室月淳Jun Murotsuki(@junmurot)さんの人気ツイート(新しい順)

@asahi_apital 「医療者側の理解が進んでいるようです」といういいかたはさすがにないでしょう.そんなことは最初からわれわれがいっていたことです.それにもかかわらず,それをワクチンの副作用とさわいで,接種の中断をまねいたのはメディアではないですか?
ひさしぶりに人生に絶望した. 今朝3時に緊急帝王切開で呼びだされて,そのまま朝の勤務にはいり,夕方疲れきってロッカールームで着替えて帰ろうとしたところで,実は今晩がほんとうの当直であることに気がついたとき.
COVID-19にたいするイベルメクチンの有効性についての大規模RCTの報告。重症化予防について有意差はまったくありませんでした。投与群で副作用がめだったため、COVID-19にイベルメクチンを使用すべきでないと結論づけられています。 jamanetwork.com/journals/jamai…
わたし自身は専門家とはいいがたいですが、尾身先生をはじめ世のなかの感染症を専門とするきちんとした医師たちの見解はほぼ一致しています。異論を唱えるのはそこからはずれた碌でもないひとたちです。それなのに非専門どころか医療者でもないひとたちが、罵詈雑言を投げつける図はどうなんですかねえ
リスクのないひとが検査を受けて得られる安心は幻想です.それは「無症状で接触歴のないひとのPCR」や「無症状のひとへの甲状腺スクリーニング」もまったくおなじです.それは不必要だけではなく,しばしば検査による害を受けることになります.検査は医学的な適応があるときにおこなうことが重要です.
お医者さんごっこはいいかげんやめてほしい。無意味な目的で検査キットを浪費して、まじめに診療しているひとたちのじゃまをするなど、もはや遊びではすまないのです。 twitter.com/hosakanobuto/s…
第5波はPCR検査数とは関係なく急速に収束しましたし、今回の第6波も検査数とは関係なく急速に拡大しました。つまりはそういうことです。自治体でPCRを推進した世田谷区も、そうでない区も感染は収束し、また拡大しています。税金はたいせつに使ってください。とくに世田谷区は病院がすくないのですから twitter.com/junmurot/statu…
医療の非専門家は感染症に不安を感じるととにかく検査をと思いがちで,臨床現場の人間が「検査はきちんとした適応に応じて」の主張に本能的に反発します.しかしそうなのです.それが理解できないから,専門家の「誤り」はなにかの陰謀だとか医学教育の誤りだとか見当はずれの邪推をしがちです.
イングランドでHPVワクチンにより子宮頚がんの根絶にほぼ成功したとのLancetの報告です. 「とくに12~13歳時に接種を受けた女性で顕著な抑制効果が認められ、1995年9月1日以降に出生した女性ではHPV関連子宮頸がんの根絶にほぼ成功した」 carenet.com/news/53618?fbc…
無症状のローリスクのひとにPCRをしても、感染対策にはまったく無効です。都市を封鎖して強制的におこなうならば別ですが。不安だから検査を受けても、得られるものは偽の安心にすぎません。希望者に無料でという政策も、入院患者全員に検査をおこなうという対策も実質的にあまり意味をもたないのです
「無症状でも希望者全員を無料で検査」することの無意味さ.市中の有病率を0.1%,PCRの感度50%(無症状期はこれでも高め),特異度99.9%(高めに設定)とすると,1万人検査して10人の感染者のうち5人を見つけ,5人を見落とすので感染拡大の防止は無理でしょう.また陽性的中率1/3で,2/3は濡れ衣です.
将来なんらかの災害が襲ってきたとき、妊婦さんは母子手帳だけは必ず肌身離さず避難してください。東日本大震災のとき、津波で病院が壊滅したり停電で電子カルテが動かないときでも、母子手帳さえあれば問題なく診察できました。当院にも母子手帳一冊だけもって多くの妊産婦さんが次々にやってきました
もう昔の話なのでネタバレ。ドラマ「コウノドリ2 第10話」で、帯にある長いセリフをコウノトリ先生が熱弁します。これ、脚本家のかたとわたしのあいだで、ここはこういやちがうと何度往復しても決らず、あきれたディレクターから「セリフ覚える時間がなくなるから」とストップされた記憶が懐かしい(笑)
怪文書がファクスで送られてきました(笑) 「我々が」と書いてありますが,まったく無署名の文書です.村中璃子先生を誹謗中傷する内容ですが,「反ワクチン派」のひとたちはここまで闇堕ちしてしまったのですね.興味深いので全文をここにさらしたいと思います.
仮に国産のmRNAワクチンが開発されていれば,医療面のみならず経済や国際貢献,日本の安全保障にどれだけかりしれない効果があったことでしょう.有効な先行投資を次々につぶした財務省の緊縮政策と,国民の反ワクチン感情を煽ったメディア報道が,日本経済を暗澹たるものにかえた典型例だと思います.
コロナワクチン開発競争は米国のひとり勝ちの状況ですが,実はMRAワクチンの開発は,数年前までは日本も先行していました.しかし「医療費削減を掲げる政府による予算「打ち切り」が,プロジェクトを立ち消えとさせた」.日本経済の近年の凋落を象徴するエピソードといえます. msn.com/ja-jp/news/opi…
福島の妊婦さんの産んだ子どもには原発事故の影響はまったくなかった,という事実を苦労して調査し結論づけたとき,某新聞の編集から「影響があったというなら別だが,なかったという事実にニュースバリューはない」と記事を断られたことがありました.村中先生のノートを読みそのことを思いだしました
村中璃子先生の公開ノート.「アエラ」の寄稿を編集長に断られたこと.「ワクチンの副反応であると言われたけいれんなどの症状とワクチン薬剤は何の因果関係もなかった」をきちんと報道しなければ,世の中のひとは混乱するだけだろうこと.たいせつな内容が書かれています. facebook.com/plugins/post.p…
HPVワクチンについての中日新聞の報道は終始滅茶苦茶でしたが,「ワクチンが必要と思うなら医者が街頭でデモすればいい」とか,「マスコミには失墜させた信頼を回復させる能力はありませんので,自分たちで信頼回復に取り組んでください」といった暴言を繰りかえしたI記者の弁をいま聞きたいです.
ワクチンが実用化され欧米で接種がはじまった今年は初め,国内のメディアがいっせいにワクチンの不安を煽る記事を毎週のように載せたことは忘れません.真偽とか進むべき方向といった視点はいっさいなく,ただただ一般の俗情におもねるだけの報道でした.その反省もなくいまは見事にすべて削除してます
これだけメディアや市民団体などに反ワクチンを煽られながら,ワクチン接種率が先進国トップの75%をこえ,流行を抑制できていることは,日本人に良識とある種の底力があることを示しました.この40年の厚労省のワクチン行政は後退しつづけでしたが,今回を期に前向きの方向に転換することを期待します.
モンゴルではさまざまのコロナワクチンが使われていて,その有効性を比較した論文です.mRNAワクチンが群をぬいて優秀である一方,スプートニクやシノファームの効果はかなり低いようにみえます.これが使用国におけるコロナ死者の数におおきく反映していそうです. cell.com/cell-host-micr…
出産したからこそ気づいた反ワクチンの陰謀論. 「(妊婦)検診を受けたときは『やっぱりワクチンはいらないんだ』と思ってました。でも、その抗体があったのは、父が私に打ってくれたからなんだーー。そう気付いたときには、涙がぼろぼろ出てきました」 news.yahoo.co.jp/articles/8242b…
頷くしかありません.原発事故後に南相馬で放射線カウンセリング外来を開いてから,県民健康調査で妊娠影響がゼロだったことを証明するまで10年,そして頸がんワクチンには9年かかっています.いまはコロナワクチンのデマ,それも稚拙なのがさかんで,それを医学的に丹念に検証していくことになります. twitter.com/HIDETO_RX/stat…
ここまでほんとうに長い9年間でした.非理性的で感情的なデマにまどわされたメディアや,きちんと社会を説得できなかったアカデミアは反省点が多いでしょう.個人的には孤軍奮闘された村中先生や岩永さん,そしておおくのひとたちのこれまでの労に深く感謝したいと思います. buzzfeed.com/jp/naokoiwanag…