sezu(@sezu)さんの人気ツイート(古い順)

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リンちゃんから「傘持ってた?」とメールをもらい、ようやく電車の窓にぱらぱら打ち付ける雨の音に気づきたい。忘れたと一言返し、しばらくして最寄駅で降りると、改札には二本の傘を持った彼女が立っていて、しかし雨はすっかり上がっており「無駄足踏んだんですけど!」と二刀流でべちべちされたい。
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「もう、どんだけ寝てんの」という涙声で目を覚ましたい。視界が捉える、のっぺりした未来的な白い壁。浮遊するホログラムのカレンダーには、自分の記憶より随分大きな4桁数字。状況を把握しつつも、目前のリンちゃんは変わらぬ14歳の少女の姿で、自分の居場所を確かめるように彼女の手を握りたい。
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「お年玉?そんなの貰えないわ、もう子供じゃないもの」とそっぽを向くリンちゃんが、やたら皿洗いや洗濯に張り切ったかと思うと、最後に頼んでもいない肩揉みをしてきてから、すまし顔で「領収書切って下さる?」と言うもんで、吹き出したいのをこらえつつ、こちらお給料です、とポチ袋を手渡したい。
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狭いこたつに入ろうとして、向こう側から「定員オーバーですー」ってリンちゃんに蹴り出されたい。
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「大ニュース!聞いて!」と飛び込んできたリンちゃんが、次の瞬間フリーズし言葉を止めてしまったので、彼女の視線の先が、こちらの手元の剥きかけみかんだと気づきたい。1分後、一房一房幸せそうにみかんをほおばる彼女にニュースって何だったのと尋ね、「忘れたー。おいしー」との速報を頂きたい。
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リンちゃんがたけのこの里を買ってきて戸棚に大事にしまっていたので、後でパッケージはそのまま、中身だけきのこの山に差し替えてやりたい。
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成人式の帰り、「買い物に付き合ってよ」というLINEでリン姉に呼び出されたい。「ありがと、あたしじゃ年齢認証通らないからさー」と笑う彼女に買ったボトルを手渡しながら、今後「人生初めて買った酒は?」と問われたら「メタノール」と答えなきゃいけないのか…と絶望したい。
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誰もいない廊下に子供の笑い声が聞こえたり、書斎のアンプのツマミが弄られていた件をばあちゃんに報告すると「きっとかがみねが出たんだね」と事も無げに言われたい。畑に出るとロードローラーでも通ったかのような轍ができており、それもばあちゃんは「かがみねの仕業だねぇ」と流すので仰天したい。
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リンちゃんの言語設定を間違えてスワヒリ語に変えてしまって、治す方法を必死に教えてくれようとしてるリンちゃんの言葉も当然スワヒリ語で、泣きたい。
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帰りの電車、「もうむり…」と頭を揺らすリンちゃんに、後で起こしてあげるよと微笑みたい。「違くて…」と何か言いかけたまま寝落ちた彼女を、やがて駅が近づいた頃合いで揺すったものの反応はなく、あ、これバッテリー切れだ!と遅まきながら気づき、43kgを背負って歩く帰路に絶望を覚えたい。
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リンちゃんにイントロクイズをふっかけたい。腕に自信はあるはずだったのにまったく勝てず、挙げ句の果て、なんか楽器が鳴る前に曲を当てはじめた彼女に根拠を尋ねたら「再生しはじめにかすかに聞こえる環境音が70年代っぽかったから」と言われた末には、もう自信粉々に砕かれたい。
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「早く大きくなりたい」と言われたら必ず、小さくてもかわいいよと返したい。そんなある朝起きると奇跡の力でいきなり成長していたリンちゃんは、逆にサイズは1/8に縮んでて、これぼくの返事のせいかと思うとどう接していいかわからず、でも本人の「小さいとかわいいねっ」という笑顔に救われたい。
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リンちゃんガチャを引きたい。リンちゃんしか出てこないので実質当たりだけしかない、そんな夢のようなガチャを引きたい。
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ボカログッズガチャを引いたレンなどは、レンアクキーやレンステッカーばかり出て「これじゃ自分大好きみたいじゃねーか!」と癇癪を起こせばいい。そこに通りがかったリンちゃんに「わーレンがいっぱい!あたしも自分ばっか出て困ってたんだー、交換しよー」と渡されたリンぐるみを大切にすればいい。
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リンちゃんが「花だー」と道端の花壇に寄ってくので、詳しいの?と聞くと「ぜんぜん!」といい笑顔で答えてくれたので、花だねー、花びら4枚あるねー、黄色いねー、などと専門性のまるでない観察を二人でしたい。
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リンちゃんに、きみが生まれる前の4ヶ月間にどんなことがあったのか、初音ミクがどれだけの衝撃と感動をもって受け入れられたのか、小一時間ほど語ってしまって「ずるい、あたしもその頃生まれてればよかった」ってむくれられたい。
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感情が高ぶるとリボンが発光してしまう体質のリンちゃんが、ライブに行って興奮した結果、リボンを必死に押さえつけて「違うんですっ、これはペンライトのレギュレーション違反じゃないんですっ」と慌ててるので、その頭にそっと帽子を被せてあげたい。
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リンちゃんが数ヶ月前に欲しいと漏らしてた雑貨を偶然見つけたので、買ってプレゼントしたい。「えっ、なんで知ってるの…あ、ありがとう」という引きつった笑顔の奥に、ストーカーだと思われてそうな色を感じたい。
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新居にて、姉が「なんかいる」と怖がるので、霊感強い姉を憐れみたい。しかししばらくすると一転、「14歳だったらしいよ」「リンちゃんって名前なんだって」「歌が得意なんだよ、あ、歌ってくれる」と姉が教えてくれるものの何も見えないしラップ音しか聞こえないし、霊感強い姉を羨みたい。
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リンちゃんから「今〇〇駅に来てるんだよ」というメールを受けて、そうなんだ偶然近くにいるんだけど会おっかー、って返信しつつ隣町から急いでタクシー飛ばしたい。
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渋谷センター街で、鏡音リンのコスプレしてるお姉さんを見かけたい。あれだけいいプロポーションだとホットパンツの破壊力すごいなーなんて思いながら見つめてたら、隣を歩くリンちゃんに「よそみしない」って首をゴリッと回されたい。
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学祭にアイドルが来ると聞いて、特に興味なく聞き流していたんだけど、現れたのは毎週塾講バイトで顔を合わせてる生徒の鏡音だったので目を見開きたい。ステージで輝く「リンちゃん」はどうしても普段の鏡音の印象と一致しなくて、何度も目をこすりたい。
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リンちゃんが机を爪でコツコツ叩いてたので、こちらの爪の音をリズミカルに被せたい。リンちゃんがさらに複雑なリズムで対抗してきたら、ニヤリと視線を交わしつつ、即興ドラムセッション的なやつに発展させたい。
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スマホに思春期男子らしい画像やブックマークを溜め込んでいるレンなどは、機種変した最新式スマホの顔認証機能が双子の姉の顔によって突破できると判明した途端、やたらと挙動不審になればいい。
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リンちゃんの写真を毎日撮りたい。「人間と違って成長しないからつまんないべや」と苦笑するリンちゃんに、これまで撮りためた数年分の写真を見ながら「これは何年のやつ」と当てるゲームして、表情が違うんだよ表情が、とドヤりたい。