R As Well(@Luzwell)さんの人気ツイート(いいね順)

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おれは、どんな気持ちで選手村を脱走して名古屋を目指したんだろうと考えたら、そしていまどんな気持ちで過ごしているんだろうと考えたら、笑う気になんて少しもなれないよ。何でも笑ったらいいというものじゃないよ、本当にさ。
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新卒の頃、毎日仕事で苦しんでいたとき、偉い人に「仕事は面白いか?」と聞かれて、「はい!」と返事したら、がっかりしたように「レベル低すぎない? 俺は若いときめちゃくちゃつまらないと思ってやってたけどね、その仕事」と言われ、気まぐれクイズみたいなのやめてほしいと思った記憶がある。
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同様に、講義などで「ここまで聞いて、「あれ?」と思った方もいらっしゃるかと思います」などと言われるとき、「あれ?」と思っていたことはほとんどない。
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ラインナップを見ると、一口に「貸出が一度もない」と言っても、「特定の興味・職種でないとまず借りない」「大型本で借りにくい」「子ども向けだがテーマ自体が難しい」など様々な方向性での”貸出ゼロ”があるということがわかって面白かった。
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その後、彼とDMで会話をして、「万能感から、自分の想像外の話を全て嘘だと決めつけるのは勿体ないよ」というような話をしたら、まだ続けるようなことを言っていたものの数日で更新をやめたので、ぼくは彼が「意外と嘘ばかりとも言えない」というシンプルなことに気がついたんじゃないかと思っている。
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「けりをつける」と言うときの「けり」が、文末につく過去の助動詞「〜けり」のことだったの全然知らなかったな。完全に「蹴り」だと思っていた。
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「マジヤバい」などの言葉を使うと「パパ、ダメな言葉だよ」と指摘してくれる子どものお陰で、「誇張ではなく本当に危険」「真剣に素晴らしいと思う」などとより誤解のない語彙で会話がされている。
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「80点で良いから終わらせるのが大事」という精神で40点の成果を繰り返しているので、さすがに職を失うかもしれません。
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「見知らぬ全員を代表してなぜか謝ることになる」というあるある面白話であって、ラーメン屋さんに怒ったり「5日が給料日の人もいる」とか揚げ足を取るような話ではないです。
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「司会者を紅白に分けない」「今年のテーマはカラフルである」ということがつまりどういうメッセージなのかは特に説明しなくて、まるでメッセージなんかないように曖昧に濁すのが「体裁は整えたいが波風は立てたくない」という葛藤を感じさせる。
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子どもがまだ2歳児クラスのとき、会うと必ずハグをするほど大好きな男の子がクラスにいて、一度登園ついでに教室を覗いたら、他の子がオモチャを取り合って騒がしく遊ぶ中、その子は教室の床に仰向けに寝転がり、自分の両腕を枕にして天井を見ていて、これは確かに大好きになっても仕方ないと思った。
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面白かった本について聞かれたので井上円了の『妖怪学』を紹介して、「19世紀にこっくりさんの謎を科学的に解明した上に、発祥がアメリカであることまで突き止めているんですよ!」と言ったら、「暇な人がいるもんですね」と言われたので、心に住んでいる小さなハムスターが巣穴から出てこなくなった。
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日本語がかなり上手い日本語ノンネイティブの同僚2人が、「お申出ください」という文言を見ながら「これなんでしょう、おもうしだし……?」「『しんしゅつ』だと思うよ。送り仮名がないからね」などと話しており、高度に語学を習得している人の会話で面白かった。
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サンタとかは信じていなかったのに、昔父親が言っていた「電柱を食べたことがある」という嘘は完全に信じていた。
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同僚でAIBOを家族のように可愛がっている人がいて、AIBOを本物の犬のように深く愛していることがわかるだけにその人と話すときは細心の注意を以て語彙を選び取っているつもりなのだけど、それでもふと無意識に出てきた言葉で傷つけてしまったのが表情で伝わってくることがある。
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シッターさんが用事があって途中で交代することになり、次のシッターさんに「今この子は本屋さんをやっていますが、ここに並んでいる本たちは今は売っていません。55年後になったら売るそうです。この折り紙は船と飛行機で、お店から移動するのに使います」と丁寧に子どもの設定を引き継ぎしていた。
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アフガニスタンの件で、街中から女性の肖像が次々消されているというニュースに「これがフェミの望んだ世界だなw」みたいなコメントをしている人がいて、その残酷さに言葉を失うというか、何もかもを遊びの範囲でしか理解することのない幼児の鈍感さみたいなものを目の当たりにした気持ちになった。
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「子どもの出産を条件に奨学金の返済を減免する」と書くと当然反発は大きいが、「奨学金の返済を理由として出産を躊躇う人が減るように、出産・育児で収入が減った人の奨学金の返済を減免する」と言うとそこまで変な話には思えず、誰のための制度なのかを明確にすべきということなのだと思う。
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昔、人事システムのサンプルデータに古典文学の著名作家たちの名前が登録されていたことがあり、中身を見てみると、泉鏡花の上司が尾崎紅葉になっているなど意外なほど芸が細かく(泉鏡花は尾崎紅葉の弟子だった)、こういった遊びを密やかに仕込んだ誰かに思いを馳せたということがあった。
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別に「そこでぼくは変わった!」みたいなボケナスなことが言いたいわけではなく、ずっと似たようなことは繰り返していて、色んな人を傷つけたり見限られたりし続けているんだけど、それでも、彼女はとにかく良いヤツだったから、信頼を裏切られるみたいな体験をさせたくなかったという後悔がある。
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以前読んだミステリー小説で、電車を降りるときに、乗り越しの不足分だけを精算して、帰りの電車賃をSuicaにチャージしなかったことで、帰るつもりがない(すなわち、自殺しようとしている)ことが探偵役に看破されるというシーンがあったのだけど、ぼくは普通にこういうところがあるなと思った。
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大学進学以降は彼女とそこまで仲が良かったわけではないし、客観的に見たらくだらない話でもあるけど、「過去に戻れるならどこを修正するか」で思い浮かぶ無数の地点のうちのひとつになっている。
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最初にトイレットペーパーを買い占めたやつはデマで買い占めたかもしれないけど、実際に買い占められてしまえば「買い占めでトイレットペーパーが買えなくなる」という不安でみんなが店舗に走るので、めちゃくちゃな理由でも一旦買い占めが発生すると雪崩を起こすように買い占めが進むんだと理解した。
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大好きなパンを食べていた子どもは、「すごくおいしいよ、パパもちょっと食べてみて」と言って、指先に乗るごくごく小さな欠片をくれた。
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昔勤めていた日系の古い会社で、結婚している社員に支給される家族手当だったり社宅だったりというものがあったのだけど、これが男性の場合は無審査で支給・貸与されるが、女性だけ配偶者側にそういった制度がないかの確認が求められ、自分が大学とかで受けてきた教育と現実の差に困惑した記憶がある。