室月淳Jun Murotsuki(@junmurot)さんの人気ツイート(いいね順)

将来なんらかの災害が襲ってきたとき、妊婦さんは母子手帳だけは必ず肌身離さず避難してください。東日本大震災のとき、津波で病院が壊滅したり停電で電子カルテが動かないときでも、母子手帳さえあれば問題なく診察できました。当院にも母子手帳一冊だけもって多くの妊産婦さんが次々にやってきました
お医者さんごっこはいいかげんやめてほしい。無意味な目的で検査キットを浪費して、まじめに診療しているひとたちのじゃまをするなど、もはや遊びではすまないのです。 twitter.com/hosakanobuto/s…
これは10年前の投稿。デマはいつでも弱者をターゲットとし、不妊、流産、奇形と煽る。放射能デマは10年かかってようやく全否定して退治したが、デマを流すほうは10年もてば大成功だったわけだ。ワクチンについても同様の卑劣な手口をもちいている。
「がんのあやしい治療は整体系がめだつ」という発言がどこかであったので,すこしだけ解説.「整体系」には,公的資格のある「柔道整復師」と,資格のない「カイロプラクティック・オステオパシー」系のふたつにおおきく大別されます.前者は整骨とか,むかしは骨接ぎなどとよばれていたものですね.
ワクチンを受ける受けないは本人のまったく自由です。一方、病院は医学的理由で実習を断ります。実習を受けない学生の卒業資格を認めるかは学校の完全な裁量です。またワクチンを受けない看護師を採用するかは病院側の自由な判断になります。憲法で保証された自由とはそういうことを意味します。
混乱しているひとが多いようです。福島の被曝で甲状腺がんが多発していて甲状腺調査を続けるべきと主張するのが市民団体、革新系野党、TBSなどのマスコミなど/まったく増えていないが調査は継続とするのが福島県、国、検討委員会/増えておらず調査は過剰診断で非倫理的と考えるのが過剰診断派です。
もう昔の話なのでネタバレ。ドラマ「コウノドリ2 第10話」で、帯にある長いセリフをコウノトリ先生が熱弁します。これ、脚本家のかたとわたしのあいだで、ここはこういやちがうと何度往復しても決らず、あきれたディレクターから「セリフ覚える時間がなくなるから」とストップされた記憶が懐かしい(笑)
数年前に中間報告がでたときに、大手新聞にこれを報道してほしいとお願いしましたが、(異常がふえたという内容ならともかく)、影響はなかったという結果にはニュースバリューがないと断られて、とても悔しい思いをしました。メディアの責任としてこんどこそきちんと取りあげていただきたいと思います。 twitter.com/scicafeshizuok…
わたし自身は専門家とはいいがたいですが、尾身先生をはじめ世のなかの感染症を専門とするきちんとした医師たちの見解はほぼ一致しています。異論を唱えるのはそこからはずれた碌でもないひとたちです。それなのに非専門どころか医療者でもないひとたちが、罵詈雑言を投げつける図はどうなんですかねえ
「コウノドリ 新型コロナウイルス編」はじまりました。最高の出だしです。われわれ産科医や助産師の心情、迷いがほんとうにリアルでした。当人の当惑ぶりもよく描かれています。今後の展開が楽しみです。
「今の段階でPCR検査をいたずらに増やそうとするのは得策ではない」「無作為な大規模検査は現場は全く必要としていない」これは現場での医師のほとんどの意見です.PCRを増やせとメディアで主張するひとに,実際に診療にたずさわる医師はほとんどいないことにご注意ください. headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-…
第7波の感染は倍々ゲームで拡大しており,おそらく過去最高のピークになりそうです.今回は家庭内感染が主で,こどもを媒介して広がる気配です.今はとにかくワクチン接種で,特に若年者の3回目が重要です.小児も接種したほうがよいと思います.社会全般がコロナを過小評価しているのが気になります.
ここまでほんとうに長い9年間でした.非理性的で感情的なデマにまどわされたメディアや,きちんと社会を説得できなかったアカデミアは反省点が多いでしょう.個人的には孤軍奮闘された村中先生や岩永さん,そしておおくのひとたちのこれまでの労に深く感謝したいと思います. buzzfeed.com/jp/naokoiwanag…
朝起きたら炎上していてびっくり.現場の記者さんたちの名誉のために記しますが,それでも押しきって小さいけど記事にしてくれました.デスクの世代は,反権威に反科学のイデオロギーが結びつき,ワクチン,薬害,被爆,最近では全員PCRなど非科学的な誤りが目立ちます.だから未来には希望はあります. twitter.com/junmurot/statu…
静岡県と和歌山県で10歳未満の小児の死亡が発表されました.こどもは無症状というのはうそです.軽症のこどもがつぎつぎに入院してますが,高熱がつづいて脱水となり点滴をしています.酸素投与が不要なので軽症に分類されますが,かなり苦しそうなので,つきそいの親御さんの心労もいかばかりかと.
アメリカの産婦人科学会と母体胎児医学会は,妊婦全員がワクチン接種を受けるように勧告をだしました.これまでの数万人のデータより安全性が確認されたこと,さらに未接種の場合の母体胎児死亡のリスク増大が認められたためです.日本でも妊産婦さんへの接種をお勧めします. acog.org/news/news-rele…
高山先生が辞める必要はまったくないと思います。徳○先生や○み先生といった政治的な追い落としの動きに嫌気がさしたのでしょうか。観光で生きていて高齢者の多い沖縄を、それでもここまでなんとかささえてきたのは高山先生のおかげだと思うのですが。 ryukyushimpo.jp/news/entry-134…
メディアのみなさんに問いたい.10年たって被爆による健康被害はなかったことが,国内の専門家も国際機関もほぼ一致した結論となっています.いま報道すべきことは,些細なことをなんとかさがしだしては地元の不安が消えないよう煽ることか? それとも住民と「安堵を共に喜び孤独な闘いを労う」ことか? twitter.com/junmurot/statu…
PCR拡大派とPCR抑制派とひとは呼びますが、それはちがいます。臨床検査としてのPCRはあくまでも医学的な適応にしたがって、必要なときはする、必要でないときはしないというだけで、拡大も抑制もないのです。これは純粋に医学の問題です。アメリカのマスクとおなじで、くだらない政治問題にするな。
政府がやっている無症状者への無料PCR検査はやめてほしい.濃厚接触歴がなければオミクロンでは無症状者はほぼ陰性です.PCRキットが不足してきているので,発熱患者への検査のほうにまわしていただきたい.無症状のひとにPCRスクリーニングすることのが無意味さは,この2年であきらかになったはずです
アジア太平洋では日本の死亡率は一時期最上位でしたが,今では香港,濠州,台湾,韓国,ニュージーランドが上で,日本より下はシンガポールだけです(最下位の中国は今後爆発的増加が予想される).PCRスクリーニングせず接触制限を行いつつワクチン接種を進めた日本の政策は概ね正しかったといえます.
「ワクチンで不妊になる」は確信犯が流すきわめて悪質なデマですが、デマとしては意外に有効です。10年前の新型インフルでもまったくおなじデマが流されました。デマと気がつきながら、子どもを希求しする夫婦はすこしでもリスクを避けようと選択せざるをえません。反ワクチンはほんとうに非人道的です
2021年は大幅な出生数減少が予想されます.コロナ禍が今年前半で解決せず2年以上も出生率が低いと,産科医療機関や保育園,学校の経営悪化によるインフラ消滅という危険があります.一時的な経済の悪化どころでない国家的な危機です.どこに重点的に公的資金を注入するかを熟考する必要があります.
西浦博先生は正しかったのです.当時ショッキングなこの数字に社会はおおきな衝撃をうけ,緊急事態宣言や接触制限導入のきっかけになりました.同時に多くの識者などが反発し「青年将校」「マッドサイエンティスト」といった罵詈雑言をあびせ,反専門家の世論を扇動したのも記憶にあたらしいところです
原発事故後にいちはやく分娩を再開した地元の産科医院では,人手もなく食材も手にはいりづらかったため,お産で入院された産婦さんの給食のために,院長自らがホカ弁を買ってきてそれを食器に盛りつけていたという泣き笑いの逸話があります.地方での分娩取り扱いはそういった志からなりたっています.