776
僕「あっ…くしゃみ出そう」
彼女「…」
僕「…」
彼女「…」
僕「くしゅん」
彼女「すごいブスだった!」
僕「誰だってそうだろ」
彼女「出る瞬間だけじゃなくて出そうなときからずっとブスだった!謝って!ブスでごめんなさいって!」
僕「ブスでごめんなさい」
彼女「許さない!」
僕「」
777
彼女「ポケモンGOしに行こう!」
僕「このクソ暑いのに外に出るの?」
彼女「でも、私ポケモンマスターにならないといけないから!」
僕「マジかよ」
彼女「ほら!行くよ!」
僕「うわぁ…日差しヤバイ…暑すぎ…」
彼女「やっぱり今日はやめた!ポケモンマスターになるのは明日から頑張る!」
778
僕「お前がポケモンGOやるって言うから俺は外出の身支度したのにやっぱりやめるってどういうこと?」
彼女「何か外暑い」
僕「そんなんでポケモンマスターになれるか!」
彼女「違う!お前が熱中症になったら大変でしょ!人のことを思いやれない奴にポケモンマスターになる資格はない!」
僕「」
779
彼女「ポケモンGOしに行くよ!」
僕「怠いから嫌」
彼女「行く気になるまで嫌がらせするよ!」
僕「やってみろよ」
彼女「本当に良いのね?」
僕「かかってこいよ」
彼女「私、警告したからね?」
僕「絶対に行かない」
彼女「じゃあ、足出して!小指から順にへし折るから!」
僕「行く!」
780
彼女「おはよう」
僕「おはよう。起きたなら朝ご飯作るの手伝って」
彼女「私にはお前にピトッてくっ付くお仕事あるから無理」(ピトッ)
僕「は?」
彼女「どう?料理の邪魔にならないように優しくくっ付いてるでしょ?力加減が難しい私にしかできないお仕事なの。だから料理はお前がやって」
781
彼女「ただいま」
僕「おかえり」
彼女「暑い!汗ヤバイ!」
僕「クーラーついてるよ」
彼女「涼しい!天国!ヘブーン!ヘブーン!ヘブーン!ヘブンヘブンヘブン!ヘブンヘブンヘブン!シュワッチ!」(ギュッ)
僕「汗っ!汚ねぇ!」
彼女「お前3分以内にぶちのめす!」
僕「ウルトラマン!」
782
彼女「炭酸が飲みたいなー!」
僕「…」
彼女「寝る前に炭酸が飲みたい人生だったなー!」
僕「あー。うっせーな。分かったよ。買いに行くよ…」
彼女「どうせ行くならもっと明るく元気に心から行きたいって感じにして!これじゃまるで私が無理矢理行かせたみたいじゃん!感じ悪いなー!」
僕「」
784
彼女「おはよー!」
僕「(まだ眠いから寝てるふりしよう)」
彼女「あれ?」
僕「…」
彼女「なでなで」
僕「…」
彼女「シカトか?やっちまうぞ?あ?」
僕「…」
彼女「ダメだ寝てる」
僕「(よし…)」
彼女「おー!でかいゴキブリー!」
僕「ビクッ」
彼女「おはよー!」
僕「ちっ」
785
彼女「暑い…バテそう…暑すぎておっぱいの下の汗がすごいことになってる…」
僕「贅沢な悩みじゃん」
彼女「ほら、汗飲む?熱中症予防に塩分も適度にあるよ?」
僕「狂ってんのか」
彼女「ただの汗じゃないよ?おっぱいの下のだよ?プレミアムだよ?」
僕「頭はもう夏バテしてるみたいだな」
786
僕「!」
彼女「おはよう」
僕「…すごい嫌な夢見た」
彼女「どんな?」
僕「あー。ダメだ。今日はもうテンション上がらない…」
彼女「何?すごいもったいぶるじゃん!早く教えてよ!」
僕「お前に浮気された」
彼女「ふざけんな!私に何てことさせてんだよ!胸糞悪い夢見てんじゃねー!」
788
彼女「良いものあげる!セミの抜け殻!」
僕「ふざけんな!気持ち悪い!クソ!」
彼女「お母さーん!今の聞いた?」
彼女母「ビックリ」
彼女「今はこんなに口が悪いけど、いつもはこうじゃないの!虫のせい!本当だよ!彼は素敵な人なの!ねえ!お母さん!信じて!」
僕「必死すぎて誤解する!」
789
彼女「お母さんが皆で焼肉食べに行くって!準備して!オリンピックやってるし、日の丸模様が入ってる鞄にしようかな!日本代表!」
僕「今大会の抱負を一言お願いします」
彼女「日の丸を背負って戦うからには、ただ焼くだけじゃなく結果にこだわっていきたいと思います!」
僕「意味が分からない」
790
彼女父「一緒に温泉に行くか」
僕「えっ」
彼女「いや、無理でしょ!裸の付き合いはさすがに難易度高いって!勘弁してあげて!」
僕「いや、そんなことは…」
彼女「じゃあ、行けば?」
僕「いや、それはちょっと…」
彼女「ほら!彼が困ってる!やめてあげて!」
僕「いや、お前もちょっと…」
791
僕「暑い…アイスないかな?」
彼女「もう普通に他人の実家の冷蔵庫を漁るようになったね。さっき見たけどなかったよ」
僕「…あった!」
彼女「えっ?!ちょっと待った!これは私が食べる!」
僕「何でだよ!」
彼女「これはアレだから!特別な訓練を受けた人にしか食べれないアレだから!」
792
居間で彼女と一緒に昼寝してた時のこと
彼女「よく寝た」
彼女母「寝相悪すぎよ。彼が隅っこの方に追いやられて窮屈そうに寝てたわよ」
僕「狭かったよ」
彼女「落ち着くの間違いでしょ」
僕「あと暑かった」
彼女「温もりを感じるの間違いでしょ」
僕「ふふっ」
彼女母「あなた達仲良いわね」
793
彼女「スニーカー欲しい!マンマー!これ買ってー!」
彼女母「嫌」
僕「クズ」
彼女「クズだよ!私、モンスターチルドレンだから!でも、浪費モンスターを産んだのはお母さんだから!お母さんはモンスターの親だから!責任持ってずっと浪費のアシストしてくれないと!」
彼女母「さっさと帰って」
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彼女「何このリミックスすごい!」
僕「何?!見せて!!」
彼女「は?」
僕「え?今、何このおっぱいすごいって言ったよね!どれ?」
彼女「狂ってんのか!」
僕「えっ」
彼女「この家には巨乳の私と貧乳のお母さんしかいないでしょ!」
彼女母「はぁ?今のは聞き捨てなりませんなぁ!」
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彼女「外クソ暑い…おっぱいの下にめっちゃ汗かく…」
彼女母「お疲れ様」
彼女「はぁ…お母さんが羨ましい…夏だけ貧乳に生まれたい人生だった」
彼女母「貧乳だって夏は暑いんですけど」
彼女「そうなんだ。貧乳になったことないから分からないや」
彼女母「何この娘憎たらしい」
僕「地獄だ」
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彼女母「スイカ切ったけど食べる?」
彼女「うーん!うまい!スイカうんまい!うんまいぞー!チョッギップルリィィィィイ!」
僕「久々にトゲピー聞いた」
彼女「はぁ…。スイカ食べたし、今年の夏はもう完全に満喫したから終わって良いよ。セミとかうっさいから早く全滅しろ」
僕「落差すごいな」