R As Well(@Luzwell)さんの人気ツイート(新しい順)

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たとえば、子どもと公園で遊んでいて「もう帰ろう」と声をかけると、「パパ、バイバイ。○○ちゃんは、一人で遊んで帰るからね」みたいなことを無垢な笑顔で言ってきたりするのだけど、そういうとき、自分の満たされた暮らしを少しも疑うことがない、愚かな無邪気さにゾッとしてしまうことがある。
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一方、文脈は少し違うが、あらゆる属性について「お前は実は恵まれていないんだ」と満足度を下げることでPVを稼ぎ、物を買わせるのが最近の流行りだというのは周知の事実で、自分の認知や満足度は自分でコントロールするのも大事だと思うね。
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性差別に限らず色んなことを連想させる話だが、個人的には、「仮に人生への満足度が下がったとしても、それでも知って良かった」という人も大勢いるのではないかと思う。
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先日「女性差別が過去のものだと思っている女性ほど、人生への満足度が高い」という調査を読み、最初は素直に「性差別に遭った経験がないほど満足度が高いんだろう」と思ったけど、解説によれば因果が逆で、自分が差別される側だと気がついてしまうことで人生の満足度が下がるということらしかった。
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凍らせたペットボトルを外気に晒すとパキパキっみたいな音が鳴ったりするけど、暗闇で見てみると音に合わせて火花が散るような白い光を放っていることに気がついて、原理を想像してみているけど全く当てもつかない。誰か原理わかる人いるかな?
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ひどい事件の話などを聞くたびに、呪いというものは「この世にそういうものが存在しなければあまりにも無念すぎる」という願望から生まれたものなのではないかと思う。
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ジャン=マルク・ドルーアン『昆虫の哲学』に書いてあった話なので、良かったら読んでみてください。
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当時、ミツバチの形成する社会は人間社会が模範とすべき理想のひとつとして特別視されていたという事情があったり、宗教的背景から"メスはオスよりも小さく作られている"と信じられていたことなども相まって、「女王バチがメスである」という事実はいかにも受け入れがたいものだったようである。
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古い時代の西欧では、ミツバチの「女王バチ」がオスかメスかという論争が大きく取り上げられ、顕微鏡の発展によってメスであることが明らかになると、今度は「女王バチは王ではなく母親である」のような、人間の考える"正しい生き物"の範疇で何とか解釈しようとする議論が隆盛したということがあった。
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この「荒らし」はそのまま荒らさず部屋に残り、「普通にチャットするの久しぶり」と書いていたが、結局それくらいで発言はなくなり、やがて何も言わず退室して行った。ぼくらは楽しいチャット仲間として受け入れるつもりだったが、彼はそのようには上手く出来なかったようだった。
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昔チャットサイトで、みんなでなぞなぞを解いているところに荒らしが入室してきたから、「待って、今なぞなぞやってるから」「解けたら荒らしていいよ!」とか言っていたらすぐに答えを書いてきて、みんなですごいと褒めると「ただ検索しただけだよ」と言いながら嬉しそうにしていたことを思い出した。
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河童と相撲をとることになってしまったときは、そのまま取っ組み合ってもまず勝ち目がない。立ち合いの前にお辞儀をする、逆立ちをしてみせるなどすると、河童もそれを真似してくる。その際に頭の皿の水がこぼれるので、相撲の前に河童を弱らせることが出来る。河原を歩くときは頭に入れておこう。
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ある話題やニュースに対する「正解の反応」が高速で作られて、みんながキョロキョロしながらそれに従うみたいな、インターネットのそういうところはあんまり好きじゃないと思っている。
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たとえば「改札でモタモタしているヤツ死んでほしい」みたいなことを相互フォローの人が書いていると、わざわざその直後に「ぼくは改札でモタモタして突き飛ばされる側の人間だから、モタモタしている人と一緒だと安心する」みたいに書いてしまう。自分なりの反抗である。
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青空文庫で古いエッセイなどを読んでいると、当時の「夜の暗さ」に興味を惹かれることが多い。明治15年、「アーク燈」が銀座で燈火され、見物人が毎晩こぞったということがあり、そのルポに「地面に針を落としてみて、それをちゃんと拾うことができた」と記載があるらしく、なかなか洒落た一幕である。
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電車の中で、よその子のベビーカーと向かい合う形になり、うちの子どもが相手の目を見つめながらゆっくり蒸しパンをかじったところ、相手の子もこちらをジッと見返しながら手に持っていたヌイグルミにハムッ……と噛み付いた。
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オリンピックって、「本当は誰も開催するつもりがないのに、さも開催する気があるかのように準備していてみんな大変だな」と思っていて、本当にやる可能性があるなんて少しも考えていなかったな。
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大学生くらいになると他人のことを「使えない」と呼び出す人が出てくるけど、そういうのには引きずられない方がいいと思う。
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こういった、メッセージとも言えぬメッセージってやっぱりロマンチックだよね。別に何のメッセージも乗っかっていないのだけど、これを送れるということ、受け取れるということそれ自体が、ちょっとしたメッセージ性を伴っている。
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昔、人事システムのサンプルデータに古典文学の著名作家たちの名前が登録されていたことがあり、中身を見てみると、泉鏡花の上司が尾崎紅葉になっているなど意外なほど芸が細かく(泉鏡花は尾崎紅葉の弟子だった)、こういった遊びを密やかに仕込んだ誰かに思いを馳せたということがあった。
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ある事柄について、関係ない人ほど冷静で客観的で中立な存在に見えてしまい、実際に不利益を被っている当事者がどんどん議論から排除されるという不可思議な現象はそこかしこで見られる気がする。
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泣いている幼児がお巡りさんに話しかけられているイラストを見た子どもが、ぼくに「ねえパパ、パトカーに乗りたくて泣いちゃってるの?」と聞いてきて、まだ世の中で経験する嫌な出来事のパターンを全然知らないんだなと思った。
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一応補足しておくと、ある種の厚みが作品に存在しているということと、そういった厚みを持つ作品をただの「意味がわかると怖い話」のように消費することは別であるということね。
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大学の時の米文学の教授が、作中の表現に対して学生が提示してくる様々な「○○は××のメタファーである」という解釈に対して、たびたび「うーん、そうなのかもしれないけど、そこが面白いところなんだっけ?」と言っていたことが、自分が作品を鑑賞するときの基本的な態度に影響を与えている。
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職場のチャットのステータス欄にみんなが「在宅勤務」「休暇」とか予定情報を入れているのを最近知って、「元気」と入っている自分のステータスをジッと見ていた。