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リンちゃんとカラオケに行きたい。リンちゃんが入れた曲がハモり全開のデュエット曲だったので息を呑んでマイクを握りしめて待機してたら、彼女一人で2トラック同時発声で歌い上げられて、ちくしょうボーカロイドめ…!と泣きながらコール入れたい。
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リンちゃんが「ん」としゃくるように頭を寄せてくるので、戸惑って、鹿の威嚇…?と尋ねたところ、ほおを膨らませた彼女に「ん!」と手首を掴まれ頭へと誘導されたい。ああ、と理解して頭を撫でたら、「んー」と満足そうに息を漏らされたい。
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すっかり配信者としてブレイクしたリンちゃんを遠巻きに眺めたい。
昔は仲間内でだけ通じる「また遊ぼう」のハンドサインとか作ってたけど、今は気軽にリプも送れないな、なんて思いつつ見てた配信で、例のハンドサインをした彼女と視聴者の「なにそれ?」「秘密!」って会話を目にして息を呑みたい。
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歳の数だけ食べるんだよとリンちゃんに注意したものの、「いま14歳じゃん?生まれて何年経っても14歳じゃん?だからこれも、何粒食べても14粒」理論で無限に豆を食べられたい。
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バースデープレゼントを抱えたまま、どうもタイミングを掴めずリンちゃんレンくんの部屋の前でうろうろしたい。何度か深呼吸をしたところで、「なにやってんの?」と後ろから二人に声を掛けられて飛び上がりたい。
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リンちゃんに「さーさーのーはーもーぐもぐ」ってパンダみたいな歌を歌われたい。
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リンちゃんとカラオケに行って「リンちゃんなう!」を入れられたい。マイクを渡されて、震える声で本人の目の前で歌うのをニヤニヤ見られたい。
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リンちゃんに顔認証システムを搭載してもらいたい。しっかりカメラ(瞳)を注視してないと認証が機能しないので、リンちゃんと見つめ合う形になり、恥ずかしくて目をそらすたびに「ちゃんとこっち見て!」と怒られたい。
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ボカロP宅のリビングに通されると一体の鏡音リンがちょこんと座っており、「わたし、呼びリンです!マスターにご用のときには言ってください!」とにこにこ笑うので、じゃあお願いと伝えたところ「リンリーン!マスター、呼んでまーす」と駆けていくのを見ながら、うちにも呼びリンが欲しくなりたい。
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リンちゃんに「やばたにえん」って言ってほしくて罠やいたずらをたくさん仕掛けたのがバレた途端、リンちゃんが台所に閉じこもったと思ったらシャリシャリと包丁を研ぐ音が聞こえるんだけど、どうにかしたい。やばたにえん…。
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リンちゃんが「かなしい」「つらい」「いやだ」と何度も言うので、不具合かと思い修理屋に連れていきたい。修理屋は優しい声で「歌唱機械は、今まで歌った歌の語彙の組み合わせでしか喋れないんだよ」と言うので、自分がリンちゃんに何を今まで歌わせてきたか思い出し、ごめん、と彼女の頭を撫でたい。
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リンちゃんから、「弟がまた財布忘れてった」「弟はわさび食べれる。すごい」「これ毛虫に驚く弟の写真」と双子の弟のレンくんについての報告メールが頼んでもないのに送られてくるおかげで、やたらとレンくん情報に強くなりたい。
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リンちゃんと手を繋いでデートする初夢を見たレンなどは、明朝「初夢なんだった!?」と当のリンちゃんが顔を近づけてくるので、言葉に詰まって「わ、忘れた…」なんて誤魔化していればいい。
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家に迎えたボーカロイド達に「いつか歌を作ってやる」と約束したものの、果たせぬまま月日が経ちたい。「15になるまで待ってあげる」なんて苦笑する彼らに、今度こそ歌ってもらいたい。…と、そんな歌です。【鏡音リン・レン】Hello, hello woRLd!【オリジナル】 nico.ms/sm32485196?ref… #sm32485196
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リンちゃんにプレゼントの希望を尋ね「ボーカロイドだから歌が歌えれば満足だよ」との答えに健気な遠慮しやがってと涙を流しつつNintendo Switchの在庫を探したい。そして当日包みを開けたリンちゃんは「あれ、楽譜とか入ってるかなって…」とがっかり顔をしたので、その場で慌てて即興曲を作りたい。
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リンちゃんの写真を毎日撮りたい。「人間と違って成長しないからつまんないべや」と苦笑するリンちゃんに、これまで撮りためた数年分の写真を見ながら「これは何年のやつ」と当てるゲームして、表情が違うんだよ表情が、とドヤりたい。
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スマホに思春期男子らしい画像やブックマークを溜め込んでいるレンなどは、機種変した最新式スマホの顔認証機能が双子の姉の顔によって突破できると判明した途端、やたらと挙動不審になればいい。
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リンちゃんが机を爪でコツコツ叩いてたので、こちらの爪の音をリズミカルに被せたい。リンちゃんがさらに複雑なリズムで対抗してきたら、ニヤリと視線を交わしつつ、即興ドラムセッション的なやつに発展させたい。
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学祭にアイドルが来ると聞いて、特に興味なく聞き流していたんだけど、現れたのは毎週塾講バイトで顔を合わせてる生徒の鏡音だったので目を見開きたい。ステージで輝く「リンちゃん」はどうしても普段の鏡音の印象と一致しなくて、何度も目をこすりたい。
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渋谷センター街で、鏡音リンのコスプレしてるお姉さんを見かけたい。あれだけいいプロポーションだとホットパンツの破壊力すごいなーなんて思いながら見つめてたら、隣を歩くリンちゃんに「よそみしない」って首をゴリッと回されたい。
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リンちゃんから「今〇〇駅に来てるんだよ」というメールを受けて、そうなんだ偶然近くにいるんだけど会おっかー、って返信しつつ隣町から急いでタクシー飛ばしたい。
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新居にて、姉が「なんかいる」と怖がるので、霊感強い姉を憐れみたい。しかししばらくすると一転、「14歳だったらしいよ」「リンちゃんって名前なんだって」「歌が得意なんだよ、あ、歌ってくれる」と姉が教えてくれるものの何も見えないしラップ音しか聞こえないし、霊感強い姉を羨みたい。
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リンちゃんが数ヶ月前に欲しいと漏らしてた雑貨を偶然見つけたので、買ってプレゼントしたい。「えっ、なんで知ってるの…あ、ありがとう」という引きつった笑顔の奥に、ストーカーだと思われてそうな色を感じたい。
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感情が高ぶるとリボンが発光してしまう体質のリンちゃんが、ライブに行って興奮した結果、リボンを必死に押さえつけて「違うんですっ、これはペンライトのレギュレーション違反じゃないんですっ」と慌ててるので、その頭にそっと帽子を被せてあげたい。