NS@小児科医 (Noritaka Shintani)(@nuno40801)さんの人気ツイート(リツイート順)

水ぼうそう(水痘)は昔かかって自然治癒した人も多くいると思います. たしかに水痘は「ほとんどは」問題なく自然治癒します. ただ脳炎や脳梗塞といった中枢神経系の合併症を稀に引き起こし, それが誰に起こるかわからない以上, かからない方がよりよいです.
【全国における手足口病の発生状況】(第28週) (7月11日〜7月17日) 最新の流行状況に関するデータが揃ったので共有します. 全国レベルでは手足口病の報告数は増加傾向にあり手足口病の報告数の多い地域も増えてきています. 手足口病にはアルコール消毒の効果は期待できないので, 手洗いでお願いします
解熱薬以外の子ども用の市販のかぜ薬 (咳止めなど)については, 現時点では小児科医の視点から見たものではオススメできるものは1つもありません. よって子ども用の市販のかぜ薬はあらかじめ準備しておいたり, 外来受診できないためにわざわざ購入しに行ったりしなくてもよいと思われます. twitter.com/nuno40801/stat…
ロタウイルスワクチンは10月1日から定期接種となります. 2020年7月生まれだと10月に入ってもワクチン接種の対象年齢ですが, 定期接種の対象となるのは8月1日生まれからになります 7月31日生まれまでは遅らせても自己負担があることには変わらないので, 接種できるようになったら早めに接種しましょう
JAMA Pediatrics誌の一般の方向けのページでの「乳児にとっても安全な睡眠環境」について: ・かたく平らな寝床を使用する ・睡眠スペースに柔らかい寝具(枕, ブランケット, ゆるいシーツ, おもちゃなど)は置かない 安全のため絵のような環境が望ましいことがわかっています.
通説では男児は2歳児の身長x2, 女児は1歳半の身長x2くらいになりやすいとされていて, 基本的にはこの時期の身長は最終身長との関係性は強いです. ただしいくつかの影響により左右されることがあり, 代表的な例は思春期のタイミングがあります. 思春期が早いと予想よりも低く遅いと高くなりやすいです. twitter.com/TOTB1984/statu…
日本小児科学会のInjury Alert (傷害速報)がいくつか更新されています. その中でアロマディフューザーや芳香剤を誤って飲んでしまい, 肺炎や喉頭熱傷をきたした2例が紹介されています. 「子どもは考えられないようなものでも飲む・食べる」ことには改めて注意が必要ですね jpeds.or.jp/modules/injury…
どの年齢ならするべきかといった細かい点には難しいところもありますが ・マスクはただ使用するのではなく適切に用いることが必要 ・小さい年齢では適切に使用するのは難しいことも多い ということは把握してもらうのが大事ではないでしょうか. news.yahoo.co.jp/articles/6aa5c…
供給不足が続いていた「日本脳炎ワクチン」に関して, メーカーから供給が再開された旨が発表されました. すぐに供給量が十分になるわけではなく出荷調整は続きますが, 徐々に不足感はなくなってくることが期待されます. takedamed.com/medicine/detai…
水で膨らむボール状の樹脂製品を誤って飲み込んだことで十二指腸閉塞を引き起こし開腹手術となった2歳の女の子の事例が国民生活センターのページに報告されています(公表は約5年前) kokusen.go.jp/news/data/n-20…
コロナに感染しても小児では大きな問題は起こらないと未だに思われていることがありますが, 実際には日本でも発生しています. そしてこれは日本で様々実施された対策下で起こっているということも重要です. twitter.com/SatoshiKamidan…
最近もツイートしましたばかりですが, 医療従事者ではない方が医療従事者を名乗るのはおやめください. 医療従事者にも様々な常識や暗黙の了解などがありますので, こちらからみれば感覚的に医療従事者かどうかはほとんどは判別できます. twitter.com/nuno40801/stat…
あえて何とは申し上げませんが, 日本小児科学会の一般向けのページの「子どもの家庭内事故を防ごう」の「窒息」のページの一部のスクリーンショットを貼っておきます. よろしくおねがいします. kodomo-qq.jp/jiko/index.php…
スイマーバの公式がそういった認識だとは驚きました. 実際に事故が発生しており, 使用法が適切でなければそういったリスクを伴うという事実は知ることには一定の意義があるかと思いますが.
米国のACIP(ワクチン接種に関する諮問委員会)はワクチン供給に限りがある場合 ・小児(生後6か月から59か月) ・高齢者 ・妊娠している女性 ・医療従事者 ・特定の慢性疾患を持つ人 などを「順不同」で供給すべきとしており, 個人的にはこちらの方が望ましい方針だと思いました. cdc.gov/flu/profession… twitter.com/nuno40801/stat…
「より必要とされている方に確実に届くように」と記載しつつ, 対象として接種が優先されているのが高齢者のみなのはなぜでしょうか. インフルエンザにおいてハイリスクである小児は「より必要とされている方」とはみなされていない, というようにみえますが. twitter.com/MHLWitter/stat…
テレビ番組でハードロックやしめじが免疫力アップの効果があるってやってましたし, 3日連続で免疫力アップの特集をやるようですが… 繰り返しになりますが「免疫力アップ」という話があったら, ほとんどその内容は疑わしいと考えてよいです.
そういう認識とはこの件です. 間違って消えちゃったみたいなので
効果がないものはコストだけでなく, このように余計なリスクを高めてしまう恐れがあります. 「念のため」「もしかしたら効くかも」と試すようなものではありませんので, 家に置いておかないことをオススメします. twitter.com/Niigata_u_ped/…
経験からもわかりますが, 災害が起こるとSNSなどでデマの情報が出回ります. 「〜らしい」「〜から聞いたんだけど」のような伝聞系の情報は特に要注意なので, よく確認するようにしたほうがよいです. また新型コロナウイルス感染症に関係させたデマも予想されます. 大変なときほど慎重に.
明日から長期の休みに入る方やそれに伴って帰省される方も少なくないと思います. そういう時は普段と異なる医療機関に受診することもよくあります. なので, いつも以上に ・母子手帳 ・お薬手帳 をどこでも忘れずに持参してください. その方がいろいろ助かるので, 今一度よろしくお願いします.
RSウイルス感染症の流行地域をもう少しわかりやすくならないか…と思い, 1つ試作してみました. ただ色分けや見せ方とかでもう少し工夫が必要ではあります.
インフルエンザワクチンの話題について, 日本小児科医会から 「今期インフルエンザワクチン優先接種に関する日本小児科医会の解釈」 が出ました. 提言では 「小児への接種時期を一律に遅らせることは避けるべきと考える。」 と述べられています. jpa-web.org
【定期】 ワクチン接種の判断で重要なのは「自然感染後のリスク」と「ワクチン接種後のリスク」を比べることです. 表は定期接種で行われている麻疹(はしか)についてですが, 自然感染後の方がリスクが高いです. こういったものが総合的に判断されて接種が推奨され, 実施されているわけです.
なんだかんだで, 最後は病院は何とかしてくれると思われているかもれません. たしかに何とかしたいとは思っていますが, 現実には限界を越えれば何ともできなくなります.