室月淳Jun Murotsuki(@junmurot)さんの人気ツイート(いいね順)

あらゆるワクチンで過去に胎児奇形が生じたり流死産が増加した例はありません。妊婦禁忌の風疹生ワクチンすらそうです。また世界で何億人かがすでにコロナワクチンを受け、そこには何十万人の妊婦も含まれていたでしょうが、あきらかな害作用は報告されていません。産婦人科医ならば知っていることです
竹中,橋下氏らの思想はあきらかにフリードマンの影響をうけており,それは新自由主義としてありえる考えかたです.しかし同時に彼らはそれを実現するためポピュリズムを利用し,小さな行政をめざすため公務員の特権を攻撃し,医療も患者の自己責任でとしたいために医者の裁量そのものを非難しています
どうしてもというならば、予約の断りの電話がくる前に、明日にでもすぐ里帰りしたほうがいいでしょう。ワクチン接種など自分でできることはすべてしてください。地方の周産期センターは県立のことが多く、NICUや心臓手術枠は地元の住民税で維持される貴重な宝です。その点を心していただければ幸いです
3.11の原発事故以来,「安全」だけでは不十分であり「安心感によりそえ」の方向で国民の感情論のタガがはずれてしまいました.そうなると科学的知見にもとづく対策は否定され,処理水の排出はダメ,甲状腺調査は継続,ワクチンも副作用の可能性があればダメ,安全よりも安心をということになっています
より深刻となのはオステオパシー・カイロ系です.両者とも19世紀後半に米国で生まれた民間療法で,日本では整体術の名で大正年間にはすでに流入しています.柔道整復術の手技に一見似ていて,最初から相互に影響あるいは混同されて広まっています.多くの団体が乱立しそれぞれ独自の資格があります.
重症化率はデルタで3.0%,オミクロンBA.1で1.7%,BA.5で1.6%だそうです.BA.5は感染力が高くワクチン接種者も感染しますが,重症化率がワクチン2回で41%低下,3回で80%と劇的に低下します.ワクチンは感染予防より重症化予防として受け,マスク,手洗いはいままでどおり淡々と続ければいいでしょう.
反ワクチンは「治験」を理解しているのでしょうか.コロナワクチンは,第3相試験でその有効性と安全性が厳格に証明され承認されました.抗体の持続性評価のため第3相試験参加のひとの一部が追跡調査され,また市販後調査とよばれる第4相試験が続くのはすべての薬剤に共通です. cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0082.html
ほんとうにそう思います。尾身先生には感謝してもしきれません。政府も財界からはくだらないプレッシャーをかけられ、メディアや野党からは心ない中傷を受け、なにもわからないネット民から罵声を浴びて、それでも最後まで真実を曲げませんでした。あなたのおかげでたくさんの国民の命が救われました。 twitter.com/ray_fyk/status…
日本ではいずれも公的資格はありません.マニピュレーションとよばれる徒手整復は,ときに深刻な合併症をおこすことがあり,医業独占を定めた医師法によりしばしば摘発されることがあります.だから最近では柔道整復師やマッサージ師などの資格をとって,カイロなどの施術をおこなう場合も多いようです
HPVワクチンの積極的勧奨再開のニュース,ほんとうにうれしく思います.当時の反ワクチンの活動家が,ほぼそのままコロナワクチン反対に流れていますので,そういった意味でも時宜にかなった検討部会の結論といえます.それにしても長い8年でした. asahi.com/articles/ASPB1…
仮に国産のmRNAワクチンが開発されていれば,医療面のみならず経済や国際貢献,日本の安全保障にどれだけかりしれない効果があったことでしょう.有効な先行投資を次々につぶした財務省の緊縮政策と,国民の反ワクチン感情を煽ったメディア報道が,日本経済を暗澹たるものにかえた典型例だと思います.
あれっ,ここまでお読みになってなにか思い浮かべませんか? いつもおなじことを繰りかえしますね.福島県民甲状腺調査もそう.新型コロナのPCR全員検査もそうです.科学的にまったく根拠はないのに,国民やメディアはパニックになって安全ではなく安心を求め,「全員検査」をはじめようとするのです.
そのアナフィラキシーショックで死亡したという女性が、妊婦だったというところから足がついたのですが、なぜデマはいつも妊産婦や妊娠を考えている女性といった、いわば弱者をターゲットにするのでしょうか。ワクチンをうてば壮年男子はEDになるとか言ってみればいいのにね。
いやあ,トリチウムは生体濃縮も食物連鎖もしないでしょう.物理学の初歩. twitter.com/bazyry2hashiru…
検査はすればするほどいいわけではありません。コロナの症状消失した患者でもしばしば数週間はPCR陽性です。いまでも職場復帰に陰性証明診断書を求めるところがありますが、陰性となるまで職場復帰させないのは無意味な排除による人権侵害です。このときPCRはしなくていいのではなく、してはいけません
もちろん,謝罪をするのはわたしなどにではなく,原発事故にともなう風評をたてられ,いわれもない偏見や差別にずっと苦しみつづけた福島のかたがたにです. twitter.com/junmurot/statu…
その後,神経芽細胞腫は悪性腫瘍のなかでも自然消退がもっとも多いことがあきらかにされました.このように一度開始された検診事業は,その後エビデンスで無効ないし有害が示されても,なかなか中止させることが政治的にできないことがわかります.これは福島での甲状腺スクリーニングを彷彿させます.
諸外国でワクチンが劇的な効果をあげつつあると,日本の今後の戦略もいかにワクチン接種率を高めていくかの一択かと思いきや,いまだにPCRスクリーニングの拡大を唱えているひとたちがいるようです.「検査」はすればするほどいいわけでも,すれば安心できるわけでもないことを説明させていただきます
「無症状でも希望者全員を無料で検査」することの無意味さ.市中の有病率を0.1%,PCRの感度50%(無症状期はこれでも高め),特異度99.9%(高めに設定)とすると,1万人検査して10人の感染者のうち5人を見つけ,5人を見落とすので感染拡大の防止は無理でしょう.また陽性的中率1/3で,2/3は濡れ衣です.
甲状腺がんの過剰診断とは誤診ではありません。病理学的にはがんにまちがいないのですが、進行がきわめておそく生涯でまったく症状を示さないなどです。残念ながら個々のがんにおいて過剰診断と判断することはできません。検診をおこなう群とおこなわない群で生存率に差がなければ、それは過剰診断です
270例の妊産婦がワクチンを受け、10%弱で流死産、4割弱になんらかの合併症か早期破水、早産、1-2%の児になんらかの異常、1例で新生児死亡というのは、まさにふつうの妊娠分娩と同じか、むしろ頻度が低いかもしれません。ワクチンはまったく影響ないか、むしろいい影響を与えるという結論がでそうです。 t.co/BX0YRilxgV
服部美咲「復興する福島の科学と倫理」-「私は彼女の涙の理由をずっと考えてきた.....多くの住民が不安との闘いを強いられた.国内外の専門家によって「あなたの子供は大丈夫です」と力強く支えられた安堵を共に喜び,孤独な闘いを労う.それこそが今.....福島県の住民に必要な支援ではないだろうか」
村中璃子「新型コロナから見えた日本の弱点」より。1892年のハンブルクでのコレラ流行時、当時コレラ菌を発見したコッホ自らが感染対策の指揮をとったが、ブルジョワジーの市議会は上下水道整備の予算をしぶり、検疫や消毒の徹底により貿易が滞ることをおそれ、いっさいの公衆衛生施策を拒否しました。
②MMRワクチンで自閉症になるという主張は,その後データ捏造が証明され否定されました.デマはその場の思いつきで簡単にでっち上げられますが,それを科学的に否定するには時間がかかります.原発事故の被曝影響がないという証明も10年かかりました.デマ側はとっくに別のターゲットにうつっています.
仙台もコロナワクチンの大規模接種は10月中で終了と決まりました.あとは個別接種のみで,自分でクリニック等をさがしての予約となります.ワクチン接種を迷っているかたは急いだほうがいいと思います.