1026
平凡な容姿の相手を、ずば抜けて美しいと思っている人に愛を覚えます。自分にはきらきらしく見えているから、他人がそうとは思っていないことが理解できなくて、「世の中はみんな目が悪いんだね」と憤慨してしまって。「君の美しさに気付けないなんて人生何割も損してる」と過大に褒めてしまえば良い
1027
余裕綽々に見せかけて、相手からの愛情表現がないと弱ってしまう人が可愛らしいです。いつも相手が自分に愛を振りまいている時は素知らぬ顔をして、「はいはい」と軽くあしらっているのに、他の人間と親しくしているだけで顔を曇らせて。手を掴んで「誰が好きなの?」と甘い言葉をゆすってしまえば良い
1028
相手から与えられる「好き」の言葉に依存してしまう人がいじらしいです。毎日口にしてくるものだから、こそばゆくて「やめて」と言えば大人しく聞かれてしまって。言われなくなれば物足りなくて、また味わいたくなって。我慢できなくなって自分から「もう好きじゃなくなった?」とねだってしまえば良い
1029
相手を自分だけのものにしたいと、考えてしまう人がイケナイです。自分が束縛する権利はないと分かっているのに、他人に微笑みかけている姿を見るだけで胸が苦しくなって。閉じ込めて、自分だけに微笑みかけるようになってくれたならとふと想像して、「なんてこと考えたんだよ」と口元を覆ったら良い
1030
「逃げられない」と感じると、静かな熱を覚えてしまう人がいじらしいです。相手に壁に押し付けられる形となった時、自分より体格の優れた身体が行手を阻んでくるから、逃げることは出来ないのと悟って。瞬間に背筋を熱が駆け上って。「逃さないでいて」と感じながら、背中に手を回して受け入れたら良い
1031
「ハグをするとストレスの3分の1が消える」との説があるそうですね。疲れて言葉を発する気力も失っていた人が、相手にキツく抱きしめられた瞬間に身体の力が抜けて息がしやすくなっていくのが分かって。「大丈夫?」の声に「今、君のおかげで大丈夫になった」と自らも腕を回して、甘えきったならば良い
1032
距離感が近い人が、相手と触れ合った時だけ不思議な気分になってしまうのが可愛らしいです。肩が触れた瞬間、指が触れた瞬間、爪先が触れた瞬間、身が跳ねてしまって。他の人間となら気軽にしているハグも、想像だけで落ち着かなくなって。「なんで」と本当は意味を知りつつも目を背けて悩んだなら良い
1033
初恋を終わらせられない人が愛おしいです。もう時は経っていて、可能性がないことは分かっているし、なくてもいいと頭では思っているのにふとした時に面影がよぎって、よぎる度に胸が締め付けられて。「こんなに悩むんだったら、一回きちんと振られておけば良かったな」と自嘲するしかなかったなら良い
1034
今の恋が終わることを恐れる人がいじらしいです。燃える心はあって、これからも一緒にいたいとは思っているけれど、恋には寿命があるとよぎれば自らの感情の将来に自信が持てなくて。「ずっとこのまま好きでいたい」と考えたなら苦しくて「最後の恋にしたい、から」とかたわらの身体に絡みつけば良い
1035
相手の赤い肌を見て、いけない想像を膨らませてしまう人が悪いです。アルコールのために赤く変わった肌を見て、触れてもいないのにその熱さを想像してしまって、してしまえば相応しくない映像が目の端によぎって。「そんなこと、考えちゃダメなのに」とモヤつく胸を、自分も酔いのせいにしたなら良い
1036
感情が、肌の色にそのまま現れてしまう人が艶めかしいです。無表情を装うとしても、相手を視界にいれるだけで肌に熱が集まっていくのが分かって、平静でいようと思えば思うほどにどうしようもならなくなって。「そんなに赤くなるんだね」と笑われたら、もう顔も上げることが出来なくなってしまえば良い
1037
キスをするたびに、身体の力が抜けてしまう人が可愛らしいです。子供じゃないのだからと思っているのに、皮膚が重なって舌が交わると思考が溶けていってすぐに何も考えられなくなっていて。気付けば相手に支えられる形だから、唇を離した後に恥ずかしくなって「キスは嫌いだ」と苛立たしくなったら良い
1038
キスをしている瞬間に、目を開けて相手を見ている人が美しいです。相手には閉じるように言うのに、自分はこっそりと目を開けて、唇を重ねている姿を見つめて。赤く色づいた肌や蕩けた表情や息をこぼす姿を全て視界におさめて。「こんな姿を見ることが出来るのは自分だけだ」と考えて恍惚としたなら良い
1039
苦しい現実の中で寄り添って生きている恋人達が、眠りの狭間で言葉を交わしていくのが愛おしいです。ボンヤリと意識が遠のいていく中で、優しい体温があるから目の奥が熱くなって。「すき」と声にすれば「僕もだよ」と返してくる声があるから胸が痛くて。「明日も言えたらいいな」と意識を手放せば良い
1040
悪夢を見た人が、いつになく相手に縋る姿がいじらしいです。悪い夢を見て飛び起きて、息を乱しながら暗闇に目を向けたら隣に眠る相手を見つけて、無意識のうちに手を出していて。伝わった心音に、混ざっていく体温にまた胸が乱されて、もう恐怖は感じてないのにほたほたと涙を落としてしまったなら良い
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歳の差がある恋人達の年上が、年下の成長に胸を乱される姿が美しいです。恋心はあるけれど年下だから、子供みたいなものと思って可愛がっていたのに、ふとした時にクッキリとした身体の線や熱をはらんだ声を捉えてしまって。「もう、ずっと前から大人だったんだな」と思えば、突然胸が詰まったなら良い
1042
歳の差がある恋人達の年下が、子供扱いに苛立つ姿がいじらしいです。年下であるのは事実だから、いつもは仕方ないことと思ってはいたのに、ふとした時に「ガキとしか見られてないのかな」と思えばもどかしくて流すことが出来なくて。「どうしたら大人に見てくれますか?」と、強気に迫ってしまえば良い
1043
相手が鈍感なために、自分から積極的に迫るようになってしまった人がいじらしいです。2人きりでいるのに近づいてもこられないから自分から隣に座って膝に手を伸ばして、ゆっくりと撫でてみて。それでも行動してこない相手に「ねぇ」と声を出して、「そんなに魅力ない?」と直接問いかけてしまえば良い
1044
経験の少ない相手に教え込んでいく、経験豊富な人が美しいです。「どうすればいいの?」と何も知らず何も分かっていない相手が可愛く見えて、あれしてこれしてと口で指示を出して素直に聞いたら褒めてあげて。気付けば従順になった相手に「一生可愛がってあげるからね」と甘やかしてあげたなら良い
1045
喧嘩の後に肌を重ねると、いっそう興奮してしまうとの説があるそうですね。すれ違ってしまった恋人達が、仲直りはそこそこにベッドにもつれこんで、素肌を重ねて。いつもよりも煽られて、このまま滅茶苦茶にしてやりたいとの欲が湧き上がってくることに戸惑いながらも、どうにも止まれなかったなら良い
1046
身体の関係から始まってしまった2人が、少しずつ距離を縮め直していく姿がいじらしい。ベッドに雪崩れ込んでいることを反省して話してみようと思えば喉がかわいて、顔を見ているだけで焦りが生まれて。「普通にならなきゃ」と思うほどに分からなくなって、自分の中の愛情の表現に困ってしまえば良い
1047
相手を眠りから起こす瞬間には夢が詰まっていますね。「起きて」と声をかけて、身体をゆさぶって、名前を呼んで、髪を梳いて。ようやく目を開けた相手が、意識が追いつかずじっと眺めてくるものだからいじらしさを覚えて。「そんなに可愛い顔するなら今度からキスで起こすよ」とからかってしまえば良い
1048
寝顔を眺める瞬間はロマンティックですね。いつもは焦がれるあまり視線を向けることすら躊躇ってしまう人が、相手が眠りについているためにそっと見つめて。無防備な寝顔に覚えたことのないときめきを知って、「綺麗だな」と無意識のうちにふと呟いて、この瞬間をとどめておきたいと感じてしまえば良い
1049
大切にするあまりに触れることすら躊躇ってしまう人が愛おしい。自分を汚れた存在だと思っているから、美しい身体に触れたらそのまま穢してしまう気がして、目が合っても逃れてしまって。「許されるわけがない」と自分で自分に言い聞かせて。「どうして触れてくれないの?」の言葉を引き出したなら良い
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傷跡や火傷跡など、本人が否定している跡を肯定する姿が美しい。「いいものじゃないから」と相手が見られることを躊躇った箇所に優しく触れて「なんで隠そうとするの?」と尋ねて。「汚いから」の声に「綺麗だよ」と真っ直ぐに返して。唇で触れて舌でなぞって「君は綺麗だ」と心の奥まで触れたなら良い