876
僕「一気に大掃除をするのは大変だから今年は今からコツコツ掃除しようと思う」
彼女「えー!面倒臭い!嫌!」
僕「年末に一気にやる方が絶対に面倒だから」
彼女「そこまで言うなら今から掃除しなよ!私はお前が掃除した部屋を年末に大掃除する!」
僕「することないじゃん!」
彼女「正解!」
877
突然ですが彼女の描き下ろしLINEスタンプ第三弾が発売されました。名前は「たぶんクマのスタンプ」です。今回は無料の待ち受け画像(3、4枚目)も描いてもらいましたので、スタンプを買わなくても彼女の世界観を楽しめます。是非どうぞ。
→line.me/S/shop/sticker…
878
彼女「!」
僕「zzZ」
彼女「はあはあ…」
僕「…?何?」
彼女「お前に浮気されるクソ不愉快な夢見た」
僕「うん」
彼女「手握って」
僕「汗すごいよ。大丈夫?」
彼女「どこの世界に彼氏に浮気されて大丈夫な奴がいるんだよ!謝って!クソみたいな夢に主演してごめんなさいって!早く!」
879
彼女「おでん作るから大根一本買うね!」
僕「うん」
彼女「(大根を抱えて)はーい!元気な男の子ですよー!」
僕「…」
彼女「はーい!元気な男の子ですよー!」
僕「…」
彼女「無視しないで!ほら、元気な男の子ですよー!」
僕「…俺は女の子の方が良かったな!」
彼女「ふーん」
僕「」
880
僕「おやすみ」
彼女「お前どっち向いて寝てんだよ!背中ががら空きだぞ!殴ってほしいのか?コラー!」
僕「ごめんごめん」(向き直す)
彼女「何で丸くなって寝るの!足曲げたらその分だけスペースができてくっ付けなくなるだろうがバカタレがー!」
僕「ただ寝るだけのことが難しいなオイ!」
881
彼女「zzZ…走ったら転ぶよ」
僕「?」
彼女「聞いて…ねー…危ない…ああっ!」
僕「大丈夫?」
彼女「夢…生きてる!」
僕「は?」
彼女「転んだら死ぬって注意書きがあるのに、お前が死にたがりで急に走りだして転けて死んだ。怖かった。お前今死んじゃったんだよ」
僕「死んでたまるか」
882
僕「ひっ!」
彼女「?」
僕「虫入ってきた!でかいの!何とかして!」
彼女「うっせー!人間の方が大きいだろ!放っとけ!」
僕「無理!そこ!早く!」
彼女「(パンッ)あ、逃げた」
僕「ひいぃ!俺あっちの部屋いるから殺したら呼んで!」
彼女「…何かもうお前一周回って可愛いやつだなー」
883
僕「何この香り?」
彼女「ミントティーだよ!」
僕「俺、チョコミントとかそういうの苦手なんだけど…」
彼女「私も苦手だけど大丈夫!これオーガニックだから絶対美味しいよ!」
僕「どう?」
彼女「うん!」
僕「美味しい?」
彼女「口いっぱいに広がるミントの清涼感が不快!ゲロまずい!」
884
彼女「もしもし。LINEで伝えた通りです。面倒臭いので欠席します。すみません。えっ。だからさっき面倒臭いからって…いや、本当に、私行きませんよ」
僕「何のお誘い?」
彼女「会社のクリスマス会」
僕「あんな断り方で良いの?!」
彼女「クリスマス会に給料は発生しないから」
僕「強い」
885
僕「ちっ」
彼女「舌打ちやめて!次したらお前の耳元で二回舌打ちするからね!」
僕「ちっ」
彼女「ほら!ちっちっ!」
僕「何かウザい遊び始まったー」
別の日
僕「猫だ!ちっちっちっ!」
彼女「あ!何かいっぱい舌打ちした!ちっちっちっちっちっ!」
僕「ウザい遊び続行してたー」
886
彼女「ねえねえ」
僕「何?」
彼女「呼んだだけだよー」
僕「うん」
彼女「ねえねえ」
僕「何?」
彼女「呼んだだけだよー!ねえ?うざい?ねえ?うざいー?」
僕「別にうざくはない」
彼女「すごいなー!私が同じことされたらうざいと思うよ!私って愛されてるっふぅー!」
僕「うっぜ!」
888
僕「おはよう」
彼女「おはよ!私、空飛んだよ!」
僕「夢ね」
彼女「でも、お前は飛べなかった!誘ったのにお前だけ飛べなかった!飛べる兆しもなかった!ただジャンプしてるだけだった!私は飛び回ってたけどお前はコタツの中で拗ねてた!クソ惨めだった!」
僕「朝から何かクソ不愉快になった」
889
彼女「疲れたなー!」
僕「…」
彼女「疲れたからぎゅってしてほしいっつってんだ!ぎゅってー!ぎゅってよー!」
僕「…」
彼女「無視かー!早くぎゅってしろー!」
僕「…」
彼女「…」
僕「ぎゅっ!」
彼女「ふっぐぅ!」
僕「はい」
彼女「全力で不意打ちはやめろ!肋骨逝くだろうが!」
890
彼女「コンビニ行っ…」
僕「嫌」
彼女「即答うぜえ!」
僕「うぜえとか言うな。うざくねえよ」
彼女「うざくねえ!うざくねえ!お前は全然うざくねえ!」
僕「それうざいって言ってるようなもんじゃん」
彼女「どこがだよ!正反対のこと言ってんだから全然言ってねえだろうが!」
僕「うぜえ」
891
僕「もう昼だ!起きるぞ!」
彼女「やめてー!私、お前と一緒にお布団にいる時間が一番幸せなとこあるから!過激な起こし方とかいらないから!私のペースで起きるから!じゃないと今日一日の私のモチベーションが…zzZ」
僕「おい!」
彼女「はっ?!アイラビュー!」
僕「は?」
彼女「は?」
892
僕「これクリスマスプレゼント」
彼女「え!早い!」
僕「ニットだから早く着たいかなって」
彼女「待って!クリスマスっぽくない!何か嫌!くれるなら明日の朝枕元に置いておいて!」
翌朝
彼女「見て!プレゼントあった!あわてんぼうのサンタさん来たよ!今年一年良い子にしてて良かった!」
893
彼女「洗濯機もうダメだ。回すと異音がする。年始のセールで新しいの買おう」
僕「痛い出費だ…クリスマスどうしよう…」
彼女「去年も冷蔵庫壊れて家でやったし、今年も家でやろうよ!」
僕「それで良いの?」
彼女「良いよ!何でダメなの?去年楽しかったでしょ!私、今年はティラミス作るよ!」
895
僕「虫!」
彼女「どこ?」
僕「ソファー!木の所!」
彼女「は?」
僕「そこ!目の前!バカか!」
彼女「これ?」
僕「そう!早く何とかして!」
彼女「ネジだけど」
僕「えっ」
彼女「バカって言われた」
僕「ごめん」
彼女「あ、生まれて初めてネジ見たタイプの人?」
僕「ごめんって」
896
友達と話すときの一人称は私、僕と話すときはあだ名の彼女が、友達の前でうっかり自分のことをあだ名で呼んでしまい、「あ、間違えた…忘れて…」って恥ずかしがってたのが何か可愛かった。今はよだれの跡だらけの汚い枕で白目をむいて寝てる。酷い顔だ。
897
僕「教会行ってみる?」
彼女「何で?サプライズで結婚式してくれるの?」
僕「いや、クリスマスだから行ってみようかなって」
彼女「ううん」
僕「前は行きたがってじゃん」
彼女「だって私が行ったら騒つくもん」
僕「何で?どういうこと?」
彼女「聖母マリアが再誕したって!」
僕「は?」
899
彼女「お散歩しよ!」
僕「寒いから嫌」
彼女「でも外を見て!今日は良い天気〜だ〜〜よ〜〜〜♪」
僕「本当に?」
彼女「何で私が急にミュージカルしだしたのに普通に返事するの!ミュージカルで返事してくれないと私が頭おかしいみたいになるでしょ!」
僕「最初から頭おかし〜い〜よ〜〜〜♪」
900
彼女「この梅干し食べてみて」
僕「うん」
彼女「すごい酸っぱくない?」
僕「うえっ!」
彼女「なにその顔!ブス!もう一回!」
僕「うえっ!」
彼女「私の彼氏もうちょっとイケメンなはずだったんだけど!やめてブス!もう一回!」
僕「うえっ!」
彼女「ブッスー!ブス言われたがりかよ!」