1601
ずっと優しくされずに生きてきて、人の優しさに怯えるようになってしまった人は、深い愛でとかされていってほしいですね。抱き締められてキスをされて愛を誓われた時、「優しくされるの、怖い」と思わずこぼしてしまって。「これぐらいで怖がっちゃだめ。もっと優しくしたいから」と頭撫でられてほしい
1602
両思いだと分かっていながらも、一歩踏み出せない姿に心を掴まれます。2人で夜道を歩いている時、テレビを見ている時、人混みに巻き込まれてしまった時、目の前にある手を繋げばなにか変わるかもしれないと分かっているから一瞬だけ迷って、一瞬後になにもせず、なにも気づかなかったフリをしてほしい
1603
友人から恋人になった2人が、新たに距離を縮めていく姿は初々しいです。頓着せずにふと肩を掴んだらじわじわと赤くなられてしまって。「こんなこと、前までは普通だったくせに」と逃げようとしたのに、「前までとは違うよ。意識してくれないの?」と見据えられてしまって、自分も赤くなっていけば良い
1604
友人だと思っていた相手に惹かれていってしまう恋は、遠回りしてしまうからこそ愛おしいですね。以前はなんとも思っていなかったのに、今は肩や腕に触られると身体が跳ねる自分が、今はもっと触ってほしいと願ってしまう自分がいて。1人で「普通の…友情だったはず、なのにな」と思い惑ってほしいです
1605
愛情を言葉で常にアピールする恋人に最初は戸惑って、「好きだよ」と言われるたびに「な、なんなの!?」と焦っていた恥ずかしがり屋の人が、次第に相手の情熱に慣れて、「好きだよ」と言われても「はーいはい、知ってるよ?明日も半年後も5年後も大好きでしょ?」と余裕で返すようになるまでを見たい
1606
自分に自信がなかった人が、褒め上手な人と結ばれて。相手が毎日のように「可愛いね」「素敵だ」と褒めてくるから最初はただ恥ずかしがって黙っていたものの、そのうち自信をつけるために自分を磨いて。「可愛いね」と言われると、ふんわり微笑んで「ありがとう」と返すようになるまでの、流れを見たい
1607
手を絡まり合わせて愛をしめすのはロマンティック。ソファに座ってお互いTVを見るために前を向きながらも手だけは繋いでいた恋人たちが、ふと恋人繋ぎにしてみて、ふと指の隙間を指先で撫でてみたら手の甲を触られて応戦されて、言葉も視線も交わらせず、どんどん体温が上がりどんどん頭が蕩けたら良い
1608
相手を好きになったから、相手の好きなものをなんでも知りたくなってしまう人が愛らしいです。好きな食べ物好きな音楽好きな本や好きな映画に好きなスポーツなどを聞いては吸収し、「なんでそんなに聞いてくるの?」と尋ねられたら、「君と同じものを好きになって同じ世界を見たいの」と微笑んでほしい
1609
体格差のある2人がいて、初めて抱きしめた時に、体格のいい側が「この人って、こんなに華奢だったか?」と気付いてしまう流れに惹かれます。自分が力を入れたら折れてしまうんじゃないか、壊れてしまうんじゃないかと不安になってゆるくしか抱きしめられず、「もっとギュッとして」と甘えられてほしい
1610
「好き」も「愛してる」も口にできない人の、「そばにいて」に胸を鷲掴みにされてしまいます。ただ目の前の袖を掴んで、なにを言うか迷って出てきたのは「そばにいて」で。けれど相手にはその一言が精一杯の言葉だと分かるから、「分かった。いさせて」と言うなり、か細く震える身体を抱きしめたら良い
1611
「別れる男に、花の名を一つ教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます」という川端康成の一文には夢を見てしまいます。名を教えられたから、別れた後も毎年毎年その花を見る度に、この花を教えた人の静かな笑い顔や小さな声を思い出して、「この日が見えていたの?」と胸を締め付けられる人がいたら良い
1612
1人で生きていける強さがあって、今までずっと1人で生きてきたし、これからもずっと1人で生きるつもりだった人が、相手に出会ってしまって。もう、「おはよう」の声なしには目覚められなくなって、「おやすみ」の声なしには眠れなくなってしまい、「君のせいで僕は弱くなった」と自嘲するのが甘美です
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相手の声に恋をするのは甘美ですね。その気じゃなくても、甘く名前を呼ばれると鼓動が早くなって、気付けば「もっと名前呼んで」と縋っていて、繰り返し呼ばれて「好きだよ」とまで言われたらたまらなくて、耳にキスをされたら平常心なんて吹き飛んで、「ベッド行こ?」と自分から誘っていたら良いです
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相手が身も心も自分に惚れ抜いていると知りながら、わざと「僕のこと、好き?」と聞く悪戯に心を惹かれます。尋ねられた相手はその質問にちょっと拗ねて「今さら口にしないと分からない?」と言ってくるけれど、「分からないな」でいなして、キス付きのありったけの「愛してるよ!」を受け取ったら良い
1615
情熱的にする愛情のキスも好きですが、相手を落ち着かせるためにする優しいキスにも惹かれます。我を失っている相手に「大丈夫だからね」と繰り返して、それでも落ち着かないことが分かったら、額や鼻先に音がしそうな軽いキスを順々に落として。「僕がいるから」と最後に唇を重ねて、なだめるのが素敵
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お姫様抱っこは、普段はロマンチックとは無縁なカップルにこそしてほしいです。相手をベッドまで連れて行こうとしたら、気が乗らないと文句を言うから、その身体を横抱きに抱き上げて。一瞬経ってから状況を理解した相手がジダバタ身動きをするのを、「はいはい大人しくしてる」といなして運んだら良い
1617
甘えてこない人を、無理に甘やかす姿には胸がときめきますね。嫌なことがあってもなにも言わずに耐えようとする人を、キツく抱きしめて鼻先にキスを落として「大丈夫だからね。僕がここにいるから」と告げて。「なんでそんなこと…」と訴えられたら、「したいからしてるだけだよ」の一言で封じれば良い
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普段は強気に振舞っているからこそ、恋人の前では素の弱い姿をさらしてしまう人が可愛らしいですね。2人きりになるなり「甘やかして!」と恋人にペトリとくっついて、「あなたはいつもは強気なのにね」と背中を撫でられたら、「君以外の前ではいっつも無理してるの。今が本当だよ」と拗ねて呟けば良い
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苦しい過去を送ってきた人は、人前では泣けないと言いますよね。泣けない人のかわりに、泣いてあげる優しい人に胸締め付けられます。つらい話も淡々と語ることしかできなくて、「そんな話するならもっと苦しそうにしてよ」と呟いた相手がボロボロ泣くのを見て、「君は心が綺麗なんだね」と呟いてほしい
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傷跡や痣跡にキスをする姿に、イケナイものを見てしまいます。キスされる側は肌をさらすのを嫌がって、視線から逃れて、「汚いから見ないで…」とこぼすのに、キスする側は「綺麗だよ。本当に綺麗だ」と繰り返しながら慈しむように順々にキスを落として、気づけばされた側は、涙を流していてほしいです
1621
眠りに落ちる瞬間に、ゆるやかに恋人からの愛を感じているのはロマンチックです。闇の中で、恋人の肌の温度と柔らかな香りを感じて、自分の肩や頭を撫でる手つきの優しさに愛しさを覚えて。「愛してる」と囁かれるから「僕も」と返したいのに口が動かなくて、「朝一番に伝えよう」と意識を手放せば良い
1622
目覚めてすぐに、頭がフワついたまま愛し合う2人に惹かれます。恋人を起こして「おはよう」と言えばぼんやりとした目で見つめられるから、「なに?」と尋ねれば「幸せな朝だな〜と思って」と返されて。「君がいて、君がおはようって言ってくれる朝が永遠に続けばいいのに」と朝一番に甘えられれば良い
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汗を舐めとる一瞬には、生々しさが漂いますね。あついあついと繰り返す恋人の肌の上にじんわりと浮かぶ汗の粒が、なぜか色っぽく見えてしまって。グイと引き寄せるなり唇を寄せて、ペロリと舐め上げて「しょっぱい」と笑って。「なにしてんだよ、変態!」と赤くなった恋人に軽くはたかれてしまえば良い
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暑さも深まってきたので、恋人達には氷を口移しする「氷キス」をしてほしいです。冷たい飲み物を飲んで氷の塊を口内で弄んでいたら、相手がくっついてくるので。顎を掬い上げて、現れた真っ赤な舌の上に氷を乗せて交換し合うキスを繰り返して。口を離した後は、ポタリ垂れた水滴を舌で舐めとったら良い
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普段はニコニコと、常に笑顔を浮かべている人が表情を失うと、たちまち色気を放ちますね。2人きりになった途端に、相手が笑顔を消してじーっと焦げるような視線を注いでくるので落ち着かなくなって。「こんなにまつげ…長かったっけ?」なんて気づいたらもう、頭は真っ白になってしまうのが可愛いです