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BS12で劇場アニメ『#イノセンス』を放送中。見どころの一つはコンビニのシーンで、「約3000個の商品を1個ずつスキャナーで取り込み、店を丸ごと3DCGで作成する」というクレイジーな作業に半年以上かかり、指示した押井守監督自身も「まさかこんな大変なことになるとは…」と絶句した名場面だ。
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#いい爆発のある映画
『ステルス』の爆破シーンは通常の5倍以上のガソリンと爆薬を使用しており、「宇宙から見えるほどの巨大な爆発が起こりますが、映画の撮影なので驚かないで下さい」と事前にNASAから各国の政府機関へ連絡してもらうほどの凄まじい大爆発だった
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『シン・ゴジラ』が公開された時、「会議シーンばかりで全然面白くない!」との批判も出ていたが、テンポ良く切り替わるカット割りや短い時間に膨大なセリフを詰め込んだ”密度の高い会話劇”が映画全体に独特のリズムを生み出していて、「むしろそれが本作の見所だろう」と感じた
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本日7月16日は33年前(1988年)に映画『AKIRA』が公開された日です。数々の素晴らしい作画で観客の度肝を抜きまくった傑作アニメですが、中でも残像を残しつつスーッと消えていくバイクのテールランプに衝撃を受けました(なんと透過光マスクに手作業で1枚1枚ボカシ処理を加えたらしい。超アナログ!)
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1969年公開の劇場アニメ『長靴をはいた猫』は宮崎駿の才能が存分に発揮された傑作として知られ、作画監督の森康二は「特に終盤の追っかけシーンは宮崎&大塚康生コンビの独壇場でアニメ史上に残る名場面」と褒め称え、高畑勲も「アクションが”芸”の域に達している」と絶賛したらしい。今観てもすごい!
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『超時空要塞マクロス』第27話「愛は流れる」の放送当時、TVアニメとは思えないほど緻密な作画が視聴者を驚かせたが、最初に仕上がった絵にメカデザイナーの河森正治が納得できず、自ら油性ペンで影を濃く塗り、セルの上から細かいディテールを描き足したことで、ここまで高密度な映像になったのだ
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『超時空要塞マクロス』第18話「パイン・サラダ」で板野一郎氏が描いた見事な背景動画。非常に手間のかかる作画だが「あの頃は背動がつらいなんて気持ちはなかった。観ている人をびっくりさせようとか、他の人にここまでの根気はないだろうとか、そういう気持ちの方が強かった」とのこと。
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ちなみに梅津泰臣さんによると『Zガンダム』のOPでは、ミサイルを食らったMk-Ⅱが爆煙の中からブワーッ!と煙を巻き上げながら出てくるカットに特に力を入れたそうです(今見てもカッコいいわ~!) #機動戦士Zガンダム
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#オタクの地雷を踏み抜く一言選手権
「シャアが悪者でアムロが正義ですよね?」
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「なぜパンチラシーンを入れたのか?」という観客の質問に対して「意図的に入れたのではなく、意図的に隠すようなことをしなかっただけ」「自然に見えるべきものが見えないと”隠そうとしている描き手の意思”が観客に伝わり、逆に不自然に見えてしまう」と堂々と答えた新海誠監督かっけー!#君の名は
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エヴァ旧劇場版の「シンジの顔がユラユラと揺れるカット」は、CGで加工したんだろうと思ってたら、なんと水槽にセル画を沈めてフィルムで撮影していたらしい(まさかのアナログw)
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『シン・仮面ライダー』のCGの使い方で一番ビックリしたのが「バラバラだったショッカー戦闘員の背の高さを揃える」ってやつですね(まぁ物体の位置やカメラアングルが5ミリずれてても修正するぐらいだから、この程度は庵野監督にとって当たり前なのかもしれないけどw)
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#自分が知っている大人の事情を挙げる
庵野監督は本当は『シン・ウルトラマン』と『シン・ゴジラ』の世界観を繋げたかったが、「版権管理上の問題で明確に繋げることが難しかった」ため、竹野内豊さんを”政府の男”として登場させて「何となく繋がってるかも…」という雰囲気を出した。
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#映画の素晴らしいショットを挙げていく
#AKIRA
公開当時、残像を残しつつスーッと消えていくバイクのテールランプに多くの観客が度肝を抜かれたが、「CGもない時代にどうやってこんな映像を?」と思ったら、なんと透過光マスクに手作業で1枚1枚ボカシ処理を加えていたらしい(アナログ撮影の極みw)
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#これだけで何の映画か分かる最高な同士はRT
「左が今見たビデオのもの。そして右がテレビで放映されたもの。よくご覧なさい」
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『風の谷のナウシカ』の冒頭場面(メーヴェに乗って飛ぶシーン等)を担当したアニメーターは、後に『AKIRA』で作画監督を務めるなかむらたかし氏。大小様々な破片を大量に飛ばして画面全体の密度を高める技法は「なかむら破片」と呼ばれ、当時の庵野秀明氏も影響を受けたという。#金曜ロードショー
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