『緊急性があるのはどんな場合か』と言うご質問を頂戴しました。 酸素飽和度が良くても、 ・意識がおかしい(会話がおぼつかない) ・ぐったりして動けない(失禁している) などの場合は緊急性の高い対応が必要です。 ご年配の方や基礎疾患がある方がこのようになりやすいです。
特にハイリスク層が発症後速やかにコロナ診断に至り、適切な抗ウイルス薬が処方される体制を作る このファーストステップを内科を標榜する全てのプライマリーケアの現場(いわゆる町医者)で行うことができて初めて類型見直しが受け入れられるのでは(抗ウイルス薬の薬価については検討の余地有)
HER SYS入力画面。 患者の名前、ふりがな、住所、連絡先、感染推定場所などもチマチマと埋めていかないといけません。 カルテを行ったり来たりするので、きちんとやろうとすると一人届け出るのに5分はかかってしまう。
時々マスク不要論を訴えている医者も目にすることが増えており、賛意も寄せられているようです。 僕としては、その医師が、マスク付着用によって生じたコロナ患者の対応をすべて自分でやると言うなら主張しても構わないと思いますが、そうでなければ「無責任なこと言う医者だな―」と思ってしまいます。
・がんで亡くなる→受け入れられる ・肺炎で亡くなる→受け入れられる ・老衰で亡くなる→受け入れられる ・コロナで速やかに治療開始したが、持ち直せず亡くなる→受け入れられる ・コロナだが検査もまともな治療もしてもらえずに衰弱して亡くなる→受け入れられない twitter.com/homecare_hinat…
・対象外の若い軽症者のための検査キットのOTC化→意味不明 ・定点観測→誰が求めてるの?誰の意見を聞いてるの?反対派の方が多いと思うけど。 ・ウィズコロナに向けた施策→まずやることは事態の軽視に繋がりうる緩和的政策ではなく、医療体制の整備では?
最近の出来事かと思ったら8月3日のことか。発表遅すぎ。こう言うのは現場から直接声を上げねば有耶無耶にされて速やかな改善もされない。 コロナ陽性妊婦、救急車内で出産 陣痛後も分娩先見つからず(共同通信) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/c7db1…
「命って平等なんですよ」と返信しようとしたのに何故かできない😓 ちなみに、風邪で生命の危機に瀕する高齢者にも、求めがあれば訪問診療します。コロナだからと言って特別扱いはしていません。
もしこの方を外来診察室で診察していたら、ビタミンB1欠乏の可能性を洞察できなかったかもしれない。 自宅で生活環境を見ながら臨床推論(問診や診察で病態を考えること)することの有用性を感じました。 ビタミンってすごいですね。 *内容は少し改変しています。
1番寒そうな患者宅には、敷布団の下にありったけの段ボールを敷いてきました。底冷え対策が大切。 ダンボールの断熱力は意外と高く、重ねて敷くと冬キャンプでもある程度凌げます。 フォロワーさんに役に立つことは無いと思いますが、気になる方がいたら教えてあげて下さい。 bepal.net/archives/193092
国や都は「年末年始の診療体制を確保している」と言いますが、机上の空論でないことを切に願います。 26日時点でこうなのですから、「年末年始にかけて体調を崩したり、怪我をしたりしても病院にかかることができない」という事態が想定されます。 検査キットや感冒薬は備えておいても良いでしょう。
先週から若い方を中心にコロナ患者が急に増えている“感触”がありますが、報告が週一回になったので状況が今一つ掴みにくい。トレンドに応じて診療予定を調整するのが難しいですね。 コロナ感染者数、週1回の発表、初回は19日 「注意報」などなく(毎日新聞) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/aa631…
今日は日曜日にもかかわらず、数名の入院が決まりました。いずれの方も不安定な方でしたので、ホッとしています。 一方で、なぜか順番が回ってこない方もいます。中にはご家族が「(入院できずにこのままなくなるだろうという)覚悟をしています」と話されるくらい自宅で悪化している方もいます。
なんかもう、国も分科会も尾身先生も、てんでばらばら、虚しくなりますね。 コロナ禍を終わせるのは“薬”ではありません。あらゆる医療機関がコロナ対応するように働きかける“行政力”です。 尾身会長に「“第8波”は緊急事態宣言や重点措置出しても意味がない」 #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/3fdc6…
5000円が負担で治療を拒否する人がいるっていうのが紛れもない今の日本の姿です。 twitter.com/homecare_hinat…
え、何やったんですか!? 何も変わっていませんが、、、 「第8波念頭に先手先手で」厚労相 #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/pickup/6444041
お読みの方もご自身の胸骨をグーで強く圧迫してみてください。もし他人にやられたら、痛みで即座に払いのけることでしょう。 男性の意識レベルが危機に陥っていることがおわかりいただけるかと思います。 *ご紹介させていただくことの同意は得ております。
コロナ患者への介入の仕方がわからない、怖い、という訪問系サービスの方は、やり方をレクチャーしますよ。
今日は10人ほど対応し2名を除いて中等症2(酸素吸入が必要。原則入院)。その全員が高齢者で基礎疾患ありです。 デルタ株より酸素飽和度がガクッと低い人は少ないですが、急激に悪化する可能性もあり気が気でありません。全ての患者さんが何事もなく朝を迎えられますよう祈っています。
ですから、そもそも発熱外来のキャパシティを増やさなければ、本質的には何も変わらずに、同じこと(=医療崩壊)がただ繰り返されてしまうだけでしょう。
「HER SYSの必須項目がわからず、結局全部埋めてしまう」という医師の声をよく聞きます。 HER SYSの必須項目は7つに削減されていますが、確かに「どれが必須項目なのか」が入力画面ではわかりにくい。 以下、例示↓
【解熱剤を使っても平熱に戻らない】 これもよくある質問です。解熱剤の目的は「過剰な熱産生を抑えること」なので、例えば40℃→39℃にしかならないこともあります。これでも“だるさ”が改善しているのであれば、解熱剤は十分効いていて、「39℃が今体にとって必要な体温である」ということなのです。
実はこの報道以降、都や消防庁から直接的あるいは間接的にクレーム(?)がありました。 そもそも都に現場の声が届きづらいこと、都や区からの事後報告では内容が矮小化されてしまうかもという不信感があることから、僕はご遺族の意向も確認し、現実をきちんと可視化すべく報道に協力させて頂きました twitter.com/homecare_hinat…
最近はコロナは減少傾向で開業医も手が回らない、という状況ではなくなりつつあります。 「忙しいから診られない」であればまだしも、「そもそもコロナは診ない診ない」という姿勢が改めて露になり、患者さんの無念さを思うとやるせない思いになりました。
これよくある誤解ですが、海外の人はコロナ死を許容できる・しているかというと、そんなことないですよ。 「日本人はコロナ死を許容すべき」みたいな言説をよく見ますが、それが世界標準ではないし、何より大切な人を突然失って心を痛める当事者に接してきた自分としては、憤りを覚える考え方です。 twitter.com/kouya115/statu…