室月淳Jun Murotsuki(@junmurot)さんの人気ツイート(古い順)

全国の妊婦さんへ。積極的にワクチンをうちましょう。来たる第五波で未接種者における大流行は必至です。妊婦は通常より重症化しやすく、母体死亡、早産、児死亡とも増加することがわかっています。一方ワクチンが母体、胎児新生児に悪影響をおよぼしたという報告はありません cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0027.html
障害者をふくむいっさいの偏見や差別を否定するオリンピック憲章の話にもどりましょう。障害のある子どもは生まれる前に自分で障害を選んで生まれてくる」と常にいっている #のぶみ はオリンピックの理念からいってふさわしいのですか?
新型コロナ感染(ワクチンではなく)によって、男性が不妊となる可能性が指摘されています。デルタ株のよる流行が広まってきており、とにかく早めにワクチン接種をしておくことをお勧めします。 google.co.jp/amp/s/theconve…
アメリカの産婦人科学会と母体胎児医学会は,妊婦全員がワクチン接種を受けるように勧告をだしました.これまでの数万人のデータより安全性が確認されたこと,さらに未接種の場合の母体胎児死亡のリスク増大が認められたためです.日本でも妊産婦さんへの接種をお勧めします. acog.org/news/news-rele…
アメリカで妊婦へのコロナワクチンの勧奨がはじまった件,日本も近々追随することになるでしょうが,関連学会はできれば優先接種ということで妊婦分を確保するよう政府に働きかけていただけないでしょうか.妊婦接種によって母児ともに抗体をもつことになるので,これほど望ましい形はないかと思います
これは同感です。福島県民の不安によりそうために「甲状腺調査」がつづけられ、妊婦の不安を解消するため無認可のNIPTがどんどんなされ、区民の不安のために「いつでもどこでも何度でも」のPCRを提供しよう(として失敗する)など、安全ではなく際限ない安心を求める考えかたはむしろ危険と思っています twitter.com/mph_for_doctor…
検査はすればするほどいいわけではありません。コロナの症状消失した患者でもしばしば数週間はPCR陽性です。いまでも職場復帰に陰性証明診断書を求めるところがありますが、陰性となるまで職場復帰させないのは無意味な排除による人権侵害です。このときPCRはしなくていいのではなく、してはいけません
武漢のロックダウンは、武装警察が実力で都市を封鎖。一切の外出が禁止され、そのかわり食料が配給されました。理由なく外に出ると拘束され、仮に他人に感染させようとの意図が認められれば、最高刑は死刑までの刑で罰せられました。それが3か月ちかく続いたのです。わたしはロックダウンには反対です
子宮頸がんは世界的に減少傾向にありますが,日本は世界で唯一の増加国で,過去10年間の罹患率増は世界ワーストとなりました.これはHPVワクチン副反応のネガティブキャンペーンにより,この10年間,積極的なワクチン接種勧奨のさしひかえが続いたためだと考えられます. carenet.com/news/general/c…
HPVワクチンのネガティブキャンペーンをはったひとや,福島の妊産婦さんに奇形が多発すると煽ったひとは,真実があきらかになるだろう10年後にはどうせみなが忘れているとたかをくくっていたのでしょう.しかし忸怩たる思いを抱いてきたわれわれは,それを否定するためだけに10年間調査してきたのです.
どうしてもというならば、予約の断りの電話がくる前に、明日にでもすぐ里帰りしたほうがいいでしょう。ワクチン接種など自分でできることはすべてしてください。地方の周産期センターは県立のことが多く、NICUや心臓手術枠は地元の住民税で維持される貴重な宝です。その点を心していただければ幸いです
とにかく妊婦さんはワクチンを受けてください。接種ずみであれば、里帰り分娩をひきうけてくれるところもあるでしょう。自分ができることをしなければ、希望どおりの場所でのお産することは、なかなかむずかしい状況になりつつあります。
コロナによって生じた間質性肺炎は、組織的には治癒改善するということはあまりなく、基本的には一生そのままです。仮に在宅酸素が必要となれば身体障害者3級に認定されます。医療者からみれば、ワクチンをうたないという選択肢はありえません。
原発事故後にいちはやく分娩を再開した地元の産科医院では,人手もなく食材も手にはいりづらかったため,お産で入院された産婦さんの給食のために,院長自らがホカ弁を買ってきてそれを食器に盛りつけていたという泣き笑いの逸話があります.地方での分娩取り扱いはそういった志からなりたっています.
医療者に命令したり罰したりして強制的に従わせようとする意見は,竹中氏や橋下氏などのネオリベ系論者にみられます.しかし医療の無駄を省く名目で通常のキャパシティを削ったのも彼らです.災害やパンデミックに備えた健康危機管理はふだんからある程度の余裕をもった医療資源の投資が必要なはずです twitter.com/HeizoTakenaka/…
竹中,橋下氏らの思想はあきらかにフリードマンの影響をうけており,それは新自由主義としてありえる考えかたです.しかし同時に彼らはそれを実現するためポピュリズムを利用し,小さな行政をめざすため公務員の特権を攻撃し,医療も患者の自己責任でとしたいために医者の裁量そのものを非難しています
新自由主義は経済的に効率がよく,健康をすべて自己責任とすれば社会の負担はぐっと減ります.しかし非常時には対応不可能となり,彼らの主張はどうしてもヒステリックになりがちです.戦時を連想させます.社会的公共財として整備された医療は一見むだにみえても,こういったときに多くの命を救います
まさしくそのとおりです.ネオリベは,こういう非常時にいつものように自己責任と主張すれば,総スカンをくらいそうなのをよく知っているので,責任を転嫁でき社会の非難の対象となりそうな集団をさがします.それが今回は医者というわけですね. twitter.com/ryuoh777/statu…
コロナが治癒して退院したひとに、学校や職場は「陰性証明書」を求めてはいけません。PCR陰性となるまで復帰を認めないのは、症状がなく感染性もないひとを無意味に排除することになります。この問題は、毎年のインフルエンザで陰性証明書を毅然として拒否してこなかった医師側にも責任はありますが。
村中璃子「新型コロナから見えた日本の弱点」より。1892年のハンブルクでのコレラ流行時、当時コレラ菌を発見したコッホ自らが感染対策の指揮をとったが、ブルジョワジーの市議会は上下水道整備の予算をしぶり、検疫や消毒の徹底により貿易が滞ることをおそれ、いっさいの公衆衛生施策を拒否しました。
気を悪くせずに聞いていただきたいのですが、福島原発はそもそも「東京」電力であり、首都圏の消費生活をささえる莫大な電力を供給するためのものでした。原発事故により東北の人間がみな苦しんでいるときに、間欠的な停電くらいに大騒ぎして文句をいう「都民」にわれわれは心底からあきれていました。 twitter.com/Aikawa_gimei/s…
お産による死亡はいまでも出血によることが多いのですが,それを産科危機的出血といいます.このたびフィブリノゲン製剤の適応が拡大され使えるようになりました.大出血のため命の危機にさらされる産婦さんと,それに対処するわれわれ産科医にとってグッドニュースであることはいうまでもありません.
「マスコミの使命は権力と戦うこと」という思いこみが報道を誤たせています。とにかく主張が権力の逆方向に振れるため、ワクチン忌避や検査の無制限な拡大、イベルメクチン推奨など医学的にはおかしい内容ばかりです。パンデミックのときこそイデオロギーではなく科学的なリテラシーを重視すべきです。
3.11の原発事故以来,「安全」だけでは不十分であり「安心感によりそえ」の方向で国民の感情論のタガがはずれてしまいました.そうなると科学的知見にもとづく対策は否定され,処理水の排出はダメ,甲状腺調査は継続,ワクチンも副作用の可能性があればダメ,安全よりも安心をということになっています
「安全よりも安心を」はいくつかの面で危険です。ひとつは、安全は科学的なリスク評価によりコストベネフィットが計算できますが、安心を得るための費用は上限がないことです。もうひとつは、不必要な不安を与えて安心感を損ねないようにと、政府や企業が真実をかくすようになるおそれがあることです。