176
僕「ただいま」
彼女「おかえり!」
僕「えっ」
彼女「?」
僕「また服を脱ぎ散らかして…」
彼女「ごめん」
僕「せっかく掃除したのに…」
彼女「寒いね。チャイ作ったから飲んで」
僕「急に何?」
彼女「怒られたまま今日を終わりたくないから作った」
僕「!」
彼女「だから褒めて!」
177
おつかいで彼女の弟の服を買いに行きました
彼女「これどう?」
僕「子供服なんか買ったことないから分かんないって」
彼女「私もないから一緒に考えてよ!」
僕「ていうか、何かこれ夫婦感あるな」
彼女「分かる!私もそれ思った!夫婦ってこんな感じなんだね!全然違和感ない!しよう!結婚!」
178
僕「コンビニ行こうかな」
彼女「一人で?私も一緒に行こうか?」
僕「うん」
彼女「じゃあ、一人は寂しいから一緒に来てって言って!」
僕「お前が寂しいから来たいんだろ」
彼女「バレてる!」
僕「うん」
彼女「でも、お前だって本当のところ最初から一人で行く気なかっただろ!」
僕「バレてる」
179
彼女「夕飯作るから台所に来て」
僕「何で?」
彼女「話し相手」
僕「ゲームするから無理」
彼女「この家には私とお前の二人しかいないんだよ!お前が構ってくれなかったら私一人ぼっちになる!」
僕「ぼっちー」
彼女「お前もぼっちになるだろうが!」
僕「!」
彼女「構って!」
僕「はい」
180
お盆に彼女と実家に帰省しました。
彼女「お久しぶりです!」
祖母「会いたかったわ!盆と正月が一緒に来たみたいで嬉しい!」
彼女「じゃあ、私が正月に来たら正月が二回になっちゃいますね!」
祖母「そうね!正月にも来てね!」
彼女「はい!」
僕「仲良いね」
彼女「マブダチだからね!」
181
彼女「ちょっとあれだからこっち来て」
僕「あれ?」
彼女「全然あれなやつなんだけど、大丈夫なあれだから早く来て」
僕「何?」
彼女「手出して」
僕「はい」
彼女「よし、捕まえた。私が眠りにつくまで手握ってて。寝たらあっち行って良いから。ただし、起こさないようにそっとね。おやすみ」
182
僕「布団冷たい…寒い…」(ぎゅっ)
彼女「くっ付くな!」
僕「えっ」
彼女「私からくっ付くから男らしくして!」
僕「あぁ…良いぜ!来な!」
彼女「違う!そういう変な演技いらない!」
僕「どうすれば良いの?」
彼女「あー!もう!仰向けに寝て!後はこっちで自由にやらせてもらうから!」
183
ピンポーン
僕「ちっ…またお前のアニメグッズ届いたぞ」
彼女「やっと来た!」
僕「どんだけ買うんだよ」
彼女「どんだけでも!」
僕「ちっ」
彼女「もー!ちっち舌打ちするのやめて!ちっちするなら私にちゅっちゅっしとけ?」
僕「…ふふっ」
彼女「ふふっじゃなくてちゅっちゅっだって!」
184
彼女「大きめのチェックシャツ欲しい!」
僕「痩せたら今持ってるのが大きめのチェックチャチュに…」
彼女「チェックチャチュ!」
僕「ちっ」
彼女「どうした?何で急にバブりだした?」
僕「ちっ」
彼女「ねえねえ!」
僕「何だよ」
彼女「私チェックチャチュ欲ちいでちゅー!」
僕「ちっ」
185
彼女「ねぇ」
僕「?」
彼女「寝て良い?」
僕「良いよ」
彼女「私、もう、寝て良い?」
僕「良いよって」
彼女「おい」
僕「何?」
彼女「だから、寝て良いのかって言ってんだ!」
僕「良いって言ってんだろ!」
彼女「良いわけないだろうが!お前が一緒に寝るまで寝ないって言ってんだ!」
186
僕「おい!」
彼女「!」
僕「こたつで寝るな」
彼女「3億円…」
僕「は?」
彼女「6億円当選したの!」
僕「夢だよ」
彼女「親に1億円ずつ、弟2人に5000万円ずつあげて、奨学金も返して、今から残りの3億円で豪遊するぞってとこで起こされた!」
僕「なんかごめん」
彼女「私の3億円返してよ!!!」
187
僕「ただいま」
彼女「ちょっと待って!」
僕「?」
彼女「まだチョコ作ってたのに!」
僕「ごめん」
彼女「…もういいや。洗濯物取り込んで来て」
僕「うん」
彼女「…」
僕「ベランダに何か置いてあった!」
彼女「チョコだよ!」
僕「えっ?!…じゃあ、それは何作ってるの?」
彼女「フェイク!」
188
彼女「大変なことに気付いてしまった」
僕「何?」
彼女「夕飯に親子丼作ってたんだけど卵がない」
僕「致命的なミス」
彼女「卵買ってきて」
僕「雨降ってるから嫌」
彼女「親丼になっちゃう」
僕「止むなし」
彼女「買ってきてよ」
僕「嫌」
彼女「じゃあ、産んで!」
僕「じゃあ、産んで?!?!」
189
彼女「先にベッド行ってるね」
僕「うん」
僕「お待たせ」
彼女「寝よ」
僕「真ん中で寝るな」
彼女「分かってる。ささ、どうぞ」
僕「聞き分けが良いな」
彼女「今日は先に真ん中だけを温めておくことで温かさを求めてお前に私の方に寄って来て寝てもらう作戦だからね!ささ、どうぞ寄っておいで!」
190
彼女「それでさー」
僕「うん」(ニヤニヤ)
彼女「おい!お前さっきから人の顔見てニヤニヤしやがって感じ悪いぞ!」
僕「今日のお前いつもより可愛いなって」
彼女「!」
僕「照れんなよ」
彼女「今日のお前いつもより可愛なって、お前結構恥ずかしいこと言ったよ!」
僕「!」
彼女「照れんなよ!」
191
僕「ストーブの灯油切れそう。入れてきて」
彼女「ピーッ!甘やかせてないよ!甘やかして!」
僕「ピーッ!俺が甘やかしたいと思う女になれてないよ!アシストして!」
彼女「ぎゅっ」
僕「…」
彼女「はい!私はこたつで体を温めておくから続きは灯油入れてきたらね!」
僕「ナイスアシスト!」
193
誠に申し訳ございません。何かの間違いで、別冊少年マガジンにて6月9日より、僕達のツイートを元にした漫画「僕の彼女は最高です!」が連載されることになりました。作画は髙田タカミさん(@goccoge)です。お手数をお掛けして申し訳ありません。何卒よろしくお願い致します。ごめんなさい。
194
僕「はぁ…」
彼女「元気無いね!」
僕「うん」
彼女「ぎゅっ!はい!元気になりましたー!」
僕「ならない」
彼女「手強いな!これはドリルしかないか!」
僕「?」
彼女「ギュイイイン!」(あばらグリグリ)
僕「痛い!くすぐったい!」
彼女「はい!元気になりましたー!」
僕「ふふっ」
195
僕「寝てた…」
彼女「私がコタツで寝ると怒るくせにお前は寝る」
僕「ごめん」
彼女「疲れた体に鞭打って夕飯作ったのにお前はスヤスヤ寝てた」
僕「ごめん」
彼女「私はこんなに尽くしてるのにお前がコタツで寝て突然死しても一円も相続が発生しない!おかしい!結婚するべき!」
僕「ごめんって」
196
僕「もしもし?飲み会終わったから今から帰る」
彼女『私も本読みたくてカフェにいたから一緒に帰ろ』
僕「うん」
彼女『寒いでしょ?上着持ってきてるよ』
僕「そのために外出してくれたんじゃん!」
彼女『ついでだよ』
僕「ありがとう!」
彼女『思い上がんなよ』
僕「This is ツンデレスタイル!」
197
僕「えっ?何でいるの?」
彼女「朝、薄着で家出てたからアウター持って来た」
僕「ありがとう!惚れ直した!」
彼女「私もまだまだだな。惚れ直したなんて言われないくらい常に惚れていてもらわないと」
僕「意識高い!」
彼女「それくらいじゃないとお前とは釣り合わない」
僕「…今日どうしたの?」
198
彼女「ごめん」
僕「…何やらかした?」
彼女「布団にボディークリームぶち撒けた」
僕「はぁー…」
彼女「呆れないでー!お前に嫌われたら生きていけないー!あぁあーー!」
僕「嫌いにはならないけどさ」
彼女「じゃあ、こんなおっちょこちょいなとこが好き?」
僕「ううん」
彼女「あぁあーー!!」
199
彼女「もう寝るでしょ?」
僕「歯磨いたらね」
彼女「先にお布団入ってるから早くしてね」
僕「はいはい」
僕「お待たせ。寝るか」
彼女「遅い」
僕「うぅ…布団寒い…」
彼女「…!今、何て?」
僕「え?布団寒いって」
彼女「はい!待ってました!私で暖取って良いよ!くっ付いて!」