今年はみなさん注意喚起されていますが, 豆をさせない年齢が5歳に引き上げられました. 幼稚園では3歳ならほぼ対象にならない一方, 5歳だと対象となる児も少なくないので, 豆まきの対応の変更は考慮すべきかもしれないですね. news.yahoo.co.jp/articles/66d84…
<日本脳炎ワクチンについて> 2021年度は日本脳炎ワクチンの供給量が減少して不足することが見込まれています. そのため, 4月以降, 供給が安定するまで 「標準的には3歳で接種するI期(1・2回目)を優先する」 予定になっています. また2022年度に増産して対応するようです. mhlw.go.jp/content/000720…
mRNAに関して… ここではあまり需要はないと思いますが, こういう図の方がわかりやすいんですかね. 別の場所での説明を意識してのことなんですが.
効果がないものはコストだけでなく, このように余計なリスクを高めてしまう恐れがあります. 「念のため」「もしかしたら効くかも」と試すようなものではありませんので, 家に置いておかないことをオススメします. twitter.com/Niigata_u_ped/…
「結局、根本的な解決方法は患者の増加を抑えることしかありません。 今は誰かを責めるよりも、個人個人がこの難曲を乗り越えるための努力をすべきときです。」 まさにその通りだと思います. news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
新型コロナウイルス感染症がさらなる広がりを見せると, また予防接種や乳幼児健診を控える・延期させる方が出てきやすくなることが懸念されますね… 定期接種期間内で接種を遅らせるパターンとかありえそうですが, 「接種年齢を迎えたらなるべく速やかに」接種することを変わらずオススメです.
時間が経つにつれて「ハイリスクな行動をとっても結果的に大丈夫だった」という人は増えてきます. 一度その成功体験をするとその後のハイリスク行動の敷居は低くなりやすいので, 呼びかけても制限がない限りはハイリスク行動をとる人は減りにくくなる, というのが個人的見解です.
大晦日の晩はごちそうを食べる, というのは昔から当然だと思ってましたが, 数年前にそれは北海道(と東北の一部)と聞かされ驚きました. ただそれでも信じていなかったのですが, 先週のサザエさんで大晦日の夕食に蕎麦だけ食べているのを観て, 本当にそうなのか?とようやく思うようになりました.
接種後すぐには予防効果が期待できないことはごく一般的なことだと思われます. 記事にはそういった大事な説明が不足しており誤解を招く恐れもあるので, 効果や安全性に関する話題は慎重かつ丁寧に扱うべきでしょう. news.yahoo.co.jp/articles/7f2af…
コップが医療機関, 水が患者さんとしたときに, コップを落として割れて水がこぼれるのが医療崩壊ではなく, コップに水を注いで入りきらなくなって静かにこぼれていくのが医療崩壊でしょね. そして自分がこぼれた水になる可能性もあるということです.
【所属学会?】 時々医師のプロフィールに所属学会が書いていることがあります. 所属学会は希望すれば基本的には入会できるので明示する意味はないのですが, 詳細を知らない一般の方が誤解を招く恐れがあるので, 明示するのは好ましくないです. 医師ならそれをよく知ってるはずなのですが…
もしお時間があれば教えて欲しいことがあります. 「お子さま用として市販の風邪薬をご自宅に常備していますか?」
ファウチ先生が, サンタクロースは多くの良い自然免疫を持っておりCOVID-19を広めない, という趣旨のことを述べており, とりあえず子供たちは一安心ですね. usatoday.com/story/news/nat…
とても大事なことですので注意してください. あと類似したもので ・●●研究会 ・○○協会 ・△△研究所 といったものでも注意が必要なものは少なくありません. また, ▲▲アドバイザーなどあまり聞いたことない資格(?)でも簡単には信用しないことを合わせて注意ください. twitter.com/SatoruO/status…
なんだかんだで, 最後は病院は何とかしてくれると思われているかもれません. たしかに何とかしたいとは思っていますが, 現実には限界を越えれば何ともできなくなります.
「総じて、症状のある園児を休ませることさえしていれば、それ以上の行動制限を園児に求める必要はないと思います。自由にさせてあげましょう。その分、職員が手洗いなど感染管理を心掛け、換気などの環境整備を地道に行います。」 具体的で参考になるオススメの記事です. news.yahoo.co.jp/byline/takayam…
日本小児科学会から 「小児のコロナウイルス感染症2019(COVID-19)に関する医学的知見の現状」 というまとめが公表されています. 要旨および知見のまとめについて貼りましたが, 詳細はリンク先をご確認ください. jpeds.or.jp/modules/activi…
日本小児科学会から 「〜食品による窒息 子どもを守るためにできること〜」 という提言が出ています. 食品による窒息がなぜ起こるか, ということや, 実際に起こった場合の対処法について具体的に説明されています. 一読をおすすめします. jpeds.or.jp/modules/guidel…
いま現在の新型コロナウイルスに対する感染対策には, 小児の一般的な感染症も防ぐ効果があるようです. 個人的にもう1つ興味深いと思っているのは, 地域での流行が広範囲での流行になりにくい面があるのでは?という点です. 全国レベルではほとんどみられないRSウイルス感染症でその点を説明します.
小児科医がインフルエンザワクチンについて言及しているのには色々理由はありますが, 「インフルエンザの患者は小児に多い」 というのがあります. 実際, 前のシーズンでは推計で730万人がインフルエンザで受診していますが, 「15歳未満が約50%」でした. niid.go.jp/niid/ja/flu-m/…
妊娠している女性でもインフルエンザワクチンは重要ですが, これは ・リスクの高い母体のインフルエンザの予防 ・接種後に生まれてきた児のインフルエンザの予防 を目的としています. 児においては生後6か月未満ではワクチン接種の対象とはならないため, この方法が有効な手段となりえます
インフルエンザワクチンの話題について, 日本小児科医会から 「今期インフルエンザワクチン優先接種に関する日本小児科医会の解釈」 が出ました. 提言では 「小児への接種時期を一律に遅らせることは避けるべきと考える。」 と述べられています. jpa-web.org
米国のACIP(ワクチン接種に関する諮問委員会)はワクチン供給に限りがある場合 ・小児(生後6か月から59か月) ・高齢者 ・妊娠している女性 ・医療従事者 ・特定の慢性疾患を持つ人 などを「順不同」で供給すべきとしており, 個人的にはこちらの方が望ましい方針だと思いました. cdc.gov/flu/profession… twitter.com/nuno40801/stat…
「より必要とされている方に確実に届くように」と記載しつつ, 対象として接種が優先されているのが高齢者のみなのはなぜでしょうか. インフルエンザにおいてハイリスクである小児は「より必要とされている方」とはみなされていない, というようにみえますが. twitter.com/MHLWitter/stat…
日本小児科学会には重症度が高い傷害を繰り返さないために 『Injury Alert (傷害速報)』 で情報を公表しています. その中でも「ブドウの誤嚥による窒息」は印象的な事例の1つです. 公表されたのは6年以上前になるのですが, なかなか情報は活かされないですね… jpeds.or.jp/modules/injury…