376
スレッタが己の敗北を受け入れて、何をやっても「無かったこと」にはならない、と理解した後に。
ミオリネとグエルは何か隠してる、表層とは違うことを考えている、を誰かが気づかせなければならない。
地球寮の面々は情報量に大差ないし、誰かそこまでミオリネを見てた者なんて……
あ。
セセリア。
377
やっぱりね、地球寮の連中ですら、あの世界では最底辺じゃないんすよ。
かなりマシな方なんすよ。
ねえ養子のシャディクさん、その辺の説明してくれますよね?
378
水星の魔女の12話に「人の心ないんか」とか言われてるけど、逆なんすよ、人の心を知り尽くしているから出来る所業ですよアレは。
379
ノストラダムスの大予言、あの期日を過ぎた途端にみんな一斉に放り捨てたんじゃなくて。
みんなぼんやりと、「多少ズレることはあるかも……」と静かに立ち尽くして、もやもやしながら来ないモノを待っていて、やがて諦めた人からぽつりぽつりと立ち去っていった感触なんだよな。
380
やっぱ作劇としても、フェルシーの一言で「兄弟喧嘩」という位置付けに収めたの、剛腕だよな。
クソデカ感情の兄弟対決は分かっていたけどさぁ……回想とここまでと合わせて「あっそうか、2人はろくにケンカしたことすらなかったんだ」「今回全力でそれをやりきったんだ」と後から理解出来てしまう。
381
やっぱ旧日本軍が「言うてかなりマトモだった」部分があるから、今のロシア見てる日本人には衝撃が大きいのはあるかもしれない。
ダメだったところはいくらでも挙げられるんだけどさ、細かいとこの有無じゃなくて、相対比較。
382
これ一般論として、「勘のいい読者に先や真相を読まれることを厭わないで書く」って、プロでもなかなか難しいようで、下手にそこを避けようとして大惨事になってるのをよく見る。
本気で創作の真髄、奥義、極点のひとつだと思ってる。 twitter.com/bomber_bookwor…
383
効果がないモノに弾薬も人員も注ぎ込んで民間人犠牲を出して、と、後世から振り返ると「はやく気付けよ!」と叫びたくなる悲劇なんだけどな。
連合軍・枢軸軍ともにやってる当時の常識だからな……
そしてその延長にもある原爆。
ほんとやるせないし、二度とさせてはいけない。
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ミオリネ、わざわざプロスペラに直接会いに行って、どうせいずれ受け取るはずのデータだけでお茶を濁されたの、あれ完全に「プロスペラはミオリネが何を聞きたいか分かってて」「その上でそれに付き合わないと理解した」で、仮にあそこで粘っても無駄、までミオリネは納得してしまったからあそこで帰る
385
温泉むすめの話してると、たまに「もうとっくに直された」話を蒸し返してなんかケチつけた気になってるっぽい奴が湧くんだけどさぁ。
ふと気づいた。
何らかのミスがあって、それを改善しても、外野は延々と貶めることができる世界観だと。
自分らがミスした時も、直す方向に向かわない。無駄なので。
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水星の魔女で、企業方面の知恵とかチェックしてる人、ほんと凄い。名義とか立場とか知らんけど。
いや政治とか経済とかこの辺をアニメ業界だけしか知らない人らで作ると悲惨なことになりがちじゃない。
よほどきちんとした人が指導して、皆が素直にそれ聞いて高レベルな作品に仕上げてる。なんだこれ。
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やっぱプロスペラ、ミオリネに対しては計画のためって以上に厳しく当たってるよな。
常に「こいつを殺して絶望するデリングの顔が見たい」あたりの暗い熱を無理矢理抑え込んでる感じ。
388
ハイパーインフレーション、やっぱフラペコの配置が絶妙だよな。
頭の回転が良くて、仲間で能力は信頼されてて、でも立ち位置的に(こいつに話すと全てグレシャムに伝わって最悪の反応に繋がるので)話を伏せたまま進められることの多いキャラ。
「ここからどうするんですか?!」
「な……なるほど!」
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ひょっとしたら「作品の嘘」として、皮膚感覚として数年くらいズレたモノを代入してるかもしれない。
ただ、大雑把にあの辺の時代にあってもおかしくないくらいのディスコミュニケーションなんだ、きっと。
390
例えば賃上げさせたい問題、現実問題として民間は公務員の賃金を見て決めてんだから、公務員の給料上げるのが一番簡単なやり方のはずなのに、なんかそれ言うやつが本当に少ないし、むしろ足を引っ張りたがる。賃上げしろと言う同じ口で公務員は貰いすぎとか平気で言う。
391
スレッタのどちらかというと褐色寄りの肌と、赤い髪と、たぬき眉毛。
あえて実在民族の記号性から外した感じだよね。
ミオリネもそう、あの銀髪でかなり意識的に外してる。まあ強いて言うなら白人っぽい、ということにはなるんだろうけど。
それこそチュチュのピンク髪でその手の考察無効を示してる。
392
ロシアは結局、「新秩序」を提示する「能力」「発想」がないんだよな。
「俺と一緒に俺の示すコッチに行けばみんなで幸せになれるぜ」がない。既存秩序に場当たり的にケチつけつつ、「俺だけ例外にしろ」しか言ってない。
西側が「勝てる」か否かとは全く別軸に、ロシアが「勝てる」道筋がない。
393
条件闘争をするなら、それなりの能力が要るんすよ……。
トップの理解力も、組織の統制も。
まだ学生のミオリネでも分かることを、年配の大人が雁首揃えて誰一人分からない。
ミオリネに対してほとんど何も約束できる能力がない。
格差が酷い。
394
あの件について「じゃあどうすれば防げていた」をざっと考えても、
・カルト対策強化:20年以上前の話だろ?そこまで遡ってIF語るん?
・カルト被害者救済強化:まだ見込みあるけど、素直に救済策に助け求めるタイプかアイツ?
ときて、結局「キモくてカネのないオッサン」の救済どうする?になる。
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馬鹿ですけべな男性主人公と、すぐに暴力で応報するヒロインの類型。
むしろ「深く考えるより先に行動になる」という特性で、それは作中で善性の発揮にも使われ、様々なトラブルに頭から突っ込んで行くことにもなり、展開の大幅短縮とテンポの良さにもなるやつ。
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「終わっても反対」タグ、もはやあの層は「結果」を得ることを目指していないんだよな。一事が万事。
〇〇という目標がある。それを達成するための方法を真にあらゆる角度から検討する。行動する。ダメなら次以降のために何がダメだったか検討する。
この当たり前の思考のサイクルが出来てない。
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「スペーシアンは末端の港湾労働者ですら地球より良い生活をしている」
「きちんとした教育も受けてる、地球では受けたくても受けられないのに」
「その上、わざわざ地球に来てはMSで何もかも壊して回る」
「対抗しようにもこちらはガンダムくらいしか使えない」
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なんというか、正式ルートではロシア側は文句言いづらい呪物だよな、必勝しゃもじ。
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世の中、たぶん二次元美少女キャラが数十年単位で観光や遊びの場に鎮座することになる。
元ネタ知らないけど居る、が当たり前になっていく。おそらく「古臭い」「令和のセンスかよ」ってなるくらいまで、パネルが色褪せて朽ちるまで有り続ける。
それが気に入らない人には生きづらい世の中だろう。
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「捨ててる野菜もさらにそこから使えるのを拾えば」みたいな素朴な発想なんだろうけどね。
そこでさらなる分類とかの作業を増やす発想してる時点で、まあ見込みは薄いやつ。