326
日本の近代化は、開国より前に賄賂や汚職への嫌悪、公正さへの期待や信頼が育っていたのは大きいと思ってる。
327
マジで忠臣蔵の冒頭で、諸悪の根源が賄賂要求になってた(史実の解釈とはまた別の次元で物語としてそうするのが最も収まりが良かった)のは、かなり重要な間接証拠だと思ってる。
近代化より先に、ある種の公正さがあった。
329
……チュチュの釘バットで気づいてしまったんだけど。
仮にあれがイメージ画像ではなかったとして。
釘バットが成立するには、日常空間に野球道具と釘が要る。
……まさか、「野球回」ないよな？！
330
言語化難しいんだけど、水星の魔女はなんというか想像や展開が「広がる」のがイイなってのはあるんすよ。
あの閉鎖環境なのに閉じる方に行かない。イイ感じに先が読めないし、なんでもぶっ込める猶予がある。
バレンタインでお菓子作り回とか普通に見たいでしょ。もうちょっとキャラの関係が練れたら
331
水星の魔女の野球回妄想、勝手に監督役に収まって勝手に代打とか負傷交代とかでも出てくるミオリネさんがあまりにもしっくり来てしまってダメ。
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グエルが普通に腕がめちゃくちゃ良くて強くて対応力あって、その上で初見殺しや機体差だけでないもので負けたのが伝わるの、すごいな……
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ミオリネとチュチュの距離が「説明抜きでそれで行くんだ」となって、本当に贅沢な作りしてるな……。
「なんでお前ここにいんの」とか、互いに「口の利き方考えろよ」とかでもなく。
そういう段階は「見せてないけどもう終わってる」。
多少の悪態とか「性格悪いな」とかまで言い合って特に揉めない。
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それこそ、再試験合格シーンをOP前に入れて「はいこれでミオリネと地球寮のみんなはスレッタチームです」とやるのかなー、と思ってた。
違った。
それやる必要すらなかった。
他所の決闘を一緒に観戦してるだけで足りた。なんだこの切り詰め。
そして稼いだ尺でエランくんが丁寧に顔芸すると。
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ミオリネが地球寮にナチュラルに入り浸ってるけど住んでないし泊まりはしないので多少情報やリアクションが遅れるの、これほんと話を転がしやすい構図だな。
さらっと地球寮の面々がキレてるミオリネを羽交い締めで制止する役やってるのもいい。地味にそこで「触るな！」とかになってない。
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ほんと、エランとのデートにキレるミオリネを前に、それを止めて普通に送り出す地球寮メンバー＆それでも行っちゃうスレッタ。
ミオリネの扱いがイイ感じに「雑」でニコニコしちゃうな。
マジでこういう「適当にあしらう」シーンって、下手にイチャイチャするよりよっぽど親密な距離感を示せるんすよ。
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テクニックとして地味に定番なんだけど、端折った過程が多くて大胆で切れ味が凄い。
いつのまにお前らそんなに仲良くなったのって言われたら、こないだの再試験に決まってるという……
「あっこの人にはこの雑さでいいんだ」はもう済んでるというね。
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地味に大人たちの陰謀パートも、「もう一人の魔女」「仮面ママの過去を知る者」が御三家側に出たことでまた読めなくなる感じあるよな。
明らかにここまでのママンの強みである「未知である」「背景不明」をキャンセルしてくる敵……。
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水星の魔女のMSバトル。
マジで過去作のガンダムを踏まえた上で、「その先」を明確に目指してるのはほんと楽しいし面白いんだよな。
2機で1組、目に見えるラインを展開、当たっても短時間麻痺するだけだがそれこそが致命的。
ファンネル系に新しい方向性を示してきたの凄く意欲的で好きだ。
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「触れたら麻痺するビームを出しっぱで飛び続ける子機」を見せ続けて回避させ続けた後に、「標的が想定ポイントに入った時に初めてビーム照射する子機」を多数配置しておくの、ほんと性格の悪いトラップだし、でもそこまでグエルが引き出させたから次のスレッタは想定して動ける。
なんだこの作劇。
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戦争が始まった時から、確率は低いけど十分あり得る決着の形の可能性のひとつ、ロシア分割ルート。
民族性と歴史上の遺恨と天然資源が揃ってる所が分離したがるかな、と漠然と思ってたけど、カルムイク、その条件にドンピシャだわ。思ったより小さい程度で。
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一晩経っても、あのファラクトのスタンビームビット(仮)は秀逸だな……思い返して感嘆の溜息が出る。
手足単位で一定時間麻痺させる電磁ビームとか、相当にフィクションなんだけどさぁ。
さらにそれに逃げ撃ちする(後方ダッシュ用のバーニアまである)狙撃系の飛行機体を合わせるそのセンスよ。
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そうか、ファラクトの「麻痺ビームが張られたまま迫ってくるビット」。
普通なら、縦に張ってるなら右か左、横に張ってるなら上か下。
2択強要を連続して強いて、地形と合わせて相手の選択肢を奪って誘導した上で狙撃する戦術か。
選び損ねたら麻痺して終わりだし、2択を間違えたらそこで詰む。
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草津側としては、あの元町議を確実に潰してから、それに同調して風評被害を出した連中を逃げ道なく吊るす順番だろな。
「ごめんなさい」「私も騙されてました」が通じる最後のタイムリミットは判決が確定した直後だ。
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やっぱむしろ、現状、声優が歌って踊れるアイドルの立場を期待されて運用されてるのがかなり問題なんじゃねぇかなぁ……というのは外野ながらも思ってしまう。
専門性が違うだろというか。
特に生のライブとなると大きな飛躍がある。
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しっかりライブできる人も、スタジオでの歌収録なら出来る人も、演技だけなら負けない人も、それぞれに能力を活かせる居場所が確保されて欲しいな。
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ちいかわ族しか入れないはずの洞窟の独自進化ダンスミュージック文化を知るでかつよ……！
いや知ってたけどさあ。
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そういや、鬼滅の刃で地味に独特なのは、鬼殺隊の側は無惨様や鬼たちの封印とか放逐は考えもしてないのが面白い。
動機からすりゃそりゃ首を取りたいになるんだけど、次善策としてすら検討されてもいない。
技術としてそれ向きのオカルトがなかったのもあるけどさぁ。
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歌って踊れる声優の話、まあ絡みたがる奴の多さの割に目新しい話や意見はほぼ出てこないんだけどさ。
消費者側のはずの人々からも「だって安いし」って声が複数出てて。
ここでも才能のダンピングかよ！安い買い叩きかよ！実質でアイドル業させるならちゃんと相応のギャラ払ってやれよ！になった。
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表現の自由という単語、地味に意味に複数のレイヤーがあるのが難しい。
「書いたことを理由に殺されたり投獄されたりしない」というスタート地点(逆に表現の自由がない頃にはそれが罷り通っていた)から、いくつか派生して「これも守ろう」が育つし、「そうは言ってもね」と犯罪になる例外も設定される
そっと本棚に檸檬を置くような手つきで。