e子(@115changE)さんの人気ツイート(古い順)

576
だらしない人と世話焼きの人がいて、世話焼きは細々相手の面倒を見てあげるから周囲が心配して「少しはほっとかないと相手が成長しないよ」と忠告をしてあげるけれど聞く耳を持たず、実は相手が成長をして自分の助けが必要となくなってしまうことを怖れて甘やかしていたという関係は怖くて良いですよね
577
生まれながらに天賦の才能を手にしていたから物心つく頃から他人に崇められ、特別視されても嬉しいと感じなくなっていた天才が、初めて自分に向かって「君なんて大したことないよ」と告げてきた凡人に惹かれて執着し、ついには凡人の前では天才の仮面を被っていることすら出来なくなる関係が好きです
578
キスが場所によって異なる意味を持つって、ロマンチックで素敵ですよね。顔を近づけられて目を閉じたのに落とされたのは額への「友情」のキスだったからもどかしくなるのも、お願いと繰り返されながら掌に「懇願」のキスをされ続けて引き寄せた腕に「欲望」のキスをされて目眩がするのも優美で好きです
579
爪先に相手が「崇拝」のキスをしたことが忘れられず「跡が刻みつけられたら良かった」と寂しくなったり、首筋に残る相手からの「執着」の跡を普段は秘め事として隠しつつ時にこっそり触れたり、頰にされた「親愛」のキスには他の意味は何もなかったのかと鏡を見る度に考えたりする姿には惹かれますよね
580
出会った時は苗字で呼んでいたからその癖が恋人になってからも抜けず、今でも苗字で呼び合っている2人も可愛らしいですよね。普段はその距離感が心地よいと思っているけれど、たまに物足りなくなって「名前で呼んで」と強請ってみたり、戯れに相手に名前を呼ばれて固まりながら赤くなったりしたら良い
581
食べることが好きな人と、食べることが不得意な人の恋人達に惹かれます。不得意な人は幸せそうにものを食べる恋人を柔らかに目を細めながら見守って、「私ばかり食べてごめんね」と相手に謝られたら首を振り「君が食事をしている姿を見るだけで幸せなんだ」と返す、そんな食卓に穏やかな愛を感じますね
582
美味しいものを食べた時、これを相手に食べさせたいと献身的に思うのが愛情で、これを一緒に食べたいと共感を求めて考えるのが恋心だと思っています。口元に運んで食べさせたいとうっとり思い描くのも、「美味しいね」と話しかければなんて返ってくるだろうと想像を巡らせるのも、想いが深くて素敵です
583
食事に頓着しなかった人に近づいて、美味しい食事を作って食卓を囲ませ、舌と脳に幸福を刻みつけて自分から離れられないように作り変える、料理上手の策略家が好きですね。「君に出会うまでは栄養がとれたらそれで良かったのに」と甘えられたら「もう、その状態には戻れないね」と悪戯っぽく笑えば良い
584
もう、電飾でお伽話めいた街に2人で出かけて、ふわふわした気分で歩けば幸せそうな恋人達に囲まれるから「手でも繋いでみる?」「逆に浮いてるしね」とこそこそ言い交わして手を繋いだものの、緊張で指は震え、恋心に気がつかれたらどうしようと内心お互い焦っている両片思いの2人が美しい季節ですね
585
相手のことならなんでも分かる関係も良いですが、相手がなにを考えているか全く分からないまま隣にいる関係も好きです。「なに考えてるか分かれば楽なのに」とぼやけば、相手は素っ気なく「分からなくていいよ」と返し、内心「分からなければ知りたい気持ちで頭いっぱいのままだ」と考えていたら良い
586
表情も声もいつも平坦だったり、いつも笑顔でずれた返答がお決まりだったり、他人から「なに考えてるか分からない」と評価されている人と、その人を唯一「あいつ分かりやすいじゃん」と見ている人の関係って特別な香りがして好きです。相手の感情を読み取れるのが普通で優越感すら覚えていなければ良い
587
仲の良い2人がいて、片方はいつも相手に積極的にスキンシップを取りながら「あんたは私のものだから」と周囲を威嚇するように告げていて、片方はスキンシップを受け止めて独占発言も黙って聞いているように見えるけれど内心で「君は私のものになってくれないのにね」と自嘲している片思いが好きですね
588
「君は僕のものだ」という力強い言葉を、弱々しく放つ瞬間に惹かれます。相手の自分への執着と自分達の未来への自信がもてない弱気な人が「君は僕のものなんだから」と「離れないで」の意思を込めてこぼして欲しい。相手は隠された意思に気がついて、不安を吹き飛ばすように「そうだね」と笑えば素敵
589
肌の温度と記憶って固く結びついていますよね。いたずらで首に当てられるあの人の指はとても冷たいから僕はその度に怒っていたなと温かいままの首を抱えて一人さみしく思い返したり、昨夜触れられた唇は火がついたように熱かったと思い出してしまえばそれだけでくらくら熱が回ったりする瞬間は悩ましい
590
TVに映る華やかなカップル達を見ながら「クリスマスってキリストの誕生日なのにおかしくない?今やイブなんてカップル達がいちゃつくための日になってるんだよ?」と緊張のあまりまくしたてれば、汗ばんだ手に手を重ねられ「いちゃつきたくないの?」と笑いかけられ息が止まる日ですね。12月24日
591
年の差カップルの年上が「欲しいもんない?言ってくれれば明日の朝枕元に忍ばせとく」とサンタ気取りで尋ねれば、年下が小声でなにか言うので尋ね返すと「あなた!あなた以外に欲しいもんなんてない」と叫ぶなり赤くなるので「…じゃあベッドのスペースあけといて」と小さく返す日ですね。12月24日
592
違う種類のケーキ買ってきて「美味しい」と食べると恋人が物欲しげな目で見てくるので、「あげない」と意地悪で言うとムッとした顔をされたと思ったら抱き寄せられて唇を重ねられ、あまりのことに呆然としている内に身体を離され「甘すぎる」と笑われたので唐突に恥ずかしくなる日ですね。12月24日
593
澄んだ空を見上げて「雪降らないかな。ホワイトクリスマスにお願いしたことは叶うって聞いたのに」とため息吐けば「でも晴れたから出かけられたよね」と微笑まれ「ホワイトクリスマスのお願いは来年一緒にしようよ」と言われるので「それは願い叶っちゃってるんだけど」と呟く日ですね。12月25日
594
いい年して「サンタが来なかった」と愚痴れば恋人が「いい子じゃなかったからでしょう?」と笑うので「いい子にしてました!」と調子に乗ると顎を捕らわれ持ち上げられ「悪いことしたでしょう?」と親指で唇をなぞられるので「それなら君のせいじゃない」の一言すら口に出せない日ですね。12月25日
595
「クリスマスはヤドリギの下にいる人にキスしてもいいんだよ」と恋人が言うので相槌うてば飾ったリース指されて「これヤドリギ入りだよね」と嘘をつかれ、でもその顔が可愛かったのでキスしてあげると「ヤドリギの下で恋人達がキスすると結婚の約束になるんだよ」とはにかまれる日ですね。12月25日
596
『Dear, MY GOD』身も心も清らかな神父が、誤った神に縋るしかなかったカルト教団の青年に出会って、彼を救うために監禁され歪な交流の中で愛情を育んでいく物語。閉じた世界で惜しみなく与えられる愛がまばゆい、相互救済型BLの傑作
597
相手のために自分の身を進んで捧げる救済愛も好きですが、相手のためになにか大きな行動を起こすわけではなく、ただ清らかな魂と穏やかな言動で相手を無意識に救ってしまう救済愛も良いですね。救った側は自分が救済した自覚はなく、された側ばかり「君のおかげだ」と眩しく見上げている関係は神聖です
598
恋しているから大切に出来なくて、愛しているから触れたくない関係には浪漫が詰まっていますよね。隣にいれば冷たい言葉を投げつけて、無理を口にして試して、束縛して抱き潰してしまうことが分かっているから「僕は君と一緒にいることは出来ない」と唇を噛んで拒絶するしかない人の葛藤が愛おしいです
599
サディストとマゾヒストに見える恋人達がいて、常にサディストは命令する側だけれども本当は相手と対等な立場でありたい人間で、ただマゾヒストが望むから仕方なく冷たく虐めてあげている関係が、倒錯していて好きですね。「もっと虐めて」と熱のこもった瞳で懇願されたら、決して逆らえなかったら素敵
600
口の中に指を押し入れる行為は背徳的な美しさがありますね。嫌がらせ目的で薄く笑いながら指を押し入れて「間抜け面」と嘲っても、調教の一環で指を押し入れて「なめて」と静かに命令しても、いたずらのつもりで指を押し入れてじくじく口内を弄っていたら互いに恥ずかしくなっていくのも、どれも危うい