてから一気に飲み干して「付き合ってくれるよね」と目の前の手に指を絡めたら良い
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媚薬と偽って、なにも入れていない飲み物を飲まさせて一晩楽しんでから、事後に相手に「媚薬なんて、君は飲んでないんだよ?」と告げるのが好きです。相手は一瞬固まってから、高い嬌声も、縋った腕も、こぼれた唾液も、熱くなった頭も、すべて自分のせいだと気づいてたまらなく恥ずかしくなって欲しい
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普段はお喋りな2人が色っぽい空気になった瞬間、頭が真っ白になってなにも言えなくなってしまう姿に胸掴まれます。「な、なにか喋ってよ…」とたどたどしく言ってみたらじっと見つめられて「愛してます」と言われるので耐えきれなくなって、唇噛んで、吐息しか漏らさないようにしてしまえば良いですね
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緊張のあまり普段はそう喋らない人が、色っぽい空気の時にペラペラ喋り倒してしまうのが好きです。気恥ずかしさを誤魔化させていると思ったら、急にひたりと頰に手を当てられて「お前、緊張してんだろ?」と言われるので一気に熱が回って「ああ、もう!あなたのそういうとこ嫌いです!」と拗ねてほしい
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香りと記憶って密接に結びついているものですよね。香水をつけている恋人と、ふと外出先で密着する形になってしまい、その特別な香りを吸い込んだ瞬間、昨夜その首筋に舌を這わせた熱い記憶が蘇って固まってしまい、「どうしたの?」と尋ねられて「い、いや、ちょっと離れて」と慌ててしまえば良いです
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香水や煙草や珈琲の香りなど、相手を象徴をする香りを自分の身体に移されてしまうのって、耽美な光景ですよね。一緒に過ごして一人きりになったら、自分の肌から不意に相手の香りが立ち上ってしまうから、自分で自分の身体を抱きしめて「馬鹿…別れたばっかりなのにもう会いたくなった」と呟いてほしい
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恋人関係にない2人が、冗談で壁ドンをしてみたら一緒にみょうに胸が高鳴ってしまい、そのまま後戻りできなくなるのが好きですね。こんなに赤い唇をしていただろうかと目を吸い寄せられて固まって。「ねえ、目瞑った方がいい?」と尋ねられるから「聞かなくても分かることだろ」と余裕なく返したら良い
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余裕綽々でする壁ドンもいいですが、自信ない人がおずおずとする壁ドンも素敵です。壁ドンで閉じ込められた側の人間こそ余裕があって「震えてるの?可愛いね?」とにこりと笑って、相手の頰に手を添えて「したいんだったらキスさせてあげよっか?」とわざと煽るようなことを言って反応を楽しんだら良い
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「可愛い」と言われ慣れない人が、毎日毎日相手に「可愛い」と繰り返される内に、自分に自信が湧いていくのが素敵です。最初は「可愛い」と言われると「可愛くなんてないからね」や「からかうのやめてよ」と赤くなっていたのに、気がついたら「可愛い」と言われても「ハイハイ」と笑うようになれば良い