なので暢子が就職も住居も決めないまま上京したのはおかしいと憤慨する人が多いみたいだけど、戦前から沖縄県人会のある鶴見にいったらなんとかなったんだと思う…って解釈でいいがでしょう?w 実際、女工にならすぐなれたはず。アパートも契約書だ、敷金だ、保証金だなんてことはなかったろうし。
これは沖縄の人だけじゃなく、なにかあって逃げるように地元を飛び出しても、昔は落ち延びる先があったのよ。就職を決めず、住む場所もなく激情的に来訪しても住み込みの仕事があって、その地で生活できた。北海道にもいっぱいいたよ。今は身分証や銀行口座がないとなにも出来ないからたいへんだよね。
借金はどうなった?という批判も多いけど、昭和は物価も給料もばんばん上がる。貯金でもすごい金利が付く。うちの父は初任給が1万円代なのに、俺が小学生の頃は20万とかもらってるわけ。俺の知識は偏ってて推測なんけど、そう考えると借金とかどうにかなったような気もする。違ってたらごめん。
いまバイトで月に15万もらってるとする。15年後に20倍だから…300万もらってんだよ。それで借金が消えるかしらんのだが、今とは事情がずいぶん違う。脚本家がどこまで考えてるか知らんけど、考証はかなりのプロがしてるはず。NHKはちゃんと補正してて、視聴者が気づいていないのかもと言いたかった。
30代にがっつり仕事したら、40代はそのお釣りで食える。50代にがっつり仕事したら、60代でたぶん死ぬ
今日の『ちむどんどん』を補足する。鶴見には戦前から県人会、会館があった。戦中、焼夷弾で焼かれるのを防ぐために取り壊したが、すぐ再建された。沖縄人が鶴見に定住したのは、潮田・生麦の海岸線が遠浅だったため、浅野総一郎が大正2年から15年に渡り埋立工事を始め、京浜工業地帯が出来たから。
背景が分かると、比嘉家のお父さんがどんな人生を歩んできたか、おぼろげながら想像出来る。それに終戦直後は、アメリカが沖縄を占領していたから、引揚者や疎開者も沖縄に戻ることが出来ず、定住を選んだ人もいた。以前、県人会は難民センターと書いたけど、鶴見には難民労働組合があったんだよ。
鶴見の県人会の人が書いた本には、大和人(ヤマトンチュー)、沖縄人(ウチナンチュー)、朝鮮人(チョーシナー)という差別があったと書いてる。ドラマはいま、本土返還の1972年だけど、当時、鶴見にいた旭琉會の幹部に訊いたら、鶴見の下宿や飯屋によく「沖縄人お断り」って貼ってあったみたい。
『ちむどんどん』は沖縄復帰50年の記念のドラマだから、口を出してくる部外者が多いんじゃないのかな。がっつり説明がないだけで、抜けを落ちたその部分を補足すると詳細に調べてるのがわかる。あと現代の基準ではギリギリまで攻めてる。これから先は知らんが、なかなかいい脚本と思うな。
沖縄人たちが味わってきた差別や苦しみを描くなら、差別する側の描写がいる。我々日本人の醜さを描かねばならぬ。ならば沖縄を舞台にするより、本土がやりやすい。鶴見を出したのはポイントが高い。これで流れが変わるのでは、と期待してるけど、うちにはテレビがありませんw
私は楽しい。私は幸せ。私には沢山友達がいる。これがSNS危険な香りスリーカード。プラス私は儲かってる。私のノウハウを伝えたい。これでロイヤルストレートフラッシュ。金配りは論外。
指を詰めたら詫びる相手に持参し、「手当てしてこい」といわれから病院に行くのが正しいマナーらしい(※マジ)。中にはそうしてる人もいるんだと思う。刺す・撃つときも、刺される・撃たれるときも前からが正しいマナー。後ろからの襲撃は卑怯だし、背後を撃たれると背を向けて逃げたことになるので。
ヤクザ業界だけのマナーと思ってたら、けっこう一般人が言っててびっくりしたものがある。それはAさんを介してBさんを紹介してもらったら、Bさんに連絡する際にはAさんをブリッジ、もしくは先に連絡して承諾をもらわなきゃならない謎仁義。友人や人脈は、その人のものという理屈なんだろうな。
テキヤの商売の基本は、値引きをしないことなんだそうです。原価が安いのだから、焼きそばの値段を割引きして、もらう金を減らすくらいならおまけにもう一個つける。だからそのヘアケア製品も利益率が高いのだと思いますw twitter.com/cnozomi/status…
沖縄ヤクザの歴史を解説しようと思い、週刊誌の相関図に手を加え、しかし手書きのスキルしかなく、おまけにけっこうたいへんで3時間かかった。俺はなにをやってるのか。なぜTwitterにここまでの情熱を注ぐのか。でもこれでだいたいわかるはず。誤記があったら申し訳ない。
西成山王町の明楽、今日解体したらしい。お世話になった親分の姐さんが電話くれた。本当によく泊まった。さみしいな。
池袋で迷彩柄のレインコートを着てるウーバーイーツの自転車を立て続けにみた。曇天の下、街路樹などに溶け込んで本当に見えない。死にたいのかな。
これで『ベルセルク』が完結したらすごいね。あえて矢面に立つ森恒二と愛弟子たちが男前すぎる。慕われてたんだな。なんか嬉しいな。読者を酔わせ、三浦建太郎の未練を成仏させてくれ。ファンとして買って支えます。
週刊誌をはじめ、オールドメディアの編集は、原稿の内容を「よかった」と言ってくれるけど、ネットの編集者はPVが「よかった」としか言わんな。本当にそれしか言わん。中高年ライターに嫌われるぞw
以前、インタビューした親分に再会したので「『ヤクザは頭の後ろにも目を持て!(そのくらい周囲に気を配れ)』と言ってましたよね?」と訊いてみた。 「恥ずかしすぎる。忘れてくれ。そもそも後ろに目があったら気持ち悪い。わかったふうな人生訓をいうヤクザは最悪」 と、昔の自分を全否定だったw
とある組長に『オレンジページ』と『レタスクラブ』の違いを訊かれた。「住吉会と稲川会みたいなもん」と説明したら「どっちが住吉で、どっちが稲川?」。焦って話題を変えましたw
政治家を取材してビビったのが、この手の言動だった。自民党にもいます。 twitter.com/kharaguchi/sta…
図書館に年寄りがよくいる。話しかけるとみんな喋ってくれる。なんの目的もないけど死ぬまで暇だから、とりあえずなんか調べて、コピー取って、ファイルしてるらしい。何ヶ月もかけて作った落語のファイルを、欲しければあげると言われた。固辞したが。みんな男で女性はほぼいない。面白いよね。
「客から対価を得て性的好奇心を満たすようなサービスを提供するという性風俗業の特徴は、大多数の国民の道徳意識に反するもので、異なる取り扱いをすることには合理的な根拠がある」って何回読んでも相当ヤバいだろこれ。俺が生まれ育った国の裁判所は、こんなことを平気で言うのか。ショックすぎる。
実際、性風俗産業の働き手を蔑んでるヤツは多いんだろうよ。売春婦に石を投げる愚か者は現代にもいる。だとしても法律を守って、税金を払って、誰にも迷惑を掛けず、社会秩序を乱さず仕事してんじゃん。全ての国民は平等という建前を崩したら地獄へのドアが開くぞ。主義主張や支持政党は関係ない。