277
僕「全自動エスプレッソマシン欲しい」
彼女「置き場所とか豆とか新しいマグカップまで確認するくらいなんだから買いなよ!」
僕「でも、俺なんかがこんな成功者しか持っちゃいけないようなアイテムを買って良いのかな…」
彼女「私と付き合えた時点でお前はすでに成功者だから大丈夫!」
僕「ふふっ」
280
僕「こちょこちょ」
彼女「やめてよーw」
僕「こちょこちょ」
彼女「もーやめてーw」
僕「こちょこちょ」
彼女「くすぐったいーwww…ちっ!可愛く嫌がってるからって調子乗ってんとぶちのめすぞ!ずっとやめろって言ってんだろうがテメー!ワレェ!どつき倒すぞ!あぁん?」
僕「えぇぇ…」
281
僕「皿洗っとくから風呂入ってきな」
彼女「そういうのは私に気付かれないようにやって。申し訳ないって思っちゃうから」
僕「あ?」
彼女「私は寒い台所で一人で料理して、その間お前がずっとこたつでゲームしてても何も思わないけど、逆は申し訳ないって思える優しい子なの」
僕「申し訳ない!」
283
僕「今日ポッキーの日じゃん」
彼女「あー。そういえば」
僕「ポッキー買う?」
彼女「いらない」
僕「あれ?本当にいらないの?ポッキーゲームできるよ?」
彼女「それ2人でやる意味ある?オーディエンスどこだよ」
僕「良いじゃん良いじゃん!ベタにやろうよ!」
彼女「黙ってキスしろよ!」
284
僕「クッション持ってくよ」
彼女「何で?」
僕「欧米みたいなクッションが沢山のベッドにしようかなって」
彼女「賛成!」
僕「この配置でどう?良い感じじゃない?」
彼女「30点」
僕「どうすれば良い?」
彼女「ちょっと寝てみな」
僕「うん」
彼女「私が隣に寝る。はい、100億点!」
僕「ふふっ」
285
彼女「おいなりさん作るよ!詰めるの手伝って!」
僕「俺そういうの苦手だから」
彼女「それなら練習しよ!」
僕「いいよいいよ」
彼女「えー。本当に一緒に作ってくれないの?」
僕「じゃあ、俺はおいなりさんを作ってるお前を後ろからぎゅって包み込むよ!」
彼女「うっせえな酢飯詰めんぞ!」
286
帰省してた彼女が帰宅
彼女「ただいま!」
僕「おかえり!」
彼女「早く会いたかった!」
僕「嬉しいこと言ってくれるね!」
彼女「間に合って良かったよ!もうダメかと思った!」
僕「何が?」
彼女「家に帰るのが!」
僕「どういうこと?」
彼女「風邪ひいた!熱がある!手厚く看護して!」
僕「…」
287
彼女「私って勝つの好きじゃん」
僕「うん」
彼女「でも、最近もしかしたら負けることも大切なことなのかもって思うようになってきたんだよね」
僕「うん」
彼女「負けるが勝ちって言うし」
僕「勝ってるじゃん」
彼女「は!」
僕「言ってるそばから」
彼女「…私って根っからの勝者なんだな」
288
彼女「おみくじやろう!良いのが出た方の勝ちね!先に引いて良いよ!」
僕「よし!」
彼女「何だった?」
僕「えっ?!凶…」
彼女「勝負にならない!」
僕「ごめん」
彼女「結婚のとこは何て?」
僕「やめとけって」
彼女「じゃあ、今年もやめとくか」
僕「そうだね」
彼女「やめさせねーよ!!!!」
289
彼女「…zzZ」
僕「朝だよ」
彼女「…zzZ」
僕「起きよ?」
彼女「…zzZ」
僕「起きて!お腹空いた!」
彼女「…zzZ」
僕「うわぁぁぁん!お腹空いたよー!ママー!ご飯作ってー!」
彼女「?!」
僕「うぇぇん!」
彼女「びえぇぇぇん!起きたらお前の頭おかしくなってるー!」
291
彼女「いい経験させたげる」
僕「?」
彼女「包丁持って」
僕「殺人は無理だよ」
彼女「バカ言うな」
僕「何?」
彼女「パパパパーン♪パパパパーン♪パパパパンプキン♪パパパパンプキン♪パパパパンプキン♪アイラービューフォエーバー♪」
って彼女が作ったパンプキンケーキに2人で入刀して食べた
293
彼女「ただいまー!」
僕「おかえり」
彼女「夕飯作るねー!」
僕「テンション高いな」
彼女「献血してきたからね!」
僕「…どういうこと?」
彼女「献血に行くと私みたいな人間の血液でもすごい笑顔で感謝されるからテンション上がるんだよ!承認欲求が満たされるから落ち込んだ時とかオススメー!」
294
僕「それ俺のカットソーじゃん!」
彼女「借りてた」
僕「探したのに見つからなくておかしいと思ったんだよ!」
彼女「ごめん」
僕「自分のはなかったの?」
彼女「あった」
僕「それ着ろよ!」
彼女「だってこれはお前の服を着てるっていう暖かさがあるんだもん!!」
僕「…まあ、いいか」
295
彼女「怒らないと誓って聞いて」
僕「?」
彼女「とりあえずお前のゼリー食べた」
僕「は?」
彼女「ダメって分かってたけどお腹空いてて食べずにはいられなかったの!その証拠にちゃんと罪悪感を持ちながら全部食べたよ!」
僕「うん」
彼女「だから、許せ!」
僕「何で終始態度が上からなんだよ!」
296
彼女と家で喧嘩した。イライラして気分が悪くなったので、外出の時はいつも必ず着けるペアリングをあえて着けずに一人で家を出てやった。気分が落ち着いてきたので、彼女から謝ってきたら仲直りしようと帰宅すると、彼女が家なのにあえてペアリングを着けて待ってた。僕も家だけどペアリングを着けた。
297
酔った彼女が箸で刺身を摘んではポロポロ落とすので、「飲みすぎだぞ」って注意したら、刺身の乗った皿を指して、「この辺の重力すごい」って。そうだったのか。
298
彼女「ただいま」
僕「おかえり」
彼女「今日はいつもより鞄重いなと思ったら、何故かトマト缶とツナ缶が入っててイライラした。ストレス溜まったからぎゅってして」
僕「うん」
彼女「癒される。お前が死んだらストレス大変なことになりそう。とりあえず、火葬した骨食べてカルシウム摂らないと」
300
僕「衣装ケース出そうとしたら手首痛めた…」
彼女「大丈夫?弱すぎじゃない?」
僕「曲げると痛み走る…」
彼女「うんうん。よしよし」
僕「あー痛い…」
彼女「大丈夫だよ!会えてるよ!」
僕「痛い…」
彼女「いて良いよ!」
僕「あーマジで痛い…」
彼女「マジでずっと側にいて良いよ!」