すばる望遠鏡があるマウナケア山頂では、今朝、うっすらと雪が積もりました。「常夏の島・ハワイ」と言えども、標高4000m超の山頂は、冬のシーズンには氷点下になることもしばしば。(画像提供:CFHT)
【トピックス】恒星で作られた元素から私たちの身体ができていることから、人は「星の子」と言えるのかもしれません…。元素の観測を軸に、星の進化・宇宙の進化に挑むすばる望遠鏡の活躍を、宇宙ライター林公代さんが解説します。 subarutelescope.org/Topics/2016/10…
今夜は「今年最大の満月」ということでワクワクしている方も多いのでは?すばる望遠鏡があるハワイは一足先に夜を迎え、月が昇りました。先ほど撮影した明るく輝くお月さまをお届けします。よくある質問「#スーパームーン」ってなに?nao.ac.jp/faq/a0207.htmlもご覧ください。
【観測成果】東北大学などの研究チームは、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラHSCの観測から、銀河系に付随する衛星銀河を新たに発見しました。最も暗い矮小銀河のひとつであり、銀河系の形成史やダークマターの性質を知る上で重要な発見です。 subarutelescope.org/Pressrelease/2…
本日夕方のマウナケアです。ハワイ語で、マウナ=山、ケア=白い、と言う通り、すばる望遠鏡がある山頂エリアは真っ白です。常夏の島・ハワイにもかかわらず、標高4000m超のマウナケア山頂は、気温が昨日からずっと氷点下。(写真提供:CFHT)
おはようございます。先週から続いたマウナケア山頂の悪天候ですが、徐々に気温が上がり、雪も少しづつ融けているようです。すばる望遠鏡スタッフもメンテナンスに向けて作業を進めています。写真はお隣マウナロアからの様子。二重の虹が!(写真提供:NOAA/MLO)
おはようございます。今朝、すばる望遠鏡があるマウナケアに、大きな月が寄り添っていました。山頂付近には雪も。ヒロ市内から撮影された写真です。
山頂ライブカメラには、こんな「はたらくくるま」の姿も。ハワイで唯一、ここマウナケアにある除雪車です。厳しい環境の中、すばる望遠鏡など各観測所へつながる道路で、せっせと雪かきしてくれてます。(写真提供:CFHT)
【Season's Greetings】いつもすばる望遠鏡を応援してくださっているみなさまへ、ハワイから季節のご挨拶。Big ALOHA & Happy Holidays! (写真は「月火水木金土凹」)
【観測成果】京都産業大学などの研究チームは、2012年に「へびつかい座」に発見されたV2676 Ophという新星で、爆発で飛び散ったガス中に大量の煤(すす)が発生していたことを、すばる望遠鏡の観測から世界で初めて明らかにしました。 subarutelescope.org/Pressrelease/2…
すばる望遠鏡の山麓施設があるヒロ市内から撮影された、今日夕方のマウナケアです。手前の海はヒロ湾、その奥にはダウンタウン。雨が多い街として有名なヒロですが、今日は珍しく朝から夜までずっと快晴。海辺では多くの人がこの美しい光景を楽しんでいました。
マウナケア、今朝の勇姿です。年末に積もった雪がまだ残り、すばる望遠鏡がある山頂エリアはうっすら白く見えます。マウナケアは太平洋の海洋底から測ると1万メートル以上の高さがあり、地球上で「最も高い山」と言われています。
【観測成果】広島大学の研究者を中心とする研究チームは、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ HSC を使った観測により、遠方宇宙で重い星形成銀河の割合が増加して行く姿を捉えました。 subarutelescope.org/Pressrelease/2…
すばる望遠鏡があるマウナケア山頂、今日午後の様子です。年末に積もった雪が今でも残っていますが、少しずつ解けていく様子も。そして上空には虹色に輝く日暈(ひがさ)がくっきりと見られました。
そして多くの方が気になっているのが「マウナケア山頂では今どんな星空が見えているのかな?」ではないでしょうか。こんな感じです。月明かりに照らされたすばる望遠鏡のドームが存在感を示しつつ、空にはたくさんの星々が見えています。写真左端には北斗七星も。
こちらは南西の空。山肌に残った雪が沈みゆく月に照らされています。そして空には冬の天の川、そしてオリオン座やすばる(プレアデス星団)がくっきりと。下方にはすばる望遠鏡のご近所さんの電波望遠鏡達も。気温はマイナス2度、湿度5%。素晴らしい観測条件です。
日本からは見つけにくい1等星カノープス。この星を見ることができた人は長寿に?という伝説もあるようですが、日本より南にあるハワイからは比較的簡単に見ることができます。こちらはマウナケア山頂・すばる望遠鏡のすぐ側から見た様子。中央やや右の明るい星がカノープスです。
【トピックス】すばる望遠鏡に新しい観測装置「カリス」が搭載されました。明るい恒星の周囲を回る暗い惑星を見分けて分光観測を行うことで惑星表面の状態・温度・大気の様子などを明らかにすることを可能にする、画期的な観測装置です。 subarutelescope.org/Topics/2016/11…
【トピックス】マウナケア山頂のすばる望遠鏡サイトから、大マゼラン雲が撮影されました。大マゼラン雲は地球から肉眼で見える数少ない銀河ですが、ハワイでも場所によって地平線をかすめる程度しか昇らず、撮影は極めて困難と思われていました。 subarutelescope.org/Topics/2017/02…
文字通り「凍てついた」すばる望遠鏡ドーム、先週撮影された写真です。晴天率の高いマウナケア山頂ですが、冬季に湿った空気が通過すると、このようにドームに氷がびっしりと張り付いてしまうことがあります。
ドームが凍りついたままでは、晴れていても観測できません。そんな時には技術スタッフが氷を除去します。高さ43mのドーム上での作業も、命綱をつけ、安全に配慮して、慎重に。技術スタッフの仕事なしには、すばる望遠鏡での観測は始まらないのです。
【観測成果】国立天文台などの研究チームは、すばる望遠鏡が撮影した土星の中間赤外線画像から、可視光では常に暗い「カッシーニのすき間」や「Cリング」が明るく見えていたこと、そして見え方には季節変化があることを明らかにしました。 subarutelescope.org/Pressrelease/2…
【トピックス】すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラHSCによる大規模観測の第1期データが、全世界に公開されました。これは「宇宙の国勢調査」とも言えるデータで、宇宙の起源とその進化の解明にまた一歩近づくことができるでしょう。 subarutelescope.org/Topics/2017/02…
マウナケア山頂のすばる望遠鏡を間近でご見学いただくプログラム(無料・事前申込制)を催行しています。ただいま今年4-6月のご予約を受け付けています。見学可能な日など、詳しくは subarutelescope.org/Information/To… をご覧ください。
【観測成果】大阪産業大学などの研究チームは、すばる望遠鏡の観測から、115億年前の宇宙における水素ガスの分布を"影絵"を使って描き出し、ガスが1億6千万光年以上にわたって原始超銀河団を覆うように広がっていることを明らかにしました。 subarutelescope.org/Pressrelease/2…