冬樹蛉 Ray FUYUKI(@ray_fyk)さんの人気ツイート(古い順)

今回のパンデミックで、アメリカ人は「“おれたちの側”でないやつらを分断して無視しても、結局、感染症はおれたちに跳ね返ってくる。自分が助かりたいと思ったら、全員を助けるしかないのだ」ということを、徐々に学習しはじめているようだ。日本政府はまだ学習しておらず、滅びへの道を進んでいる。
「Go To Travel」やら「Go To Eat」といったヘンテコな直訳英語が、検討段階とはいえ政府から出てくることに、もっとみんなゾッとしたほうがいい。これは、一事が万事、専門家不在の意思決定が閣内の素人の思いつきだけでなされているさまを如実に物語っているからだ。
与党内にも霞が関にも、英語ができる人なんて掃いて捨てるほどいるはずだ。なのに、こんなものが政府から出てくるということは、人材の能力が発揮されるプロセスを阻害しているなにかがあるということだ。できる人が山ほどいる英語ですらこうなのだ。ほかの専門家の知見はどうなっていることやら。
「私たち国会議員や国家公務員は、いま、この状況でも全然影響を受けていない。収入に影響を受けていないわけであります。そこに果たして、5万円とか10万円の給付をすることはどうなんだという点を考えなければならない」 狂ってる……。どういう視点から見てるのだ?? headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-…
「緊急事態宣言を発令」と書いてる無神経なメディアがあるが、あれは「令」ではないので、安倍首相もちゃんと「発出」と言っていたではないか。こういうとこ、存外に大事だよね。「発出」という耳慣れない言葉を使うことで、この宣言が法治国家としてギリギリの措置であることが想起されるのがよい。
いざ、ホンモノの国難が襲ってきてみると、『シン・ゴジラ』はヌルいファンタジーだったよねといった意見をよく見かけるけど、バカや悪人が一人も出てこない点で、あれは最初から現実にはあり得ない痛快ファンタジーだからね。
COVID-19と人類を見た場合、「おお、やっぱり小松左京はすごい」と思うが、COVID-19と日本を見た場合、「おお、やっぱり筒井康隆はすごい」と思うな。
立憲民主党の愚かなところは、自民党へのカウンターのつもりで、デマ屋やトンデモや素人をわざわざ連れてきては科学(のようなもの)を語らせるところだ。べつに、自民党に対抗するために、自民党と異なるニセ科学を持ってくる必要などない。立脚する科学に党派など要らない。科学はひとつでいい。
一人十万円の給付を勝ち取ったのは、存外に大きなことだよ。額よりもなによりも、「世帯」ではなく「個人」を給付対象にさせたということが、いちばん大きい。安倍首相を日本会議的価値観に逆らわせたわけだから。これは、国家を構成する最小単位は「家族」ではなく「個人」であるとした実績になる。
ホントに安倍政権はズレてるなあ。閣僚も全員ちゃんと十万円を受け取って、「こんなことにスパーンと使って、停滞している経済を少しでも回す足しにしました」と、使いみちのセンスのよさをSNSでアピールすれば格好の宣伝になるのに。裕福な者たちは、「#十万円使いみちチャレンジ」をやればよい。
首相もマスコミも、最後の手段のアビガンを気楽に売り込みすぎだ。まだCOVID-19への効果は定かでないうえ、動物実験では催奇形性が報告されている。それをほとんど報じず、早期にすぐ使えなどと言ってるやつまでいる。催奇形性のある薬に日本人はひどい目に会っているのを忘れたか? サリドマイドだ。
COVID-19を治す方法が現時点で確立していると誤解している人がけっこういる。COVID-19は、まだ人類の知恵では治せない。重症化した人に手当てしているのは、治そうとしているのではなくて、なんとか死なないようにして、ひとりでに治るのを待っているだけだ。薬だって、既存のものを試しているだけだ。
病院にできることは、重症化するタイミングで、すぐには死なないようにする手当てだけだ。それを、あたかも早期発見して効くかどうかも定かでない薬を飲めば治るかのように報道するのは、医療行為の妨げにしかならない。「手遅れ」なんてものはまだこの病気にはないのだ。だって「手」がないんだから。
だから、不要不急の外出をしないでくれとお願いしているほうの立場だろう、あんたらは。アホちゃうか。 twitter.com/Matsukawa_Rui/…
これはほんとうに狂気の沙汰だ。美談でもなんでもない。即刻やめさせるべきだ。医療従事者の人命を軽視していることはなはだしい。 twitter.com/mainichijpnews…
責任ある立場の人間は、「仮に明日、私の頭がおかしくなったとしても、私に好き勝手ができないようなしくみを、私が正気のうちに整えておこう」と考えるものだ。「私は好き勝手をしないので、私が好き勝手ができないようにするしくみは要らないのだ」などという考えかた自体が、リーダー失格なのだ。
国家の法治システムに於いて、「余人を以て代え難い」などということがあったとすれば、それはすなわち「ここにシステムの欠陥があるよ」という意味にほかならない。「余人を以て代え難い」という言葉は、法治システムの番人である公僕としての敗北宣言なのに、なにを得意気に言っているのだ?
信じ難いな、これは。こんなことをしていたら、アルファベットのブロック体は完璧に(?)書けるが英語はまったくできないなんて生徒が大量生産されそう。 gamp.ameblo.jp/hitomi-nakahas…
おれは性格的に大村知事のような本流の保守政治家を積極的に応援したくはないのだが、大村知事を攻撃している連中があまりにもカルト的な極右で滑稽なので、まともで優秀な保守政治家である大村知事がリコールなどされるいわれなどなく、リコールには反対だ。 #大村知事リコールに反対します
「大学生というのは遊んでばかりで、人生のモラトリアムを謳歌している」などという自分たちの時代の認識をまったく更新できていない年配の人間が、やはり同じように、「日本は世界に冠たる科学技術立国である」という過去の認識を後生大事に抱えているのが、この国の滑稽と悲惨をよく物語っている。
おれは努力して日本人に生まれてきたわけではない。気がついたら日本人に生まれており、日本語が話せるようになっていた。遊んでいるうちに読み書きができるようになった。おれが日本人であることは、おれの手柄でもなんでもない。ただの運だ。ただの運を誇らしく思えるおめでたい人種が理解できない。
最もよく見かけるダーウィン進化論の誤解は、進化に「目的」や「意志」が介在しているというものだ。「首が伸びれば、もっと高い枝の葉が食べられるのに」とキリンが念じたから首が伸びたのではなく、少しでも首が長い個体の子孫が生き残ったにすぎない結果が進化なのだと受け入れられない人は多い。
そもそも人種差別反対のどこが「左翼っぽい」のかさっぱりわからない。ただ単に「人間っぽい」主張であるにすぎない。 twitter.com/kaibarakenei/s…
ヒトラーが『わが闘争』で述べている宣伝ノウハウはとてもシンプルだ。自分の頭でものを考えている連中は、どうせ少数派なのだから、相手にしても無駄だ。大事なのは、残りの多数派に、とにかく何度も何度も同じことを吹き込むことだ、と。つまり、「アホのほうが多数派だ」という割り切りが肝なのだ。
このヒトラーの宣伝手法は、まったく陳腐化しておらず、ネット社会ではますます有効にすらなっている。この手法に対抗するには、自分の頭でものを考える人間を増やすしかない。自分の頭でものを考える力は、必ずしも知識の多寡や学歴などに一致しない。マインドセットの問題だ。だから育むのが難しい。