501
502
彼女「しゃっくり止まんない!」
僕「水いる?」
彼女「ゲ…ゲ…ゲゲゲのヒッ!朝は寝床でヒッ!ヒッ!ヒッ!楽しいな…ヒッ!楽しいな…ヒッ!お化けにゃ学校も…ヒッ!試験も何にもヒッ!ヒッ…ヒッ…ヒヒヒのヒッ!皆で歌おうヒヒヒのヒッ!」
僕「楽しそうだからいらないね」
彼女「いるよ!」
503
彼女「チョコ食べたい」
僕「…」
彼女「聞いて!」
僕「はい」
彼女「疲れてるからチョコ食べたい!チョコ食べるべき!こういうときこそチョコ食べないといけない!」
僕「聞いてる」
彼女「今チョコ食べないでいつ食べるの!」
僕「聞いてる」
彼女「聞いてるだけかよ!無能!」
僕「えっ」
504
彼女「今日の夕飯は何にしようかな」
僕「簡単なので良いよ」
彼女「じゃあ、冷凍してるハンバーグを温めてモコモコにするね」
僕「モコモコにするってどういうこと?」
彼女「モコモコだよ」
僕「もしかしてロコモコ?」
彼女「そうだけどモコモコで良いの!そっちの方が可愛いから!」
505
彼女「餃子作るから皮に包むの一緒にやろ!」
僕「俺、包むの下手だからお前1人で作った方が美味しいのできるよ」
彼女「下手でも一緒に作った方が美味しいのできるよ!」
僕「うーん」
彼女「手伝ってくれたら愛で包み込んであげる!」
僕「うーん」
彼女「手伝え!ミンチにして皮に包むぞ!」
506
彼女「このルームウェア(20000円)着心地良さそう!」
僕「誕生日プレゼントに買ってあげようか?」
彼女「それなら私クタクタのスウェットが欲しい!」
僕「は?」
彼女「ユニクロのスウェット(2490円)買ってお前が5年くらい着込んでクタクタになったら頂戴!そっちの方が着たい!」
507
僕「寒い」
彼女「あれだから今からあれする!お前もいる?」
僕「あれ?」
彼女「長いあれなんだからあれで分かるでしょ!」
僕「?」
彼女「あれ!」
僕「ホットココア?」
彼女「ファイナルあれ?」
僕「ファイナルあれ」
彼女「…」
僕「…」
彼女「あれ!」
僕「さっぱり分からない」
508
彼女「うまい棒いる?」
僕「うん」
彼女「寒いからうまい棒熱いふりしながら食べる選手権しよ!」
僕「は?」
彼女「いくよ!ほっ!ほっ!熱っ!ふぉ!ふぉっ!ほーーっ!」
僕「頭おかしい」
彼女「お前もおかしいよ!」
僕「俺は普通だよ!」
彼女「頭おかしくない奴が私と付き合えるか!」
509
彼女「寒い!もうこたつだけじゃダメだ!上半身が冷える!」
僕「急に本格的に寒くなったよね。そろそろストーブの出番かな」
彼女「寒いからちょっとぎゅってして!」
僕「はいはい」(ぎゅっ)
彼女「はぁー。温まるわー!」
僕「そう?こんだけ寒いと全然でしょ」
彼女「心がね!」(ドヤァ
510
回転寿司を食べてたときのこと
僕「バイクの免許取ろうか悩んでてさ」
彼女「えっ」
僕「2人乗りできるようになったら楽しそうじゃない?」
彼女「ありえん!バカか!」
僕「えっ」
彼女「あ、食べかけの夕張メロンが流れてると思ったらカボチャの天ぷらだった!ビックリした!」
僕「聞けよ」
511
彼女「…zzZ」
僕「…」
彼女「…忍者だ」
僕「?」
彼女「…また忍者来た…もう忍者はいいよ…忍者ばっかり……忍者……zzZ」
僕「(どんな夢見てるんだろう?)」
彼女「おはよ」
僕「おはよう」
彼女「うぅー。クソ寒い。冬は辛いからもう死ぬでござるよ、ニンニン」
僕「忍者!」
512
僕「毛布がクリーニングから帰ってきたよ」
彼女「やったー!毛布の肌触りよし!枕の高さよし!羽毛布団よし!シーツのパリッと感よし!くまのぬいぐるみよし!隣にお前よし!これはもう最強だ!最強のベッドができてしまった!断言しよう!私が朝日を拝むことはもうない!」
僕「死ぬの?!」
513
彼女「iPhoneのロックのパスワード6桁に変更したんだけど当ててごらん」
僕「じゃあ、XXXXXX」
彼女「それお前のパスワードじゃん」
僕「えっ?!解除できた!」
彼女「別に隠す理由ないから同じ数字にした!それにしてもまさか1回で当てるなんて相性良すぎるからエンダーしとく?」
514
彼女「お寿司食べたい!」
僕「この前食べたじゃん」
彼女「コーン、えびアボカド、サーモンの3連コンボしたい気分なの!」
僕「うーん。じゃあ、行くか」
彼女「やった!じゃあ、私が食べるスターティングメンバーを発表するね!」
僕「うん」
彼女「1番ピッチャー、コーン!」(ウグイス嬢)
515
僕「朝だよ。起きて」
彼女「暖房つけた?」
僕「うん」
彼女「こたつも?」
僕「うん」
彼女「コーヒーいれた?」
僕「うん」
彼女「起きるから手握って」
僕「うん」
彼女「はぁー。やっぱこれだわなー」
僕「うん」
彼女「はぁー。やっぱこれだわなー」
僕「うん」
彼女「…zzZ」
516
彼女「小洒落たお菓子買っちゃおうかなー!」
僕「買わない」
彼女「じゃあ、多数決で決めよ!買うのに賛成なら挙手ね!挙げなかったら棄権でどちらでもないことになるから!」
僕「えっ」
彼女「賛成の人!はい!賛成1、棄権1で買うことに決まりました!民主主義の勝利!」
僕「独裁主義だろ」
517
僕「ベッド狭い!こっち寄り過ぎ!見て!このスペース!俺、寝返り打ったらベッドから落ちるよ!」
彼女「気のせいだよ?」
僕「気のせいじゃないって!ベッド真っ二つにしたらお前も真っ二つで死ぬよ!」
彼女「大丈夫!私はお前を残して死ぬようなことはしない!」
僕「そういう話じゃねえよ!」
518
彼女「そこ良い位置!動かないで!」
僕「何?」
彼女「だから動かないでって!」
僕「何で?」
彼女「行くよ!」
僕「は?」
彼女「今から胸に飛び込むからスタンバイして!うおおおおおお!!!」
僕「えっ?!何?!嫌だ!」
彼女「嫌って何だよ!」(ドロップキック)
519
彼女とケンカして仲直りしないままベッドに入ったんだけど、最初は端の方にいた彼女が、寝ながら無意識に僕の方に寄ってきて手を握ってくるので、可愛いとこあるな、明日ちゃんと仲直りしようと思って起きたら、彼女が「お前が息してるから換気する」とか暴言吐いてきてケンカ続行する気満々で笑った。
520
彼女「ぎゅってして!」
僕「うん」
彼女「…待って!いつも私ばかり甘えてる!たまには甘えてみて!赤ちゃんになったつもりで!
僕「えっ」
彼女「来い!」
僕「あぶぁーおっぱー」
彼女「ひいっ!」
僕「あばー」
彼女「もうやめて…キモすぎてゾワゾワする…お母さん助けて」(泣)
僕「」
521
彼女「お風呂上がりに冷たいシャワーを浴びると健康に良いんだって!」
僕「冬に?ここでお前が心臓発作とか起こして死んだら俺が疑われるからやめてよ」
彼女「やる!」
僕「…」
彼女「…きゃああああ冷たいいいい痛づぅ!」(ジタバタして足を捻る)
僕「大丈夫?」
彼女「…不健康になった」
522
僕「実家からフリースのベッドシーツが送られてきた」
彼女「何これ!すごい良い肌触り!最強じゃん!今日はこれと毛布に包まって全裸で寝るしかない!」
僕「バカか」
彼女「裸で寝るのって何か洋画っぽいよね!そう思わない?トム?」
僕「トム?!」
彼女「私のことはナンシーって呼んでね!」
523
彼女「コンロ汚れてるんだけど!掃除したばかりなのにふざけんなよ!」
僕「(ヤバイ…)あ、今日も可愛いね!」
彼女「その場しのぎで言うな!そういうのは何もないときにさり気なく言えよ!無能!」
僕「話は変わるけど今日も可愛いね!」
彼女「言われたことをすぐ実践するところがまた無能!」
524
彼女「思ったんだけどキスするのいつも私からだよね?」
僕「そう?」
彼女「そうだよ!お前からも求めてこいよ!」
僕「気を付ける」
彼女「今やってみて!」
僕「キスして」
彼女「えー!急に何ー!どーしよっかなー!」
僕「悩んでるなら別にしなくても良いよ」
彼女「オラァ!」(腹パン)
525
僕「おい!やばい!冷蔵庫動いてない!氷溶けてる!」
彼女「ついに壊れた…」
僕「前からおかしかったし…もう新しいの買うしかない…すごい出費だ…」
彼女「…」
僕「…」
彼女「フフフ…奴は四天王最弱!勝手に壊れるとは家電の恥晒しよ!」
僕「冷蔵庫は家電最強だよ…」
彼女「だよね…」