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劇場アニメ『AKIRA』で「”さん”をつけろよデコ助野郎ォ!」の辺りを担当したのは、『メガゾーン23 PART2』でキャラデザや作画監督、『Zガンダム』ではOPなどを描いた凄腕アニメーターの梅津泰臣さん(爆発や煙などの描写に特徴が見られる)
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劇場版『ジオンの残光』は『ガンダム0083』シリーズ全13話を再編集したものだが、OVAは2人の監督(加瀬充子と今西隆志)が競うように演出していたため作画のクオリティが上がりまくり、最終的には「手描きアニメの限界を極めた」と言われるほどの超密度になっている(セル画なんだよねコレ…)
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『シン・ゴジラ』が公開された時、「会議シーンばかりで全然面白くない!」との批判も出ていたが、テンポ良く切り替わるカット割りや短い時間に膨大なセリフを詰め込んだ”密度の高い会話劇”が映画全体に独特のリズムを生み出していて、「むしろそれが本作の見所だろう」と感じた
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@ultrasaw 小池都知事、仮面ライダーの次はトイ・ストーリーかw
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#映画の素晴らしいショットを挙げていく
#AKIRA
公開当時、残像を残しつつスーッと消えていくバイクのテールランプに多くの観客が度肝を抜かれたが、「CGもない時代にどうやってこんな映像を?」と思ったら、なんと透過光マスクに手作業で1枚1枚ボカシ処理を加えていたらしい(アナログ撮影の極みw)
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豪邸で家族が酒盛りするシーンは、ポン・ジュノ監督によると「名優揃いでも、数回撮ると各々が最高の演技を見せたテイクはバラバラになる。なのでCGを使って各俳優の最高の演技を同じ画面内に合成したんです」とのこと。全く気付かなかった… #パラサイト #パラサイト半地下の家族 #金曜ロードショー
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半地下のキム一家が住んでいる街は本物ではなく、なんと全てセット!”ウォータータンク”と呼ばれる巨大なプールに美術スタッフが多数の家を作り、最後に水を流し込んで洪水のシーンを撮影したらしい。スゲー! #パラサイト #パラサイト半地下の家族 #金曜ロードショー
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走る初号機はフルCGだが、最初は庵野秀明のOKがなかなか出なかった。そこでアニメーター(本田雄)がラフ原画を描き、それを元に1コマずつCGで形や動きを作り込んでいったら膨大な作業が発生。最終的にOKは出たものの、CG担当者曰く「手で描いた方が早かったかもしれない」とのこと #エヴァ破
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庵野秀明から「ブースターはアポロ13号がロケットを切り離す時の炎みたいにして」と言われ、さらに「燃料の種類によって炎の出方や色も変わるから」と注意されたスタッフは宇宙開発の技術者に話を聞きに行くなど必死に勉強した。その結果、完成映像を見た庵野は「最高だ!」と絶賛したらしい #エヴァQ
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劇場アニメ『メトロポリス』のモブシーンは、手塚治虫の原作漫画に出て来る「ゴチャゴチャした様子」を再現するために、大量の手描きキャラをデジタル処理で一つの画面に合成している(細かくてよく見えないが一人一人のキャラがちゃんと動いている)。1カット作るのに半年以上かかった力作だ。
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BS12で劇場アニメ『#イノセンス』を放送中。見どころの一つはコンビニのシーンで、「約3000個の商品を1個ずつスキャナーで取り込み、店を丸ごと3DCGで作成する」というクレイジーな作業に半年以上かかり、指示した押井守監督自身も「まさかこんな大変なことになるとは…」と絶句した名場面だ。
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エヴァ旧劇場版の「シンジの顔がユラユラと揺れるカット」は、CGで加工したんだろうと思ってたら、なんと水槽にセル画を沈めてフィルムで撮影していたらしい(まさかのアナログw)
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逆シャアのνガンダムは当初、永野護がデザインする予定だったが降板したため、近藤和久、小林誠、大森英敏、鈴木雅久、大畑晃一、佐山善則などがコンペに参加し、出渕裕に決まった。なお庵野秀明もデザインを提案したが「最初のガンダムと同じじゃないの!」と富野監督に却下された #逆襲のシャア
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#お気に入りの横長画像を見せよう
カッコいい映像を作るためにセットの配置にまでこだわった『用心棒』は、シネスコサイズの横長の画角を存分に活かした構図が決まりまくっててシビレる
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#映画の好きな裏話選手権
『シン・ゴジラ』の撮影中、間(はざま)教授役の塚本晋也は台本に書いてあるセリフの意味がよく分からず、「俺はいったい何を喋ってるんだろう…?」と思いながら演じていたらしい
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#実現してほしかった幻の映画企画
『カリオストロの城』の後、「日本が舞台のSF時代劇を作りたい」と宮崎駿が企画した『戦国魔城』。しかし当時は「原作がないからダメ」と言われて実現せず。ちなみに「じゃあ原作を描いちゃいましょう!」という鈴木敏夫の一言で始まったのが『風の谷のナウシカ』
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#劇場鑑賞したことを自慢したい映画
当時大ヒットしていた『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』を観に行った際、映画が終わると満員の劇場内はお通夜みたいな空気になっていて、観客の目からは光が消え失せ、皆虚ろな表情のまま無言で退出していった。あの光景は一生忘れない。
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#神様が宿っていると思った映画のシーン
アニメーターの板野一郎がわずか5秒に116枚の作画を費やした「伝説の5秒」と呼ばれるこのシーンは、コマ送りで見ると戦闘機がチャフ・フレアを計4回発射して敵のミサイルを回避していることが分かるのだが、動きが速すぎて普通の動体視力では全く判別できないw