476
彼女「パァン!見て!1回でコバエ2匹殺した!」
僕「すごい」
彼女「コバエホイホイですらまだ1匹しか殺せてないのに私は1回叩いただけで2匹殺した!今から私のことは尊敬の念を込めてコバエホイホイさんって呼んで!」
僕「さすがコバエホイホイさん」
彼女「やっぱり何か嫌」
僕「だよね」
479
僕「広いベッド買おうかな」
彼女「何で?」
僕「お前の寝相が悪くて2人で寝るには狭いからに決まってるだろ」
彼女「無駄な買い物はやめよ?」
僕「何で無駄なんだよ。広い方が快適でしょ」
彼女「私のこと分かってないなー!どんなに大きなベッド買ってもくっ付いて寝るからどうせ狭いよ!」
480
僕「ハロウィンしないの?」
彼女「トリック・オア・トリートとか手間なことしなくても、普通にお願いしたらお前がお菓子買ってくれるし」
僕「なめんな」
彼女「そうだ!夕飯はカボチャのシチュー作ろう!お前は小洒落たお菓子買ってきて!」
僕「いいね!買ってくる!」
彼女「ほら」
僕「!」
481
彼女とお店で飲んだ帰り道でのこと
彼女「自販機眩しい!バルス!」
僕「…」
彼女「側溝危ない!マリオかよ!」
僕「うるさい」
彼女「急に立ち止まんな!歩みを止めたら人間ダメになるんだぞ!でも、人生に疲れて歩みを止めたくなったんなら私が背中押してあげる!プッシュミー!」
僕「ちっ」
483
彼女とお店で飲んだ帰り道でのこと
彼女「歩くの怠い」
僕「飲み過ぎなんだよ」
彼女「肩貸して」
僕「うん」
彼女「私の肩にも手回して」
僕「?」
彼女「みんなみんな生きているんだ!友達なんだー!はいっ!」
僕「友達なんだー」
彼女「私は彼女だよ!パァン!」(ビンタ)
僕「?!」
484
僕「お前、夜中に寝ぼけてキスしようとしてきたんだけど覚えてる?」
彼女「寝てるのをいいことに適当なこと言うのやめて」
僕「照れんなよ」
彼女「それ寝ぼけてないから」
僕「えっ」
彼女「お前こそ寝てるのをいいことに寝返りうつふりしてウザそうに避けただろ!バレてんだよ!」
僕「?!」
485
彼女「あれ?ここにあったパンは?」
僕「俺が食べた!ドンマイです!」
彼女「…」
僕「…」
彼女「グーチョキパーで!グーチョキパーで!何作ろう?何作ろう?」
僕「は?」
彼女「右手がグーで!左手もグーで!」
僕「…!ごめん!」
彼女「腹パンだ!(1HIT)腹パンだ!(2HIT)」
486
僕「ただいま」
彼女「おかえり!夕飯にする?お風呂にする?それともこたつでダラダラする?」
僕「夕飯かな」
彼女「じゃあ、作って!」
僕「やっぱりお風呂かな」
彼女「じゃあ、洗って溜めて!」
僕「…こたつでダラダラする」
彼女「よっしゃ!私も一緒にダラダラする!」
僕「何だこれ」
487
彼女「ねえねえ!手触ってみて!」
僕「あったかいね。眠いの?」
彼女「クソ眠いよ!」
僕「先に寝てて良いよ」
彼女「その前に私の手をホッカイロだと思って好きなだけニギニギしてくれても良いよ!」
僕「別に寒くないからいいや」
彼女「じゃあ、ホッカイロだと思わないでニギニギしろや!」
488
彼女「時間だよー!」
僕「何の?」
彼女「ぎゅってする時間だよー!こっちおいでー!」
僕「はいはい」
彼女「ぎゅーっ!」
僕「…」
彼女「はい!休憩!深呼吸して!」
僕「…」
彼女「休憩終わり!ぎゅーっ!」
僕「…」
彼女「今日のぎゅってする時間はどうだった?」
僕「萌えです!」
489
彼女「歯見せて」
僕「何で?」
彼女「どれくらい犬歯尖ってるかなって」
僕「はい」
彼女「私の方が尖ってる」
僕「それがどうしたの?」
彼女「夜な夜な研いでるからね」
僕「は?」
彼女「誰が夜な夜な包丁を研ぐ山姥だよ!パァン!」(ビンタ)
僕「?!」
490
彼女「こたつでうとうとするから手握って!」
僕「ベッドで寝なよ」
彼女「少し寝るだけだから手握って!」
僕「ベッドで寝なって」
彼女「手!」
僕「…」
彼女「めげないぞ!手!」
僕「…」
彼女「手!」
僕「…」
彼女「めげそう!手!」
僕「…はい」
彼女「めげないで良かった!」
491
彼女「今日、13日の金曜日だよ!ジェイソン来る!」
僕「怖い怖い」
彼女「ジェイソンなめてるでしょ!チェーンソー振り回すんだよ!」
僕「大丈夫」
彼女「キュイーン!ブオンブオン!ババババババババ!」(チェーンソーの真似)
僕「頭おかしいの来た」
彼女「ジェイソンは頭おかしいよ!」
492
僕「おはよう」
彼女「何でこたつで寝てたの起こしてくれなかったの!一緒に寝たかったのに!」
僕「ごめん」
彼女「死ぬまでにあと何回一緒に寝られるか分からないのにそのうちの一回を無駄にしたんだよ!そういうの考えたことある?!」
僕「ない」
彼女「私もないよ!やっぱり相性いいなー!」
493
彼女「これくらいのお弁当箱に!おにぎりおにぎりちょっと詰めて!刻み生姜にごま塩振って!にんじんさん!さくらんぼさん!しいたけさん!ごぼうさん!穴の開いたれんこんさん!筋の通ったふき!」
僕「今日の夜ご飯何?」
彼女「カレーだよ!」
僕「えっ」
彼女「このひと手間がアイラブユー♪」
494
僕「台所行くならついでにコーラ持ってきて」
彼女「それくらい自分で動きなよ」
僕「こたつから出たくないからお願い!」
彼女「ちっ」
僕「氷入れてね!」
彼女「ちっ」
僕「ついでにコップのふちにレモンの輪切りを添えてくれても良いよ!」
彼女「へい!お待ち!ドンッ!」(醤油の一升瓶)
495
彼女「何でそんな離れて寝るの?もっとこっちおいでよ」
僕「お前がこっちおいで」
彼女「くっ付いて寝たいからこっち来てって言ってんの」
僕「だからお前がこっち来いって」
彼女「来るのはお前だよ!」(布団を体に巻き込む)
僕「寒い!布団入れて!」
彼女「ほら来た!いらっしゃい!」
496
彼女「眠れない!寝かしつけて!私、寝かしつけてもらわないと寝れない可愛いらしいとこあるから!手握って!」
僕「はい」
彼女「…」
僕「…」
彼女「…zzZ」
僕「(…寝たかな?)」
彼女「飛べる!飛べる!ユーキャンフライ!ユーキャンフライ!ユーキャンフラーイ!」(布団バサーッ)
498
こたつでうとうとしてたら彼女に足の指に笑顔の落書きをされた話の続き
彼女「足の指すごい良い笑顔してるよ!」
僕「喉乾いたから水飲んでくる」
彼女「かかとだけで歩いてね!」
僕「えっ」
彼女「まさかこの素敵な笑顔を踏みにじるっていうの?!この子達の笑顔を奪わないで!」
僕「ええっ」
499
彼女「まだ寝ないの?」
僕「うん」
彼女「先に寝ちゃうよ」
僕「そうして」
彼女「…は?重大事件発生!私独りで寂しい思いして寝ろってか!私はただお前と一緒に寝たいだけなんですけど!それをお前はこんな重大事件にして!犯罪だよ!罰として私と一緒に今すぐ寝て!」
僕「振り出しに戻った」
500
彼女「元気ないね。パン買ってきたけどいる?」
僕「うん」
彼女「親鳥みたいに食べさせてあげるからピヨピヨって言いながら食べてね!ピヨピヨ!」
僕「ピヨピヨ」
彼女「口の中で柔らかくしてから食べさせてあげようか?もののけ姫プレイ!」
僕「ふふっ」
彼女「笑った!元気になりました!」