376
彼女「ギュッてして!」
僕「うん」
彼女「フー」
僕「首元に息吹きかけるのやめて!くすぐったい!」
彼女弟「イチャついてる」
彼女「!」
彼女弟「お母さーん!あっちの部屋でお姉ちゃん達が、ギュッてして!うん!やめて!くすぐったい!ってやってるー!」
彼女「ふざけんなよおおおお!」
377
彼女「お母さん、ブラ買ったんだけど胸に当ててみて」
彼女母「でか!」
彼女「やーい!貧乳!」
彼女母「胸の大きい彼女で良かったわね」
僕「あ、はい」
彼女母「見て!スカスカ!笑える!」
彼女「笑ってやれよ」
僕「あはは」
彼女母「笑ってんなよ!」
彼女「謝れよ」
僕「すいません」
378
僕「おっぱい小さくなったよね?夏バテ?」
彼女「変わりないよ。お前の目が慣れたんだよ。求めすぎ」
彼女母「他の女の人のと比べてみなさい」
彼女「今だけは元カノのを思い出してみても良いぞ。小さかっただろ?」
僕「えっ」
彼女「思い出した?」
僕「うん」
彼女「最低」
彼女母「最低」
379
彼女「海来たー!海辺でキャッキャしよ!」
僕「波高くない?」
彼女「うおおお!」(海辺に走って行く)
僕「おーい!遊泳禁止だってー!波に気を付けろー!服濡れるぞー!」
彼女「はー?何だってー?」
僕「波ー!」
彼女「きゃー!」
僕「…」
彼女「波…これ…服……な?」
僕「知るか」
380
彼女「海行ったのに遊泳禁止だった」
彼女母「何で服濡れてるの?」
彼女「浜辺で遊ぶ予定がちょっと」
僕「濡れた彼女に抱きつかれた後、海水を靴ですくって掛けられました」
彼女母「シャワー浴びてきなさい」
僕「俺が先!」
彼女「私!」
彼女母「仲良く一緒に浴びなさい!」
彼女父「…」
381
僕「眼帯なんかしてどうしたの?」
彼女「新しく買ったコンタクトが合わなかったみたいで片目だけ傷付けた」
僕「中二病になったのかと思った」
彼女「そういうイメージあるから眼帯って嫌なんだよね」
僕「確かに」
彼女「右眼が疼く…邪気眼が…あれかもしれない…!」
僕「楽しんでるじゃん」
382
彼女「眼帯してるから本当は嫌なんだけど、どこかに遊びに出よ!」
僕「とか言って本当はその格好で外に出たいんだろ?」
彼女「そんなことないよ!中二病って誤解されたくないし!」
僕「じゃあ、出ない方が良いな」
彼女「嘘!本当は中二病みたいですごいワクワクしてる!中二病ごっこしたい!」
383
彼女が目のケガで眼帯をして中二病になりました。
彼女「コーラ買って」
僕「嫌」
彼女「チョコ買って」
僕「嫌」
彼女「右眼の邪気眼が疼く。ダークマターが足りない」
僕「それがなくなったらどうなるの?」
彼女「闇の力が暴走して買ってくれるまで腹パンする」
僕「いつも通りじゃん」
384
385
僕「ここにあった俺のパンは?」
彼女「知らない」
僕「お父さんは甘いもの食べないし、お母さんとお前は買ったときに一緒にいたから俺のパンって知ってるし、そうなると…」
彼女弟「僕じゃないよ!」
僕「分かってる。犯人はお姉ちゃんだ!」
彼女「素晴らしい名推理!だが、それがどうした!」
386
彼女父「車貸してやるからドライブでもしてきたらどうだ」
彼女「じゃあ、軽トラ貸して」
僕「何で?」
彼女父「普通車の方が良いだろ」
彼女「軽トラで田んぼ道を走る、都会から田舎に越してきた夫婦ごっこしてくる!」
彼女父「それで良いのか?」
僕「はい」
彼女父「大変だな」
僕「はい」
387
彼女「眠い」
僕「寝ようか」
彼女「寝る前にギュッてして」
僕「えっ…」
彼女「いつもはしてくれるのに」
僕「お父さんとお母さんの前でそういうのは…」
彼女「でも、私達そのうち結婚するわけだし別に隠すことじゃないんじゃないかなって」
僕「!」
彼女「エンダアアアアアイヤァアア!」
389
彼女父「遅かったな。どうした?吐いたのか?」
彼女「私がね」
彼女弟「吐いたのは彼氏だよ」
彼女「私だっつってんだろ」
彼女弟「違うよ」
彼女「彼女の実家で吐く程飲むバカがどこにいるんだよ」
僕「…」
彼女父「まあ、飲め」
彼女「彼はさっき吐いたばかりだからもうダメ!」
僕「…」
390
彼女母「吐いたのは彼だったのね」
僕「すいません」
彼女父「もう飲まないのか?」
僕「いや…」
彼女「お父さんに勧められたら断れないでしょ!だから吐いたの!ていうか、彼に吐くまで飲ませたの謝って!」
僕「えっ」
彼女父「ごめん」
彼女「どうする?許してやる?」
僕「もうやめて」
391
僕「何見てるの?」
彼女弟「歌ってみたって動画」
彼女「宿題やれ。夏休み終わったけど宿題やらないでみたって動画でも作る気か」
彼女弟「彼女の実家でゲロ吐いてトイレ詰まらせてみたって動画作って」
僕「…」
彼女「弟が彼氏をイジるから殴ってみたって動画作ろう」
彼女弟「ごめんなさい」
392
彼女「この服どう?」
僕「可愛い」
彼女母「私はどう?」
彼女「若さが足りない」
彼女母「こっちの服は?」
彼女「似合ってる。私は若いから似合わない」
彼女母「さっきから笑わせてくれる」
僕「あはは」
彼女母「ここまでどこも笑うとこないぞ。笑うな」
彼女「謝れ」
僕「すいません」
393
彼女「夜更かししてないで早く寝ろ」
彼女弟「嫌」
僕「!」
彼女「どうしたの?」
僕「今、窓の外に人影が(怖がらせて寝かせよう)」
彼女弟「ここ2階だよ」
僕「この家幽霊出るの?」
彼女「やめて!怖い!私、先に寝る!いや、一緒に寝よ!」
僕「弟は?」
彼女「知るか!」
僕「えっ」
394
彼女と彼女のお母さんと外食したときのこと
彼女「お金出した方が良いやつ?」
彼女母「結構です」
僕「僕は払います」
彼女母「私が誘ったんだから気にしないで」
僕「でも」
彼女母「しつこいとどつくぞ」
彼女「オラァ!」(腹パン)
僕「うっ」
彼女「どついたから受け取ってあげて!」
395
彼女「帰るね」
僕「お世話になりました」
彼女母「また来てね」
僕「はい」
彼女「娘のことよろしくね」
僕「任せて下さい」
彼女「何が任せて下さいだ」
僕「何だよ」
彼女「かっこいいとこあるじゃん」
僕「まあね」
彼女「いつも私に幸せにしてもらいたいって言ってるのにね!」
僕「」
396
彼女「あそこ見て。あいつら」
僕「うん」
彼女「高校のとき同じクラスだった」
僕「友達?」
彼女「ううん。あいつらイジメしててさ。醜い奴がイジメなんかしだしたら、いよいよ人として終わりだぞって教えてあげたら疎遠になった。イジメなくなったから別に良いけど」
僕「昔からカッコイイ!」
397
彼女「水族館行きたい!」
僕「この前スーパーの鮮魚コーナー行ったじゃん」
彼女「アザラシいないもん!」
僕「中トロ買ってあげたじゃん」
彼女「あのときはちょっと騙された!」
僕「じゃあ、お寿司にしよう」
彼女「それだ!」
僕「うん」
彼女「お寿司食べて水族館に行く!」
僕「えっ」
398
彼女「爪切り取って」
僕「はい」
彼女「ティッシュ」
僕「はい」
彼女「ゴミ箱」
僕「人使いが荒い」
彼女「でも、私にこき使われるとポイントが貯まるんだよ」
僕「貯めてどうなるの?」
彼女「10ポイント毎に私にギュッてしてもらえる!」
僕「いらない」
彼女「いるよ!超いるよ!」
399
僕「何でおかあさんといっしょなんか見てるの?」
彼女「懐かしいなって」
僕「そんなの見て面白い?」
彼女「面白いよ。子供が可愛い。親になったらまた毎日見るようになるんだろうね」
僕「まあ、そうなるだろうな」
彼女「一緒に見よ!ぬいぐるみ持って!結婚して子供ができたときごっこね!」
400
僕「ゆうちょカード作ってきた」
彼女「不便だったもんね」
僕「対応してくれた女の人が何か可愛かった」
彼女「は?」
僕「暗証番号を決めるときに、他の人に教えちゃダメですよって指でシーッて」
彼女「は?」
僕「親切でいい人だったよ」
彼女「そいつは悪女だ!騙されんな!」
僕「えっ」