チャビ母(@chubby_haha)さんの人気ツイート(古い順)

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あなた達の頑張りを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。 恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれない人々を貶める為にではなく、そういう人々を助けるために使ってください。 そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。
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私達が当たり前に生活できてる毎日を支えているのは、個人の努力の成果ではなく恵まれた環境のおかげなんだよね。そこに私たちはすでにタダ乗りして甘えている。 でもその環境だけでは不十分な人がいる。その違いを知ってほしい。そしてその違いを埋めるべく環境に働きかける大切さに気付いてほしい。
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バリアフリーっていうと、多くの人が段差や狭い通路、背の低い人には届かない自動販売機といった物理的なバリアだけを思い浮かべるんじゃないかなって思うんだけど バリアには物理的なバリアの他に、制度的なバリア、文化・情緒面のバリア、意識上バリアがあるんだよね。その辺りを少し説明します。
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制度的バリアは、障害がある事によって資格や参加が社会のルールや制度によって制限されること。障害のある人がその人の能力に関わらず均等な参加機会を奪われちゃうことなんだよね。 入試や就職の機会が障害のない人と同等に与えられなかったり、障害を理由に入店や入居を断れれるのも制度的バリア。
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文化・情緒面のバリアは、必要な情報が他の人と同じ様に得られない情報弱者の人を作っちゃうバリア。 字幕や手話通訳や点字の提供がなかったり。電車のアナウンスや防災無線、言葉の壁なんかもそうだね。自閉症や知的に障害がある人が口頭の説明だけでは理解し辛い状況のもこれにあてはまるんだよね。
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意識上のバリアは、障害がある人や高齢者等の社会的弱者に対する偏見や差別、無関心、そして「かわいそう」と哀れむ対象としてだけみること バリアフリーに対する認識不足もそうだし、点字ブロック上に物を置いたり身障者専用駐車場への駐車といった無関心&無知による行動もバリアを作ってるんだよね
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感覚過敏を動画で体験した人が息子に「これ、ずっとだったら大変だね」と。そこで息子が言った言葉にハッとさせられた 「ずっとだったらってIFの仮定じゃなく、”ずっとだから”大変なんです」って 障害は一時的に「今ちょっと困ってみよう」の様な自分の都合や選択で体験するものじゃない。エンドレス
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学生の時に車いすでトイレを使用する体験をした。まず身障者用のトイレの場所を探し、たどり着くまでにスロープやEV…と遠回り、ドア開けづらい、とにかく時間がかかる… 体験を終わって学生が口々に「疲れた、もういい」って。で、教授が言った「障害のある人は”もういい”ってやめられないのよ」って
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「合理的配慮=特別扱い」じゃない 障害のある子や学び方の違う子が支援や合理的配慮を受けるのは、普通料金しか払ってない人がグリーン車に乗る様な特別待遇に思われがちだけど 電車にすら乗せて貰えない状況を支援や配慮で改善して他の子と同じ様に普通車に…っていう事。ズルでもなんでもないのよ
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TLに障害あるけど・車椅子だけど「ありがとう」と感謝するってツイが流れてくる。私の身内も「車椅子でも出かけられる事に感謝する」だし、私も息子と出かける時は「ありがとう」を欠かさない派 でもこれが「ありがとう、すみません」を言い疲れた障害のある人を否定していい事にはならないんだよね…
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発達障害のある子の家族の中には、事前の下調べや準備だけじゃなく「いざ出かけるとなれば”勇気や決心”がいる」人も多いんじゃないかな 息子が幼い頃、たかが公園にやコンビニ行くのにも、出かける準備と決心と勇気が必要だった。謝り続けなきゃいけなかったからね…。だから引きこもりがちだった。
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こういった障害のある人やその家族が抱えてる、出かける為の「心理的なバリア」ってなかなか経験した事のない人には理解できないと思うんだけど、 目に見える段差とかのバリアフリーだけじゃなく、こういった見えないバリアの存在も、知ってもらうことで少しずつ減っていけばいいなぁと願ってる。
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今回の騒動を通じて再確認したのは、発達障害や知的障害のある人はそもそも 自分が何に困ってるのか それに気づいたとしてどう解決したらいいのか 相手のわかるようにどう伝えたらいいのか どうしてほしいのか を自覚して人に求める段階で支援がいるから更に社会から置き去りになりがちなんだよね…
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進級時に新しいクラスで「息子には自閉症という障害があって、こうこうこういう事が大変で…ご迷惑をおかけする事もありますがよろしくお願いします」の説明をしなきゃいけないの、辛かった アメリカに来て「そんなこと親がしなくていい。学校で起きる事は学校の責任」って言われて荷が下りたんだよな
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そんなのが得意な親ばかりじゃないしね。ちゃんと子供の障害の説明が上手くできた親の子にしか理解や支援を得るチャンスがないのもそもそもおかしいんだよね。 でも結構、親の障害に対する知識や行動力で子供が支援にいきつけるかどうかの差がでてしまう。これっておかしいよね。見直されてほしい。
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日本で幼児期に子供に障害があるって診断が出た場合に、例えば小学校入学までの間、その子の成長やニーズを一括して管理して追ってくれるコーディネーターというか担当者みたいな役割の人が親以外にいたらいいのになぁ。ソーシャルワーカーさんとかがそれを担ってたりする自治体とかあるのかな?
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新今宮のホームレスの人の話のnote読んでみた。率直な感想は 「自閉症って特別な才能があるんでしょ」 と同じ構造だなと 社会の構造のせいで誰かが苦しい思いをしているのを、まるで何もそんな事は存在してないような言葉で蓋をする感じ。問題から目をそらそうとしてる人が仕掛けたトリックだよね…
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発達障害の人が障害の特性で困ってる状況って、障害のない人がちょっと手抜きしたりさぼったりした結果できなかった事と被るから 「甘えてないでちゃんとやれば」「努力すべき」って責められがちで、頑張っても空回りして頑張りが報われるどころか逆に自信を奪っていっちゃう。これが二次障害への入口
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発達障害の中でもADHDの子は注意される回数が半端ない 「じっとしなさい」「集中しなさい」と行動を注意してるつもりでも、本人には「あなたはダメな子」というメッセージに変換されて届いちゃう… だからこそ声掛けはさりげなく元の作業に戻れる様な「わからなかったらきいてね」的なのを心がけたい
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ある時ADHDの中学生の子が教えてくれたんだよね。 「いつになったらちゃんとできるの!?」と怒られるのは自分を見捨てられた言葉にしかきこえない。だっていつになっても「ちゃんとできる自分」になれるとは思えないから。自分を否定されるのは辛い。どうやったらちゃんとできるか教えてほしいって。
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イギリス内務省がウェブアクセシビリティにおいて障害の特性ごとに「すること・しないこと」を説明したポスター。数年前のものだけど この「不安状態」バージョンがウェブアクセスに留まらず、発達障害の人と接する時にも役立つんじゃないかなって思う。学校の先生方に心がけてもらえたら助かります!
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「作業を終えるのに十分な時間がある」 「これから何が起こるか説明する」 「重要な情報は明確に」 「作業を完了する為に必要なサポートを提供する」 「作業終了前に確認」 これ全部、発達障害の子達と接する時に気を付けてもらえてたら、子供達の「できた!」「わかる!」につながるやつだよね~!
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自閉症や不安状態のポスター以外にも、ディスレクシア、身体・運動障害、ロービジョン、難聴・聴覚障害、スクリーンリーダーの利用者の為のバージョンも日本語で提供されています。こちらのサイトからPDFバージョンをダウンロードできます→github.com/UKHomeOffice/p…
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このツイに「障害の有無関係なく皆に良い」レス。確かにそう。でもなぜ違いを強調する必要があるかと言うと 障害のない人には「しないこと」の状況でも相応に対応できる事が障害のある人にとっては障壁・バリアになってしまい対応できなくなるから。その違いを知ってほしいなtwitter.com/chubby_haha/st…
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「発達障害ある人にわかりやすい方法は他の人にもわかりやすい」を納得してくれる人は多いんだけど、でも中々その方法は採用されないんだよね それは多分「楽してできた事より苦労してできた事にこそ価値がある」っていう”苦労崇拝”の文化だからだろうな。楽して生まれた余力を他に使った方がいいやん