R As Well(@Luzwell)さんの人気ツイート(いいね順)

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ドライブ・マイ・カー、すごく良かった。男の夢想として、女性がある種の不思議な力を持った妖精のように、理解を超えたミステリアスで非常識な存在として描かれるのはよくあることで、そこに「謎は何もなく、ただそういう人だったというのはダメなのか」という言葉がストレートに刺さるなと思った。
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ぼくは他人の視線を内面化しやすいタイプなのか、例えば相手から「こいつはダメなやつだな」と思われていると感じると、一種の自己暗示状態になって、本当に所作から話し方まで全て自分の考える「ダメなやつ」のそれになることがある。もちろんその逆もあるけど。
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大学生くらいになると他人のことを「使えない」と呼び出す人が出てくるけど、そういうのには引きずられない方がいいと思う。
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ぼくもおじさんの接待みたいなのは大嫌いだけど、ブラタモリのことはかなり好きだな。もうおじいさんと言っていい年齢なのに、タモリが自分でたくさん歩いて、あんまり偉そうにしていないからだと思う。
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ひどい事件の話などを聞くたびに、呪いというものは「この世にそういうものが存在しなければあまりにも無念すぎる」という願望から生まれたものなのではないかと思う。
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河童と相撲をとることになってしまったときは、そのまま取っ組み合ってもまず勝ち目がない。立ち合いの前にお辞儀をする、逆立ちをしてみせるなどすると、河童もそれを真似してくる。その際に頭の皿の水がこぼれるので、相撲の前に河童を弱らせることが出来る。河原を歩くときは頭に入れておこう。
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今日、ホームセンターで工作に使う道具を見ているときに、近くから「まあ、大は小を兼ねるって言うしな……」と話しているのが聞こえて、ホームセンターで聞こえてくる会話としては最も不安になる種類のものだなと思った。
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もしかすると、今の「かゆくてもあまり掻かない方がいい」というのは、「掻く」よりも有効な治療法が様々に発明されているからであって、自然状態では「掻く」が大体の最適解なのかもしれない。
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「女は女というだけで幸せに生きている。自分だって女だったらもっと楽に生きられた、憎い」という考えを持っている人ってよく見かけるけども、それ自体が偏った考えであることは言うまでもなく、そういう"女性一般"に対する偏見を、目の前の個別の人間に躊躇なく適用する軽率さというのもよく感じる。
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正月、実家から送られてきた冷凍のおせちの重箱を自然解凍させていたら、伊達巻や栗きんとんはすぐに解凍されたのに、蒲鉾とかはまだまだ凍ったままでだいぶ解凍スピードに差があり、ぼくが小学生だったらこれを自由研究のテーマにするなと思った。おせち解凍ダービー。
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毎度のことながら、教養の使い道として最初の方に「教養ギャグを理解できる」が挙がるのが、教養というものがどう扱われているかについて色々な示唆を与えてくれるね。
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子どもが月を見るときに「○○ちゃんの月」と言うのはなぜなのかと妻が不思議がっていたので、幼児の知識の範囲で考えれば、世界の全員が同じひとつの月を見ているという方が有り得なくて、それぞれの場所にそれぞれの月があると考える方がむしろ論理的なのではないかと説明した。
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ぼくみたいな人はもしかしたら共感してくれるかもしれないんだけど、「キャラに入ってしまう」というか、例えばコンビニの店員さんとかから「ダメなやつだな」と思われていると感じると、一種の自己暗示状態になって、本当に所作から話し方まで全て自分の考える「ダメなやつ」のそれになることがある。
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10年以上Twitterをやっていることもあり、長く相互フォローの人とかはもはや面白いとか面白くないとかそういう感覚じゃなくなっている。
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美女と野獣のガストンについて調べたら、「子供の頃は一日に48個の卵を食べていた。大人になってからは一日60個食べている」と書いてあって、いくら嫌いなやつだからってこんな設定にするのはかわいそうだよと思ったことがある。
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あべちんの星野源とのコラボ動画、何かメッセージを発したりするわけでもなく、ただくつろいでいるあべちんが映っているだけっていうのが「めちゃくちゃ場違いなタイミングで場違いなことをやる」というギャグの基本をしっかり押さえていてかなり笑ってしまった。
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PINK BBSにスレH板というものがあって、そこでは見知らぬ同士が相手を募集して文章上のセックスをしていた。当然、"セックス"にはかなりの筆力が必要で、文章が上手い人は男女問わず引っ張りだこである一方、文章力に自信がない人はすぐ媚薬を登場させると愚痴スレで詰られたりしていて可哀想だった。
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ひとりでタクシーに乗って嫌な目に遭った経験なかったけど、妻とタクシーに乗ったらいきなり運転手の人が「結婚するならとにかく若い女がいい」みたいな不愉快な話を始めて驚いた記憶がある。面食らってろくな抗議もできず、初めて「女性はタクシー運転手に不快な接客をされやすい」という話を知った。
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当時の自分はこういう会話をコミュニケーションと思っておらず、とにかくその場の「正解」の返事を探すことに腐心してしまっていたのだった。
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「自分はひどい目に遭っているのだから、このくらいのことは許されるはず」というような無意識の正当化のもとに、モラルが低下するという場面は結構あるように思う。
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参政権のある大人が、参政権のない子どものことも代わりに考えて投票しなければいけないように、参政権のある日本国籍者が、参政権のない外国籍の人のことも代わりに考えて投票する必要がある(少なくともその責任を負っている)というのは、そんなにおかしな話に思えないけどな。
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「女は悩みを聞いてほしいだけでアドバイスが欲しいわけじゃない」的な言説について、アドバイスが欲しいだけで説教されたいわけじゃないという例もあるのではないかと思った。
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近隣の図書館ではもうこういう日付のスタンプを押されなくなって久しいので、自分が生まれるより前にこの本を借りた誰かに思いを馳せるようなのはこれから先は少なくなっていくのだね。
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「絶句する」という体験ってあまりしたことがなかったけど、盗撮アカウントのbioに「初心者ですがお願いします!」とか「作品の無断転載は禁止です!」とか書いてあるのを見たとき、本当に1ミリも悪いことをしていると思っていない、あまりにも素朴で幼気な倫理の欠如に何も言葉が出てこなくなった。
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「俺もお前も同じものを読んだ、それでいいじゃないか」というときもある。