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							妻とデート中。
ぼく「荷物持つ」
妻「重いからいいよ」
ぼく「重いから持つんでしょうが」
と、半ば無理矢理うばいとります。
妻は「うちの旦那は優しい」と嬉しそうに笑ってくれますが、別に優しいからじゃなくて、実は、空いたその手をぼくとつないで欲しいからなので、遠慮しないで下さい。
							
						
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							妻「いいニュースと、すごくいいニュースがある。どっちから聞きたい?」
ぼく「その二択なの?」
妻「そう、悪いニュースはない。素敵な二択でしょ」
ぼく「ではまず、すごくいいニュースから聞かせてもらおうか」
妻「そっちは後から聞くことをオススメしまーす!」
ぼく(選択の余地なし…!)
							
						
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							被災地の皆さま。
なおも続く揺れに、とても不安なことと思います。どうか身の安全を第一に。
また、そのほかの皆さま。どうか今一度、防災グッズの見直しを。東日本大震災の頃に買ったものは、そろそろ電池や消費期限などが心配です。
万一のとき、自分と大切な人を守るために、今できることを。
							
						
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							洗い物中、うっかり手が滑って妻のお気に入りのグラスを割ってしまい、慌てて「気に入ってたヤツなのにごめん!」と謝ったときに、妻が「それよりケガしてない?大丈夫?」と心配そうに聞いてくれて、多分だけど、こういう何気ない優しさの一つ一つが、ぼくを恋に落とし続けているんだと思うんです。
							
						
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							銀行で働く若手女子が、上司と対立しつつお仕事を頑張る小説を書きました。イラストは、人気絵師の佐木郁(@sakikaoru08 )さん。ぜひぜひ、よろしくお願いします。
「ハキダメ。銀行員七野夏姫の渉外日誌」
tinyurl.com/zjsjs2b
倍返しは、しません。
							
						
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							ノーメイクの妻と出かけた時。
妻「ファンデーションは使ってません」
ぼく「…?そうだね、すっぴんだね」
妻「んー、そうじゃなくて」
ぼく「?」
妻「もっと何か、他に言いたいことがあるんじゃない?さあ遠慮せずに」
ぼく「……すっぴんでもキレイだね?」
妻「むっふん!(超嬉しそう)」
							
						
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							「ハキダメ。 銀行員七野夏姫の渉外日誌」が4月30日に発売です!
銀行員の女の子が、一生懸命頑張る物語です。どうぞよろしくお願いします。
…あとがきは妻が書きました。
ぼく「変なこと書いてない?」
妻「内緒ー」
ぼく(不安)
  amzn.to/22Hw1KF
							
						
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							妻「最近少し私を甘やかし過ぎだと思う」
ぼく「そんなことない」
妻「私が急に、高い化粧クリームを買って!と言ったらどう思う?」
ぼく「君が甘えてくれて嬉しい」
妻「違う。もっとこう、厳しく言うべき」
ぼく「バレないようもっと上手く甘やかせよぼく!」
妻「まさかの自分に厳しいやつ」
							
						
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							新作を出すたび、(ちゃんと面白いかな…赤字にならないかな…)と不安になるのですが、そんなぼくに妻がひと言、「大丈夫だよ。すごくいい」と言ってくれただけで、心がふっと軽くなって。
妻「特にあとがきは、十回は読んだ」
ぼく「それ君が書いたとこ」
…「ハキダメ。」もうすぐ発売です!
							
						
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							妻「抱き枕があると熟睡できるらしいので、買う前に試してみます」
ぼく「?」
妻「あなたが布団に入ってまっすぐ寝る。私がそれに抱きついてみる」
ぼく「はい」
妻「どれどれぎゅっとな…!これはいい、これはいい!」
ぼく「照れる」
後日、買われてきた抱き枕に嫉妬するぼく。そこ代われ。
							
						
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							妻「私たちの子どもは、どんな性格だろうねー」
ぼく「女の子なら、君に似て明るく元気で、少しおっちょこちょいな娘かな」
妻「…む。じゃあ男の子なら」
ぼく「たぶん、ぼくに似て」
妻「似て?」
ぼく「君のことが大好きな息子になるだろうけど、今から言っておく。負けない」
妻「顔が本気」
							
						
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							帰宅したら、妻が「くそー、お母さんロボ動け!」と言いながらソファに横になってて。
ぼく「どうした?」
妻「つわりで動けないんだけど、お腹の子が私を操縦している設定なら動けるかなと思って」
ぼく(可愛い)
妻「お父さんすみません。お母さんロボは電池切れです」
ぼく(暴力的に可愛い)
							
						
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							妻が先に出かけた朝、ひと口かじったスコーンが食卓に乗っていて。きっとぼくの朝食として準備してる最中、つい味見しちゃったんだなって想像してほっこり…してたら「チョコチップじゃなくてレーズンだった。あげる」と妻からLINEが来てて。この世には知らない方が幸せな真実ってあるんだなって。
							
						
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							デート中、妻が「かわいい」と欲しそうだったエプロンを、トイレに行ってる間に内緒で購入し、帰宅後に「はいこれ」と渡す。
妻「いつの間に!」
ぼく「いらなかった?」
妻「まさか!嬉しい!」
ぼく「よかった」
妻「汚れたら困るから料理の間は外す!」
ぼく「え」
…そこは着けてて下さい。
							
						
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							心を当てる番組を見た妻
妻「あ、私のこと好きだなーって思ったでしょ」
ぼく「すごい、当たり」
妻「あなたはいつも私のこと好きだから簡単」
ぼく「いつもじゃないけど」
妻「え?いつも好きじゃないの?え!?」
ぼく「他に『すごく好き』『めっちゃ好き』がある」
妻「うん、いつもだこれ」
							
						
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							妻「今日は家事を頑張る!」
ぼく「え、ぼくがやるから君は休んでて」
妻「うん!わかった!」
ぼく「不自然なほど良い返事」
妻「私、小さい頃から『返事だけは良い』って褒められてたんだよね」
ぼく「褒められて…?」
妻「先週も友達に言われたし」
ぼく「待って最近も言われてるのそれ?」
							
						
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							ぼく「連休だけど、どこか行きたいとこある?」
妻「特にないよ。あなたの隣にいられたらそれで幸せ」
ぼく「またそんな嬉しいことを」
妻「でも強いて言うのなら札幌に行きたい」
ぼく「札幌」
妻「ジンギスカンを食べたい」
ぼく「ジンギスカン」
妻「あなたの隣で」
ぼく「ああ、うん」
							
						
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							焼き肉屋で。
妻「一生のお願いが」
ぼく「え?」
妻「だから、一生のお願い」
ぼく「そんな大事なもの、ここで使っていいの?」
妻「そう言われるともったいない気も。…3分。3分のお願い」
ぼく「急に安く」
妻「このお高い肉を注文したい」
ぼく「それ一生のお願いになりかけてたの!?」
							
						
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							妻「あなたは少し過保護だと思う」
ぼく「否定はしない」
妻「そう思うのなら直そうよ」
ぼく「いやです」
妻「え」
ぼく「ぼくは自分のこの過保護なところを割と気に入っています」
妻「まさかの全肯定」
ぼく「それより君が心配されるような行動を控えた方が良いかと」
妻「まさかの逆襲!」
							
						
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							旅行先にて。
妻「あ、下着のセール!しかもまとめ買いがお得!」
ぼく「あ、持ちます」と、買った品物はすべてぼくの鞄へ。
その後、空港の手荷物検査へ。
検査官「はい、鞄は開けて中身が見えるようにしてくださーい」
→ぼくの鞄からのぞく大量の女性下着たち。
ここからの記憶は、無い。
							
						
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							妻「冷やし中華たべたい」
ぼく「作ろうか?」
妻「いいの?」
ぼく「任せて(初挑戦だけど)。まず薄焼き卵を作り…あ」←薄焼き卵、見事に失敗。
妻「あ?」
ぼく「あの」
妻「ん?」
ぼく「卵、スクランブルエッグ状態でいい?」
妻「いいよw」
いいとこ見せたかったんですが、うーむ。
							
						
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							妻「好き」
ぼく「突然なに」
妻「え?声に出てた?想いがつい口に出たのかな」
ぼく「…」
妻「豚汁」
ぼく「!」
妻「旦那が作ってくれる豚汁が好き」
ぼく「…材料は」
妻「ある」
ぼく「…お昼は豚汁かな」
妻「スゴイ チョウド タベタイト オモッテタノー」
ぼく「棒読み!」
							
						
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							妻「知ってた?赤ちゃんって、お母さんの匂いが大好きなんだって」
ぼく「負けないよ?」
妻「あは、そうだね、ごめんごめん。きっとお父さんの匂いも大好きだね」
ぼく「あ、いえ、そうではなく」
妻「?」
ぼく「君の匂いを好きなことについては、ぼくも負けないというか何というか」
妻「!」
							
						
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							これから生まれてくる子どものために、ベビー用品をたくさん買ってきて、使い方を確認しながら、未来のことを妻と話す。「家族が増えるね。これからどうなるか、想像もつかないね」と言うぼくに、妻が返したひと言。
「幸せになるんじゃない?」
君が口にするフレーズは、たまに、すごくずるい。
							
						
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							スタバのカップル。
女子「毎日通ってたら、店員さんと恋に落ちて、始まりは紙カップにペンで書いた『好きです。』とか素敵よね」
男子「まぁ」
女子「あんた、何か書いてもらったことある?」
男子「一応」
女子「え、何て!?浮気は嫌よ!」
男子「SOY」
女子「え?恋!?」
男子「違う」
							
						 
									 
								 
								 
								