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来週の話ですが、お知らせです。
sp.live.nicovideo.jp/watch/lv336615…
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ちなみに進撃速度を制約するのは敵の抵抗だけでなく補給も大きい。
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つまり徴兵の延長と部分動員を同時にやると言うことになるのか?部分動員の対象は徴兵とは被らないから、だとすると合計で約43万の増員になる。
まあ、深く考えてのことではなく、その場その場で意思決定している可能性もあるが。
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その意味で練度としては低い。さらに徴兵経験者を予備役として召集することで、軍と社会との距離どころか戦争と社会との距離が一気に近づくことになる。
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HIMARSの特長はピンポイント攻撃。そこを作戦概念上うまく組み込めるかわからないというのが、「サッカーチームに大谷翔平」という比喩の意味。ここ一週間の戦いを見ていると、きっちり作戦概念を組み立てられているようだ。つまりサッカーと野球と両方やってる。
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これ以上強力な攻撃は通常兵器ではできませんわねえ。 twitter.com/MichitoTsuruok…
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国際政治を体系的に学んだことがない人ならば、第1論争をいま振り返ることには意味はあると思うけれど。
専門外の方のためにいちおうごく簡単に紹介しておくと、第1論争というのはリアリズム対リベラリズム、第2論争が行動科学革命との関連、第3論争がポスト実証主義との関連です。
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先日話し損なった(国際政治chでは話した)が、経験則として、2か国での共同開発は費用は1.5倍かかると言われている。それでも単独開発よりは安くすむという意味での割り切りが必要。
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このリスクをロシアが深刻にとらえた場合、第1撃を受ける前に撃つ、という選択があり得る。これをshoot it or lose it situationと呼ぶ。
このように、核の世界では、片方が第1撃で有利にたてる可能性があるときは双方に第1撃のインセンティブが生まれてしまう。
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最新版ミリバラでNATO諸国の旧東欧戦車の数をチェック。
ブルガリア T72M1/M2+ ×90
チェコ T72M4CZ ×30 (その他T72M1 × 89を保管)
ハンガリー T72M1 ×44
マケドニア T72A×31
ポーランド PT-91×232、T-72A/M1/M1R×318
ルーマニア T-55AM ×220、TR-85×103、TR-85M1×54
スロバキア T-72M×30
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1年前の2月下旬は台湾有事に関する英語論文を書き終えたばかりで、ウクライナにはそれほどリソースを割いていなかった。ただアメリカの同業者と話すときに知識が必要なのでウォッチしていたくらい。
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年末のBSテレ東で話したことだけれど、年初の米議会の状況見ると、ゼレンスキー訪米って米の国内政治が要因だったようにますます思えてくるな。
あのタイミングで予算が成立してなかったら、いま連邦政府閉鎖になっていた可能性があるんじゃないかな(もちろんそうならなかった可能性もある)。
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だとすれば、正式供与の前に訓練用にレオ2をキャンプヘルソンで使わせるということは行われてもおかしくないと思う。
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お知らせです。本日11/16、急きょモーニングショーとひるおびにお邪魔することになりました。
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少なくとも「専門家」の立場で、いまの議論のなかで総論で終わらせてらならないのは防衛費。主要なアイテムに年間いくらかけているのかくらいは調べればすぐわかるので、「2%」を表層的に論じるのではなく、きちんと各論に踏み込んだ議論が深まってほしい。
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鶴岡さん@MichitoTsuruokaの書き込み見て思い出したことを。
日本では核戦略のようなfunctionalな安全保障を研究している女性は極端に少ない。核なら軍備管理や不拡散になる傾向。あるいは地域研究や国際機構論についてなら相対的には女性研究者も多い。しかし軍事戦略論になると極端に少ない。
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何度か話しているが、湾岸戦争、コソボ空爆、イラク戦争でも作戦情報の欺瞞はあり、しかも効果的だった。今回もそうだったら湾岸戦争級だ。
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そもそもトレンドならともかく、個別のイベントの予測はまずできない。当たったとしても偶然だ。理由はすべての情報が手に入るわけではないから。フィアロンのいう通り、完全情報が実現し、で約束遵守の問題がなければ戦争は起こらないだろうが、そもそも完全情報が現実世界では実現しない。
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また、1500発のほとんどが米本土向けになるだろうとも言っている。
ちなみに、NPRでは「ヘッジ」(予備核弾頭のアップロード)を核兵器の役割から外すと記述されている。
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オンラインでも出ましたね。
wedge.ismedia.jp/articles/-/285…
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ボードゲームだとインタラクティブなゲームが簡単にできるのですよね。インタラクティブ性の代わりに「戦場の霧」は犠牲になるが。このあたりはゲームの目的に応じてデザインを変える。
『現代戦略論』で書いた通り、「相手がいる」状況で戦略を考えることって重要なのです。
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第一次世界大戦終盤以降の陸戦は、砲撃と前線部隊の前進とを連携させる。前線部隊の直前を砲撃し、部隊の前進に連動して砲撃の狙いを前にずらしていく。
ところがいまのロシア軍はそういう形で連動させているように見えない。「砲撃フェイズ」と「前進フェイズとを時系列的に分けているようだ。 twitter.com/SugioNIDS/stat…