よくある誤解ですが、当院は「臨時往診だけに特化したクリニック」ではなく、「通院困難な患者さんと契約を結び、訪問診療や往診をするクリニック」なので、かかりつけでない方からの往診は原則お受けしていません。 コロナのみ例外ですが、救急車感覚で呼ばれても難しいことが多いです。すいません。
「抗原検査陰性だったので孫と里帰りしたら、実は孫がコロナで、祖父母含め全滅。苦しむじいちゃんを見て、孫も自分を責めている」 無症状の抗原検査によるスクリーニングは厳しいと思ってはいたが、実際にこういう声を直接聞くとそれが確信に変わります。お孫さんのためにもじいちゃんを助けねば。
深夜にかけて「咳がひどい」という相談が多数寄せられた。 多くが療養期間終了間際か、コロナ自体は治った人たち。 今回のコロナは【症状改善後に咳が長引く人】が多い。咳は夜に出やすく咳止めが効かない人が殆どなので、寝不足に悩む人も。 参考までに「咳に効いた」というのがあれば教えて下さい🙇‍♂️
実は僕もコロナ後遺症は懐疑的に見ていましたが、今回は息子の変化や患者さんを見ていて、その問題が確かに存在することに直視させられました。またツイートします。 「全然理解されない」「なんで俺だけ」親も気づきにくい子どもの“コロナ後遺症”(TBS NEWS) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/14ff1…
コロナ向けの在宅酸素濃縮装置、5L機をできない事態が発生中。 酸素吸入を必要とする人が地域に増えてきていることを示しています。 まだ3L機は手配ができますが、【入院できない。治療内容に制限がある。酸素は3L機しかない】という状況です。 重症化したコロナにほぼ丸腰で戦っているようなもの。
ちなみに病院であれば、壁から伸びてるコレを捻るだけですぐに8L〜の酸素を吸入させることが可能です。 大抵の場合家では5LがMAX。 それも今は3Lしか吸わせられない方もでてきている。 中等症2は入院させるべきです。
「必要な人が適切に医療に繋がることができる」世の中になることを切に願います。ウィズコロナの実現はそのあと。 コロナ第7波、病床使用率6割でも余裕なく 搬送先決まらず自宅で死亡も(産経新聞) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/27e58…
事業所の不安については理解しますが、コロナ療養後、もしくは濃厚接触者期間終了時の【陰性証明のための検査】は不要であることが広まって欲しいです。 沖縄県からでている案内を添付します。
今日も当院での検査陽性率は9割弱と高水準。 最近では、コロナで物凄く消耗してしまった方の“立て直し”のための往診も多いです。 ほんの10日前にはピンピンしていた方がぐったりしてまともに話ができなくなっている状況を見ると、改めて新型コロナが従来の風邪とは違うものだと痛感させられます。
【新型コロナは風邪とは違う】とツイートすると、「恐怖を煽るな」とDM来ますが、僕は見たまま、感じたまましかツイートしません。 自宅療養中の方には病床に臥しつつも「1人でも多くの人に厳しい状況であることを知って欲しい」と話される方が少なくない。そうした想いをお伝えしています。
患「旅行先でPCRしたら陽性だった。発生届を出せますか?」 田「今どちらですか?」 患「東京です」 田「😨」 目眩がしそうなこんなやりとりは頻繁にあります。。 沖縄「観光客が陽性」増加 検査結果待たずに飛行機搭乗か 広がる困惑(テレビ朝日系(ANN)) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/6761c…
「なぜ国や都は抗原検査を推すのか?」とのご質問はとても多い。 その効用を全否定するわけではないが、【やってる感】を出すためだけの役人的なアイデアなんじゃないかな。
第7波で、僕も複数件の“コロナ関連看取り”を経験しました。 確かにどの方も“コロナ肺炎”でお亡くなりになったわけではなく、コロナによる“消耗”の結果、急速に全身状態が悪化して亡くなられました。
ではこの場合、「死因は新型コロナにならないのか?」と問われれば、僕は「新型コロナを死因として差し支えない」と答えるでしょう。 なぜか?それは一連の出来事が「新型コロナに感染しなければ起こらなかった蓋然性が高い」と考えられるからです。
いずれにせよ新型コロナウイルス感染症という文言は記載されるはずですが、愛知県では直接死因の部分しか計上されないのでしょうか。 「コロナで死亡した人はいない」という件の発表は他人事で違和感を禁じ得ません。
例えば「新型コロナ→腎障害→死亡」という経過を辿ったとしましょう。 この場合、死亡診断書には次の2つの書き方があります。どちらも正しいです。 ① 直接死因: 新型コロナウイルス感染症 ② 直接死因: 急性腎不全 その原因:新型コロナウイルス感染症
役所が「コロナで亡くなった人はいない」と発表するのは正常性バイアスに支配されている証左です。詭弁です。 第7波の真っ只中に、偉い人がそのバイアスに囚われ回避機会を喪失しているようでは、【治療を受けるべき人が適切に医療に繋がれない】という状況は今後も変わらないなあと鬱然とします。
【往診医判断で救急要請を取り下げたのだから、搬送不可件数はゼロ。故に救急医療体制に大きな問題はない】 というのが消防庁や東京都消防局の見解と聞いて、驚愕した。
7月末に搬送先が見無からずに亡くなった方についても、【往診医が搬送は不要と判断した】ということになっているらしい。 “搬送先が見つかるまで何時間でも粘るべきだった。患者さんを死なせたのは不搬送を受け入れてしまった僕のせいだ。” そんな自責の念に駆られる。
#Nスタ さんにお邪魔しました。 ・コロナ後ぐったりして食欲が激減し、脱水状態になる高齢者は多い。コロナ前ピンピンしていたのに寝たきりになる人もいる。 ・コロナ後の後遺症的な症状について、できることは対処療法しかない。 ・よって、かからないに越したことは無い←この部分を話し損ねました💦
しかし実際の酸素ステーションの受け入れ対象は、 ・中等症I以下(=原則酸素投与不要) ・自分のことは自分でできる人 の両方を満たす人でした。 つまり、「酸素を必要とするぐったりした人は受け入れられない」という、おおよそまともな人間が考えたとは思えない意味不明な施設でした。 twitter.com/homecare_hinat…
酸素を必要としない人しか受け入れられない酸素ステーションの存在意義を、いまだに僕は理解できません。 それが今なお同じ条件で存続している事実に先進国日本の姿として恥ずかしさを禁じ得ません。 稼働率は低調であると聞いています。名前負けしない運用法を真剣に考えるべきではないでしょうか。
深夜往診を終え帰院。 オンラインだけでは重症化している可能性を否定できず往診を要しました。 幸い切迫感はなくそのことをお伝えしたところとても安心された様でした。 医療は患者さんに安心を届けられてこそ存在意義がある。 そんな当たり前のことを当たり前にすべく、今日も精進します。
僕らは全数把握をやめてほしいのではなく【HER SYSで全例届けること】を見直してほしいのです。 1日の終わりに「今日は○人診断した」と数を報告するのは簡単です。 未知のことが多い新型コロナ。波の大きさや勢いがリアルタイムで分かりにくくなると、どの程度の備えをすべきか分かりにくくなります
HER SYS入力画面。 患者の名前、ふりがな、住所、連絡先、感染推定場所などもチマチマと埋めていかないといけません。 カルテを行ったり来たりするので、きちんとやろうとすると一人届け出るのに5分はかかってしまう。