351
僕「お母さん達が来るんなら掃除しないと!」
彼女「頑張れ」
僕「お前もだよ!」
彼女「客人としてお招きするお前がしろ。私は娘だからしない」
僕「しろよ!」
彼女「お前と話してたらお腹下した気分になったから皆が来るまでトイレにこもってる」
僕「おい!」
彼女「あいたたー」
僕「…」
352
ピンポーン
僕「掃除間に合った」
彼女「セーフ」
僕「お前は何もしてない」
彼女母「こんにちは」
僕「お久しぶりです」
彼女弟「お姉ちゃんのくせに部屋が綺麗」
彼女「掃除してるし」
僕「俺がな」
彼女「お母さんの前だしお前の手柄ってことにしといてあげよう。できる彼女だ」
僕「…」
353
彼女と彼女の弟と3人で買い物をしてたときのこと
彼女弟「買い物飽きた」
彼女「もうちょっとだから」
彼女弟「帰りたい」
僕「俺とあっちで一緒に休もうか」
彼女弟「お姉ちゃん達もう結婚すれば?」
僕「急に何?!」
彼女「急じゃない!普通!むしろ遅い!」
彼女弟「うん」
僕「えっ」
354
彼女のお母さんの車で彼女の実家まで移動中のときのこと
僕「疲れたら運転代わるので言って下さい」
彼女母「ありがとう」
彼女「家出るときに、運転したくないけど形だけでも言っておくか、どうせ代わることはないだろうって言ってたから、本当に代わったらダメだよ!」
僕「バラすなあああ!」
355
彼女弟「iPad貸して!」
僕「良いよ」
彼女弟「小さい『つ』ってどうやって出すの?」
彼女「『つ』を押して小さくなれって念じるの」
彼女弟「本当に?」
僕「本当だよ」
彼女弟「つ!小さくなれー!」
僕「…」
彼女「…」
彼女弟「ならないよ?」
僕「可愛い!」
彼女「きゃわわ!」
356
彼女弟「お姉ちゃんのお腹すごい柔らかい!太った!」
彼女「お前が揉んでるのおっぱいだけど」
僕「間違えようないだろ!わざとだな!エッチな奴だ!エッチー!」
彼女弟「違うって!」
彼女「男で私のおっぱいを揉んでも怒られないのはお前と彼氏だけだぞ!」
彼女父「…」
僕「お父さん…」
357
彼女「どこ行くの?」
僕「トイレ」
彼女「ついでに2階からケータイの充電器持ってきて」
僕「上には用事ないから嫌」
彼女「お願い」
僕「自分で取ってこい」
彼女母「私のも持ってきてほしいな」
僕「はい!分かりました!すぐに取ってきます!」
彼女「私のも忘れないでね!」
僕「ちっ」
358
彼女弟「ねえねえ、セフレって何?」
僕「えっ」
彼女弟「何?」
僕「…お姉ちゃんなら知ってるかも」
彼女弟「何?」
彼女「お父さんなら知ってるかも」
彼女弟「何?」
彼女父「お母さんなら知ってるかも」
彼女弟「何?」
彼女母「私は知らないけど彼は絶対に知ってるわよ」
僕「えっ」
359
彼女「起きて」
僕「…ん?何?」
彼女「ちょっとこっち来て」
僕「あっ。お母さん、おはようございます」
彼女母「おはよう」
彼女「海行こうぜ!」
僕「えっ」
彼女「水着姿を拝ませてやる!車出しな!」(壁ドン)
僕「お、おう」
彼女「This is 壁ドン!」
彼女母「きゃーっ!」
360
彼女弟「これコーラ?」
僕「ブラックだよ」
彼女弟「嘘だ!お姉ちゃんにいつもいじめられて弱いのに飲めるわけないし!」
僕「えっ」
彼女弟「コーラでしょ?」
僕「飲んでみな」
彼女弟「うええぇ…」
僕「ほら」
彼女弟「お姉ちゃん!彼氏に騙されてブラック飲まされた!殴って!」
僕「」
361
僕「お姉ちゃんに頼まれたから一緒に宿題しよう」
彼女弟「嫌」
僕「やろうよ」
彼女弟「自分の子供が勉強しなかったらどうする?」
僕「怒る」
彼女弟「僕は他人の子だから怒れないね」
僕「お姉ちゃーん!弟が言うこと聞かない!殴って!」
彼女「ボコボコにしてやる!」
彼女弟「ズルイ!」
362
僕「テレビのリモコンどこ?」
彼女「食べた」
僕「は?」
彼女「美味しくなかったからもう食べない」
僕「は?」
彼女弟「お姉ちゃんが食べたって言ってるんだから食べたのっ!」
僕「は?」
彼女弟「お姉ちゃん!彼氏がいじめる!」
僕「お姉ちゃん!弟がいじめる!」
彼女「鬱陶しいぞ!」
363
彼女「朝からゲームばっかりして!宿題しろ!ポンコツ!」
彼女弟「…」(涙)
彼女「やばっ」
僕「お母さん!お姉ちゃんが弟を泣かせましたー!」
彼女「やっぱりポンコツじゃなくてポンポツポコーだ!」
彼女弟「…」
彼女「いや、ポンポコポツーかな!」
彼女弟「…ふふっ」
彼女「セーフ」
364
彼女弟「魚の醤油入れ取って」
彼女「はい…あっ(手が滑る)この魚生きてる!逃げようとした!」
彼女弟「嘘だ」
僕「長く使うと物には魂が宿るというが…」
彼女「初めて見た…」
僕「俺は2度目だ…」
彼女弟「本当?」
僕「うん」
彼女弟「つんつん…動かないよ?」
僕・彼女「可愛い!」
365
彼女「コンビニ行きたいから車出して!」
僕「面倒臭い」
彼女「何でも好きなもの買ってあげるよ!」
僕「別にいい」
彼女「お願い!」
僕「嫌」
彼女「ぐぬぬ…クソが…」
僕「何だその顔は。睨むな」
彼女「お前の彼女様の可愛い可愛いお顔だよ!睨み顔も可愛いだろうが!何か文句あるか!」
366
彼女「こっち来て」
僕「何?」
彼女「お母さん、見ててね」
彼女母「何を?」
彼女「はい!」
僕「?」
彼女「はい!」
僕「は?」
彼女「私がはい!って言ったら肩揉んでってことでしょ!お母さんに私達の意思の疎通のできてるとこを見せてあげようと思ったのに!もー!」
僕「分かるかよ」
367
彼女「お父さんとお母さんにあれ見せてあげてよ!」
彼女父「?」
彼女母「?」
僕「あれって?」
彼女「あれだよ!あれ!」
僕「えっ?何?」
彼女「跪いて私の足をなめるやつ!」
僕「やったことねーよ!」
彼女「指の間まで丁寧になめるやつだよ?」
僕「お父さん、お母さん、誤解です!」
368
彼女母「ヤモリが死んでる」
彼女「拾うよ」
僕「(拾ったのを押し付けてくる嫌がらせされるかも…隠れよう)」
彼女「お母さん!彼を捕まえて!」
僕「えっ」
彼女母「よし!」
僕「怖い!やめて!」
彼女「何が怖いの?」
彼女母「人間の方が怖いでしょ!」
僕「そういう話じゃないです!」
369
僕「この犬ってもう何歳になるの?」
彼女「7歳」
僕「人間でいうと?」
彼女「44歳くらい」
僕「小さくて可愛いのに意外と年寄りだ」
彼女「お母さん!彼が44歳は年寄りだって!」
僕「あっ」
彼女母「どうも!年寄りですいませんね!」
彼女「こいつ殺っちゃう?」
彼女母「殺るよ!」
370
彼女母「夜更かししないで、さっさとシャワーを浴びて寝て朝起きなさい!」
彼女「はーい」
僕「そうだじょ!朝起きろ!」
彼女「そうだじょ!」
彼女母「そうだじょ!」
彼女「明日は早く起きるじょ!」
彼女母「まずはシャワーを浴びるじょ!」
彼女「だじょ!」
彼女母「だじょ!」
僕「」
371
彼女弟「お姉ちゃん、昨日の夜は僕と一緒に寝てたのに、何で朝になったら彼氏の布団にいたの?」
彼女「えっ」
僕「えっ」
彼女母「あら」
彼女父「…」
彼女弟「ピッタリくっ付いてデレデレした顔で寝てたよ。同棲していつも一緒にいるのに実家でも一緒がいいの?」
彼女「やめろおおおおお!」
372
彼女「友達が出産したから赤ちゃん見せてもらったんだけど可愛かった!赤ちゃんからやり直したくなった!」
僕「あるある」
彼女「いや、やり直せるなら人じゃない方が良いな!人はもう疲れた!」
僕「何になろうか」
彼女「私は神になる!」
僕「赤ちゃんを見た感想が」
彼女「私は神になる!」
373
彼女「赤ちゃんって良いよね。ご飯食べただけで偉いって褒めてもらえる。私もただ日常生活を送るだけで褒められたいし」
僕「それバカにされてるだろ」
彼女「あと、とにかく可愛いって褒めてもらえるし」
僕「なるほど」
彼女「…」
僕「…」
彼女「そこは、君だっていつも可愛いよ、でしょ!」
374
犬「ウウウ…」
僕「何で唸ってるの?」
彼女「側にいるんなら触ってよって」
僕「なるほど」
犬「ウウウ…」
彼女「もっと触って、もっと撫でてよって」
僕「よしよし」
彼女「ウウウ…」
僕「は?」
彼女「は?じゃねーよ!私にも早くなでなでしてよ!私は躾がなってないからすぐ噛むぞ!」
375
彼女「手出して」
僕「?」
彼女「せっせっせっせっせっせーのよいよいよい」
僕「せっせっ長い」
彼女「私に合わせて」
僕「はいはい」
彼女「せっせっせーーーーーのよっよっよっよっ」
僕「リズムが合わない」
彼女「今ので私達の相性が分かりました」
僕「うん」
彼女「100%です!」