ドミニカ共和国。 「ウクライナの人々に対するロシアの行いの全ては、国連憲章、ミンスク合意、ブタペストメモランダムなどに反している。これほどひどいパンデミックがあった後だ。なんて世界はなんと汚い場所なんだと、もうこれ以上、死や悲しみはいらない」
パラグアイ。 「安保理の改革は急務だ。核兵器使用の脅威を含め、状況は悪くなるばかり。いかなる正当化もできない。平和を希求する我々としては、敵対行為の即時停止、対話及び交渉の再開を求める」 ロシアの核戦力態勢強化に批判が集まっている。
コロンビア。 「私たちが経験している状況は、極めて深刻なものです。沈黙でいることはできません。今朝、数十人の子どもが殺害されたと聞きました。あと何人、殺害されるのでしょうか。政治的な自由の制限、表現の自由の抑圧には、強い反応が必要です」 核軍縮の必要性も。核禁条約の批准国。
初日は45人が演説しました。 きょうも50人程度になるのではないかと思います。現在のところ、スピーカーリストに116人入っているので、3日目に突入することは確実です。 28日の主だった発言者は以下にまとめています。 twitter.com/fujiwara_g1/st…
NY時間1日午前10時、まもなく国連総会の緊急特別会合、2日目が開かれます。 ドイツやオーストラリア、キューバ、ハンガリー、クウェート、イスラエル、韓国、ベネズエラあたりに注目が集まります。 決議案は2日に採択予定で、すでに80カ国以上さ賛同が集まっています。 digital.asahi.com/articles/ASQ31…
これはすごい。 ジュネーブで開かれた国連人権理事会、ロシア・ラブロフ外相のオンライン演説を前に、100人ほどの外交官が一斉に席を立つ。事前に申し合わせして、絵面のインパクトが残るようにした模様。 これも立派な国際社会としての意思。 ■1:50:00あたり→bit.ly/35ExGyT
こちらはウクライナ人の記者。 英ジョンソン首相の会見で、ウクライへの攻撃に対してもっと行動してほしいと憤る。 「NATOは第3次世界大戦を恐れているといいますが、すでに始まっているんです。その被害を受けているのは、ウクライナの子どもたちなんです」 twitter.com/SebastianEPayn…
こちらがその通訳者の方。 「私は会議通訳者です。10時間の和平交渉も訳します。でもきょうは、ドイツのテレビでゼレンスキーの通訳を最後まで終えられませんでした。最後の彼の言葉で涙を流してしまいました。ウクライナの皆さん、大好きです」 twitter.com/kat67840280/st…
ドイツで放送されたゼレンスキー大統領の演説。同時通訳者が涙でつまる。 「ウクライナの皆さん、私たちは、自分たちが何を守っているのか知っています」 「間違いなく勝ちます。我々の兵士一人ひとりに、栄光あれ。ウクライナに、栄光あれ」 との内容だった。 twitter.com/ianbateson/sta…
国連総会で何度も名が出ていたICC=国際刑事裁判所。戦争犯罪などを調べる組織です。 その主任検察官が「捜査開始を決めた」。 予備調査で「合理的な根拠あり」と判断。14年のクリミア併合時から調べるといい、すでに証拠保全の機会を探っていると。ロシア包囲網の一環。 icc-cpi.int/Pages/item.asp…
ポーランドには、30万人以上が避難しています。 野島記者@nojimajunの国境ルポ。 "2日分の食料や衣類をバッグに詰め、ペットのチワワ犬ニックを車に乗せ、ポーランドへ" "「ロシア軍が攻めてきても絶対戦わないで。自分の命を守って」。長男にはそう言って、別れた" asahi.com/articles/ASQ2X…
国連の議論を追っているだけでは、現場で何が起きているのか、よくわからないところがあります。現場を見たいのですが、なかなかそうもいきません。 そんな中、高野記者が日々、戦況をつぶさに追ってアップデートしてくれています。ぜひフォローしてください。 twitter.com/takano_r/statu…
三牧先生@SeikoMimakiの見解も一部紹介します。 ”国際政治学には「偽善的パワー(hypocritical power)」という概念がある。…確かに国連はロシアの行動をとめられていない。しかし、ロシアの行動に反対する国際的な団結の場となり、その中心に米国が戻ってきている" digital.asahi.com/articles/ASQ2W…
国連が「機能不全」と言うのは容易です。たった4文字で、わかった気になれます。ただ、それで全てを片付けるのは、メディアの機能不全です。 国連に、国連の枠組みで、できることは何か。 それを考えれば、事務総長や安保理、総会の現状の動きは、フルスイングと言えます。 asahi.com/articles/ASQ2W…
国連総会の緊急特別会合、初日が終了。 6時間で総会議長、事務総長のほか、各国などの代表45人が発言。明らかなロシア擁護はシリアのみでした。 2日に予定されている決議案は予想通り、一部文言が弱められて「最終版」となりました。ただ、多くの国の支持を得るためです。 asahi.com/articles/ASQ31…
チリ、最後に国連憲章の前文を読み上げ。 ”We the Peoples of the United Nations of determined to save succeeding generations from the scourge of war.. ” 「われら連合国の人民は、戦争の惨害から将来の世代を救う」 ■テキスト→bit.ly/36UyAYJ
注目のインド。安保理決議を連続棄権。 「暴力と敵対的行為の即時停止を改めて求める。外交の道に戻る以外の選択肢はないと強く信じている。直接の対話を歓迎する。利害の相違は、誠実な対話によって飲み達成される。インドは医薬品を含む緊急支援物資の提供を決め、まもなく届けられる」
シリア、これまでの国の中で、唯一明確にロシア支持。 「西側はロシアの安全と領土保全を損なうために、挑戦的で敵対的なキャンペーンをしている。シリアは反ロシアキャンペーンを非難する。ロシアは主権と安全を守るため、国連憲章に沿って行動している」 憲章は尊重しているそうです。自己矛盾。
アルバニア、非常任理事国で、存在感を増しています。 「ウクライナ人の勇気を称賛する。彼らは正しいし、彼らは勝つだろう。ソ連は死んだ。もう何者でもない。幻想も、郷愁もない。戦争がソ連を引き戻すことは、決してない」 スピーチがうまい。短文で胸を打つ。勉強になる。
小話です。 計100人以上が演説するのですが、1人話すごとに、国連職員の方がマイクカバーを付け替えています。もちろん時間も手間もかかりますが、健康第一です。 私の仕事も頭の中も現在はウクライナ一色ですが、まだまだコロナの脅威は去ってないと、この場面を見るたびに実感させられます。
ボリビア。 「国際の平和と安全を守るべく多国間組織が必要だと理解するために、二つの世界大戦で、7千万人以上の命が失われなければならなかった。この基本原則が完全に侵害され、無辜の人々の命が奪われ、もう戻れない段階にきているのを、いま、我々は目の当たりにしている」 頷くしかできない。
一躍有名になったケニア・キマニ大使、またも素晴らしい演説。 「私たちは共通の人間性を持っているからこそ、集まっているのだと信じている。人道対応の非差別が重要だ。ウクライナでの戦争の違法性と非人道性を非難すると同時に、人間性において、いかなる時も、いかなる場所でも、人種差別を拒む」
続・日本大使。 「現状を力によって変えようとする試みは、世界の隅々で国際秩序の根幹を揺るがす。ロシアの行動は国際法、国連憲章違反だ。ロシアは外交の道に戻らねばならない」 「我々は今、法の支配、憲章を守るための重要な岐路にある。まずもってできることは、この決議に、票を投じることだ」
国連総会緊急特別会合、午後の部も始まっています。 日本、石兼公博国連大使。数日前も演説したばかり。 「ここで再び演説することがあってほしくないと、心の底から願っていた。しかし、ロシアの侵攻は、ウクライナの主権と領土保全を著しく侵害していると、改めて表明しなければいけない」
米国連代表部もロシア国連代表部12人の追放を発表。 「国家安全保障に反するスパイ活動に従事し、米国での居住権を乱用した工作員12人」とのこと。 数ヶ月前から予定していた措置、とのことだが、最も効果的なタイミングを狙ったのは明らか。