126
僕「うとうとしてた。あれ?何で泣いてるの?」
彼女「寝顔見てたら幸せだなって思って。そしたら涙こみ上げてきた」
僕「可愛い」
彼女「ありがとう。本当は大掃除せずに済んで良かったって嬉し涙だけどね。お前ちょろいから悪い女に騙されんなよ」
僕「強がるなよ」
彼女「調子乗んな」
僕「」
127
彼女と忘年会したんだけど、酔った彼女が帰り道で僕のお尻を触りながら、「お尻の穴どこ?あった!ついに人類がお尻の穴に到達した!偉大な一歩だ!」ってはしゃいでて、さらに「季節のアナル〜中指を添えて」ってフランス料理っぽく浣腸しようとしてきたときは本当にこいつバカだなって思いました。
128
彼女「今の手繋いでた中学生くらいのカップル見た?私達が近くに来たら彼氏が手離しちゃった!恥ずかしいんだろうね!可愛い!」
僕「俺も恥ずかしいから手離すね」
彼女「ざけんな!オラァ!」(腹パン)
僕「ぐっ…」
彼女「可愛らしいカップルに悪影響を与えるような真似を私にさせるな!」
129
彼女「何か言うことないの!」
僕「?」
彼女「今日の私可愛いでしょ!」
僕「あ、そういうことね。今日も可愛いよ」
彼女「ちっ」
僕「何だよ」
彼女「ちょっとはやるようになったな」
僕「この程度で喜ぶなよ」
彼女「この程度のことも言えない男って私に認識されてることに気付け」
僕「」
130
彼女ヤバイ。マジでヤバイよ。マジヤバイ。まず起きない。超起きない。普通は正月とか初詣するよね。けど彼女はそんなの気にしない。寝まくり。初日の出とか超無視。あと超飲む。風呂でも飲む。そして寝る。無限に寝る。そんな彼女に付き合って一緒に寝てる僕とか超偉い。もっと寝よう。超寝よう。
131
彼女「神様が人間とナマケモノを作ってて、ナマケモノにするはずがうっかり人間にしちゃったのが私なの。神様がミスさえしなければ、私はナマケモノとして1日20時間寝る生活を送れたのに、人間になったせいで毎朝辛い思いをして起きないといけない」
僕「もう夜だよ。お前20時間くらい寝てたよ」
132
僕「お腹空いたから何かご飯作って」
彼女「食材があまりないから大したもの作れないよ」
僕「お前の手料理なら何でも美味しいから大丈夫だよ」
彼女「!」
僕「エンダアアアアアイヤァアアア!」
彼女「まだ弱い。その程度じゃエンダーには足りない。ノーエンダー。あと音外れてる」
僕「はい」
133
彼女「猫の動画見てたら可愛すぎて泣けてきた」
僕「お前の涙って安いよな」
彼女「じゃあ、お前と別れることになってもそのときは絶対に泣かない」
僕「そこは泣けよ!」
彼女「は?そこは、お前と別れる未来なんて永遠に来ないよ、だろうが!」
僕「!」
彼女「エンダアアアアアイヤァアア!」
134
彼女「洗濯物乾いてないから服貸して」
彼女母「これでも着て」
彼女「胸回りがきつい」
彼女母「すいませんね」
彼女「胸が大きいと心も広いから許してあげる」
彼女母「だけど、その胸はお母さんの子育ての賜物よ!」
彼女「はい、どうも」
彼女母「ちゃんと感謝して!彼氏も!」
僕「えっ」
135
彼女弟「今日も一緒に寝よ!」
僕「良いよ」
彼女「今日は本当にやることあるからダメだって!」
僕「何かすることある?」
彼女「子作り!」
彼女弟「?」
僕「…」
彼女父「…」
彼女「エンダアアアアアアイヤァア!」
彼女弟「?」
僕「…」
彼女父「…」
彼女「あれ?」
僕「お前…」
136
彼女「あれ?私のプリンは?」
僕「俺が食べた」
彼女「実家の空気に慣れてきて調子乗り出したな!ぶん殴るぞ!」
僕「かかってこいよ」
彼女母「ケンカはやめなさい!」
僕「違いますよ」
彼女「こいつ殴られたくてわざとやってるの!お母さんも一緒に殴ってあげて!」
僕「それも違うよ」
137
彼女「ずっとストーブ炊いてるから換気するね」
僕「うん」
彼女「別にお前が私のプリン食べたせいで空気が悪くなったわけじゃないよ」
僕「はいはい」
彼女「じゃあ、失礼します」
僕「!」
彼女「おっと、ここは社会の窓だった!」
僕「親が側にいるのにお前すごいな」
138
彼女「久々に料理頑張ったよ!」
僕「お前の手料理が一番だな」
彼女「胃袋掴んでるからね!」
僕「うん」
彼女「次の彼女はお前を満足させるのに苦労するだろうね。もう私にしておけば?」
僕「別れるつもりないよ」
彼女「来世の話だけど!」
僕「!」
彼女「エンダアアアアアイヤァアア!」
139
彼女「…zzZ」
僕「…zzZ」
彼女「ん……頭痛がする…肩こり………マッサージ……して…………」
僕「(…寝言か)」
彼女「もうちょい…上……そこ………や……き…にく…」
僕「(…は?)」
彼女「焼肉?!!!」
彼女が自分の発した訳の分からない寝言に驚いて起きた
140
彼女「私達の歌作ったから聞いて!」
僕「うん」
彼女「続けて歌ってね!」
僕「はいはい」
彼女「私達仲良し♪」
僕「私達仲良し♪」
彼女「今日も仲良し♪」
僕「今日も仲良し♪」
彼女「明日も仲良し♪」
僕「明日も仲良し♪」
彼女「明後日は分からない♪」
僕「何でだよ!」
141
彼女「今日は外食ね」
僕「じゃあ、家出る前に洗濯物干すね」
彼女「あっ…洗濯機回し忘れてた」
僕「マジで?」
彼女「うん」
僕「マジかよ…」
彼女「本当だよ!本当に!私がお前に嘘ついたことなんかないでしょ!だから本当に洗濯してないの!信じて!お願い!」
僕「問題はそこじゃない」
142
酔った彼女がパジャマのズボンの片足に両足を入れようとして床に転けて、「このパジャマ足通すところが一つしかなくて前から不便だと思ってたんだよね」ってそのまま寝た。
143
彼女に肩を叩いて振り向いたらほっぺに指が刺さるイタズラをしたら、「ドキッとさせたいなら私ならこうする」って、僕の肩を押して壁際に追いやって、肘で壁ドンからの顔を近寄せてほっぺを指でぷにゅってしてきた。確かにすごいドキドキしました。イケメンすぎて彼氏としての自信を失いました。
144
彼女をドキッとさせようと昨日彼女に教わったように、肘で壁ドンして顔を近寄せてほっぺを指で突いてやったら、「私をドキッとさせたいならもっと頑張って」って突いた指を掴まれておっぱい(Eカップ)をむにゅって突かされた。思い出しただけで今もドキドキしてます。彼氏としての自信を失いました。
146
彼女「悪夢見た」
僕「どんな?」
彼女「お前に振られる夢」
僕「大変だ」
彼女「すごい絶望した」
僕「うん」
彼女「そしたら絶望の力に目覚めたからもうこんな世界なんかいらないって思って宇宙ごと滅ぼした」
僕「えっ」
彼女「一生懸命滅ぼしたから寝起きなのに何か疲れちゃった」
僕「」
147
彼女とカラオケに来てるんだけど、一曲目から彼女が僕の手を握って目を見つめながら尾崎豊のI LOVE YOUを歌ってくれました。
148
彼女「謝らないといけないことがあるの」
僕「何?」
彼女「…」
僕「…」
彼女「…」
僕「(この重苦しい空気…まさか浮気?!いやいや…でも…えぇぇ)」
彼女「行方不明になったビニール傘なんだけど、実は私がどこかに置き忘れてきちゃったの。ごめん。許して」
僕「すごくどうでもいい!」
149
彼女「必殺!浮気したのバレてないけど良心の呵責に苛まれて自ら告白して謝罪するよ的な雰囲気で話を切り出せば大概のことは許してもらえるの術!」
150
彼女にアイスを買って帰るように頼まれたので買って帰ったら、玄関でアイスだけ取り上げられて「鬼は外!アイスは内!」って豆投げつけられて追い出された。