NS@小児科医 (Noritaka Shintani)(@nuno40801)さんの人気ツイート(リツイート順)

子どもの衣類でフードやひもやひっかかって事故が発生するリスクがある点について以前から注意喚起がされています 子どもの衣類に関して, 危ない目に遭った経験をもつ保護者の方は少なくないとも報告されており身近に存在するリスクの1つです 今一度, 気をつけていきましょう gov-online.go.jp/useful/article…
【手足口病①】 手足口病がニュースでも出ていたので, 一般小児科レベルで, 最新の情報も交えつつ改めて簡単に紹介したいと思います. 手足口病は「手のひら」や「足の裏」の発疹, 口の中に病変がみられることが特徴的なウイルス感染症で, 夏かぜの1種として知られています.
就学前の百日咳を含めた三種混合ワクチンは任意接種なのになぜ小児科学会では推奨されているかというと, 百日咳の報告数は小学校に入る頃の年齢に多いためです. そういう推奨があるのを「知った」ので接種しました(予約しました)という言葉をたまにいただきます. 多くの方に知ってもらいたいですね.
<今日のスペースのまとめ> ・インフルエンザワクチンはなるべく早めに接種する方をおすすめ ・2回接種する場合には, 1回目と2回目の間隔は4週間が標準的 ・シーズンや年齢などによっても異なるが, 多くの研究で一定の効果があることは示されており, 今年も期待される ・1歳未満でも基本的には推奨
日本脳炎に対しては, 複数の都道府県において毎年同様の調査が行われています. 一般の方ではこのニュースに驚かれている方も見受けられますが, 特に高知県などの西日本ではほぼ毎年豚での流行がみられている地域が多いです. yomiuri.co.jp/medical/202107…
国民生活センターが 「樹脂製の折りたたみ式踏み台での指挟みに注意-乳幼児が手指の先を切断する事故が発生しています-」 を公表しています. 小さいお子さんがいる家庭でもそれなりに普及しているとも思われるので, お持ちの方は管理には気を付けましょう. kokusen.go.jp/news/data/n-20…
麻疹は過去の病気ではありません. 5年前の2018年の春に, 外国人観光客を発端とする麻疹のアウトブレイクが沖縄で発生しています(101例が報告されている). その際に様々な緊急的な対応が行われたことは記憶に新しいです. twitter.com/nuno40801/stat…
当たり前ですが, 人体は体に入ってきたものを自然か人工かでは区別しません. 区別するのは自己か非自己かです.
接種後すぐには予防効果が期待できないことはごく一般的なことだと思われます. 記事にはそういった大事な説明が不足しており誤解を招く恐れもあるので, 効果や安全性に関する話題は慎重かつ丁寧に扱うべきでしょう. news.yahoo.co.jp/articles/7f2af…
看護師さんが製作した外勤先の外来の時計 (ちゃんと動く)
今からでも遅くはありません, お子さんのインフルエンザワクチンの接種をオススメします. 日本や米国の小児科学会の, 「一番詳しい可能性が高い」専門家の集団が, 生後6か月以上のお子さん皆さんの接種を推奨しています. 強調しますが, 1歳未満でも推奨されています.
理由はわかりませんが, 麻疹風疹ワクチンの1回目接種から95%を下回るのは望ましくない状況ですね. news.yahoo.co.jp/articles/3e3d7…
米国での研究: 乳児の予期せぬ突然死(SUID)のうち82%は原因不明に分類されていた. SUIDの多くは安全ではない睡眠環境で発生していた. また窒息によるSUIDの約75%は柔らかい寝具による気道閉塞が原因であった. 小児科医たちはそれなりの根拠を持ってリスクを判断しています. publications.aap.org/pediatrics/art…
医師以外が医師やそれと紛らわしい名称を名乗ることは禁止されていますが, いまだにTwitterではそういった行為をされる方がいることに驚かされます. SNSだからバレないだろう・責任は問われないだろう, と軽く考えない方がいいです.
あまり認識されていませんが, インフルエンザが流行した場合, 一般的には受診された患者さん全体(全年齢)のうち40-50%は0-14歳です. つまりインフルエンザが流行すると, 40-50%は子どもを診てくれる医療機関に受診することになるので, 相対的にそこへの負荷は強くかかります.
【定期】 「子ども用の市販のかぜ薬」には様々な成分の組み合わせた製品が販売されています. ただ, どれもエビデンスが非常に乏しく効果や安全性は不明です. またほとんどに第1世代抗ヒスタミン薬が含まれており安全性への懸念もあります. 小児科医としてオススメできる製品は1つもないのが現状です.
麻疹は感染力が非常に強い感染症で明らかに有効な抗ウイルス薬はありませんが, ワクチン接種が有効です. 非常に少なくなりましたが, 今でも国内では散発的に発生しているので, 常に備えている必要はありますね. www3.nhk.or.jp/tokai-news/202…
【全国におけるRSウイルス感染症の発生状況】(第21週) (5月24日〜30日) 最新の流行状況に関するデータがほぼ揃ったので共有します. 全国的にも報告数の増加傾向が強くなっており(グラフ参照), 多くの都道府県は前週と比べて報告数が多くなっています.
日本小児科学会には重症度が高い傷害を繰り返さないために 『Injury Alert (傷害速報)』 で情報を公表しています. その中でも「ブドウの誤嚥による窒息」は印象的な事例の1つです. 公表されたのは6年以上前になるのですが, なかなか情報は活かされないですね… jpeds.or.jp/modules/injury…
1歳未満でのインフルエンザワクチン接種に関しては ・効果がない(免疫がつかない) ・保育園などを利用していなければ接種は不要 という説明されることがありますが, いずれも明確な根拠はありません. 従って, こういった内容で接種を判断しないほうが望ましいと思います.
「ベビー枕」としていくつかの商品が販売されており, 中には小児科医監修のものもあるようです. ただ睡眠関連の窒息のリスク上昇が懸念されることから, 新生児/乳児の睡眠環境では枕などの寝具は使用しないことが推奨されています. よって一般的に「ベビー枕」は使用しない方が無難かと思われます.
「御社が一般の方の理解を歪めた」ということには十分理解が進んでいます. twitter.com/asahi_apital/s…
<日本脳炎ワクチンについて> 2021年度は日本脳炎ワクチンの供給量が減少して不足することが見込まれています. そのため, 4月以降, 供給が安定するまで 「標準的には3歳で接種するI期(1・2回目)を優先する」 予定になっています. また2022年度に増産して対応するようです. mhlw.go.jp/content/000720…
【定期】 子ども用の市販のかぜ薬(せき止めや鼻水止め含む)にはほぼすべてで第1世代抗ヒスタミン薬が含まれていますが, 第1世代抗ヒスタミン薬はデメリットの方が大きいです. またエビデンスの乏しい薬剤が含まれているも多いため, 小児科医としておすすめできる製品は1つもないのが現状です.
主な子ども用の市販の乗り物酔い止め薬の一覧です. どれも主成分は似たような感じですが, 特に気になるのはスコポラミンです. 旅行医学の教科書(的存在)のCDCのyellow bookでは, スコポラミンは小児では危険な副作用を引き起こしうるので使用されるべきではない, と記載されています. twitter.com/nuno40801/stat…