上丸洋一(@jomaruyan)さんの人気ツイート(古い順)

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「表現の不自由展」に地方自治体の長が乗り込んできて、けしからんと言って表現の自由を抑圧する。こんなウソのようなことが現実に起きてしまうのだから恐ろしい世の中だ。ファシズムは道化のふりをして近づいてくる。
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「韓国民の多くは軍人として、あるいは生産従事者として日本の戦争に動員され、日本人以上に大きな犠牲を強いられた。他民族としてうけた迫害や屈辱は忘れ難いものがあろう。日本人は、韓国民に対する真の贖罪精神を日韓関係の根底にすえなければならない」鹿内信隆・産経新聞社長、正論80年12月号
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「全国民の心が踏みにじられた」と名古屋市長。市長が「平和の少女像」にどんな感想をもっても自由だが、市長に「全国民」を代表する資格はないし、「全国民」を代表して感想を言える者なんてそもそも存在しない。そこの認識から間違っている。
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原爆ドームを見て「原爆投下はウソだ」「全米国民が心を踏みにじられた」と言い出す米国人がかつていたか。仮に現れたとして、ドームを撤去するか。原爆ドームは反米の象徴ではなく、人類普遍の価値、つまり平和への願いの象徴だ。平和と人権を願う「平和の少女像」も同じことだ。
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展示中止を求める抗議文を出した名古屋市長らの行為について、愛知県知事「憲法21条で禁止された『検閲』ととられても仕方がない」「行政や役所など公的セクターこそ表現の自由を守らなければいけないのではないか。自分の気に入らない表現でも、表現は表現として受け入れるべきだ」朝日新聞。明快
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知事はすばらしく、市長はひどい、と見てしまいがちだが、ちょっと待って。憲法に照らせば、知事はふつうで、市長はとんでもなくひどい、ということじゃなかろうか。
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「辞職相当だと思う」と大阪府知事が述べたことに対し「はっきり言って哀れだ」と愛知県知事が批判。「憲法21条の表現の自由についてまったく理解していないのではないか。日本維新の会は表現の自由はどうでもいいと思っているのではないか」と疑問を呈した。朝日新聞。〈維新〉いまだ憲法を知らず
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独軍の無差別爆撃への怒りからピカソは1937年「ゲルニカ」を描いた。40年、パリを占領した独軍将校が「頽廃芸術の巨頭」ピカソのアトリエに来た。机上の「ゲルニカ」の写真を指し「これを描いたのはあなたか」と尋ねた。ピカソは答えた。「いや、違う。君たちだ」99年1月31日朝日新聞日曜版
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「この少女像をつくったのはあなたか」 「いや、違う。君たちだ」
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それにしても、韓国大使の説明をさえぎって「極めて無礼」と声を荒らげた河野外相。米国大使やロシア大使、英仏独の大使でも同じ態度をとるのだろうか。これは、韓国を日本より低くみる意識が日本外交を支配していることに起因するのではないか。そうでないことを願いたいが、そう思われてならない。
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靖国神社の「天皇陛下参拝要請」を宮内庁が拒否していたと共同通信が報じた。A級戦犯の合祀を79年にスクープしたのも共同だった。当時、サンケイは「〔靖国神社には〕祭る自由はたしかにあるだろう。自由があるなら、何を、どのようにしてもいい、ということではなかろう」と社説で合祀を批判した。
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昭和天皇をめぐって新資料発見とNHK。それにしても1928年の張作霖爆殺事件がなんで「開戦13年前」なのか。日本は1941年に「開戦」したわけではない。その前に中国と開戦している。なぜ日中戦争を無視するのか。あれは事変であって戦争じゃない、とでもいうのだろうか。
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衆参の予算委は4月以降、一度も開かれていない。「首相は参院選後も憲法改正論議を進めるよう再三野党に求めている。ところが憲法以外では国会審議自体に極めて消極的だ。虫がいいというほかない」毎日新聞社説。
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昭和天皇「拝聴記」にかぎらず、NHKの現代史ドキュメンタリーは、既知の事実を「新発見」であるかのように強調することが時々ある。これはいかがなものか。どこまでが既知で、どこからが新たにわかった事実かはっきり示すべきだ。せっかくの力作なのだから。
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今日の読売新聞、社説の見出しは「沖縄県は国と虚心に話し合え」ーー。 おやおや。沖縄の民意を無視して辺野古の埋め立てを強行しているのは国ではないか。 「国は沖縄県と虚心に話し合え」
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他国にケンカをうって大衆のナショナリズムを煽り、自身の権力保持をはかる。いつまでこんなことをやっているのか。 「もう十分だ。対中追加関税は企業や労働者、家庭により大きな痛みを与えるだけ。大統領は大きなミスを犯している」米国の家電IT産業の業界団体。毎日新聞。
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それにしても、日本の大臣はよほどヒマらしい。世耕経産相、韓国にケンカをうったと思ったら、今度は右派雑誌に登場して桜井よしこ氏と対談。仮にも一国の大臣が排外主義の扇動に加担してどうする。
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柴山文科相は27日の閣議後会見で「(選挙の演説会場で)大声を出すことは権利として保障されているとは言えないのではないか」と発言。朝日新聞。 拡声機の音量をいっぱいにあげて車で街宣する団体には寛容なのに。 野球場にヤジる自由あり。いわんや政治家の街頭演説に対してをや。
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「韓国国内には……戦前・戦中の日韓関係を巡り、日本国内の『歴史修正主義』が強まっているとの見方がある」毎日新聞。 何でこんな書き方をするのだろう。韓国の「見方」を借りなくても「歴史修正主義」の横行バッコは客観的な事実だろうに。
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「いつの世でも、御用学者・御用思想家が思想の自由、学問の自由を十二分に与えられているのは当然である。権利としての自由の保障といったことは、はじめからその種の人々には用のない命題なのである。自由権の保障は、権力がもっとも好ましくないとする思想の持ち主のために必要とせられる」家永三郎
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今どき、テレビのワイドショーに見識を求める方が愚かなのかもしれないが、それでも求めたい。ナショナリズムを煽って視聴率をかせぐのは誤りだ。戦時下の新聞・ラジオの誤りを繰り返すな。正気にかえれ。
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「ピカソの代表作『ゲルニカ』はスペイン内戦でのナチスの無差別爆撃に対する抗議を表し、国連本部にもタペストリーがある。今、ドイツが『先祖を侮辱しているから絵を撤去せよ』と言ったら、ドイツは世界からどう思われるか。日本では同じことが起きている」森達也氏、毎日新聞。 先祖を直視せよ。
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「誤解を広めかねず……」とは何ごとか。小学舘は隣国を侮蔑して差別意識を煽っている。それこそ正しい理解であって、誤解の余地はない。それを「誤解」とは、読者の方が間違っていると言いたいのか。隣国を侮蔑してでも生き延びたいか小学舘。出版社として存在し続ける意味はどこにあるのか。
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麻生、菅、二階の各氏が不人気であることは首相も承知のはず。なのに留任させるのは、ばれたら困る秘密を共有しているからではないか。秘密を知っているやつを外に出すのはまずい。それしか留任の理由が思い浮かばない。
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防災訓練で作業服を着ていたのは、あれはなんだったのか。実際に災害が起きて水がない、電気もこないで大勢の人が苦しんでいるのに、モーニング姿で記念写真におさまったあげく、「国民の生命と安全を守ります」と言ってのける。その神経がわからない。