周回遅れのリベラリストの意見で気分が悪くなりました。卵子凍結は、女性の体を(生殖可能時期の長い)男性に近づけようとする、男性中心のテクノロジー観の中にあります。アーティストとしては言行不一致。veryweb.jp/life/106461/
ハイリスク妊娠である代理出産により、代理母の健康が侵され、その後は子をもうけられなくなる可能性が高くなります。女性が生涯に産める数が少なくなるため、少子化が促進されます。政治家として、そのような効果を持つ代理出産を推し進めることを、どうお考えなのでしょうか。
ウクライナの代理出産は、コロナ渦では赤ちゃんが国内に大量に留まる事態となり「赤ちゃん工場」と批判されていました。しかし戦争が起きるや否や、ビジュアル的に分かりやすい先進国の依頼者に同情の声が寄せられ、代理母や「売られる」子どもの困難がマスメディアから吹き飛んでしまいました。
昨年のこのニュース、見逃していました。ただしゲイの息子のため、という部分を除けば、ここで論じられている事は、80~90年代から変わっていません。■61歳米女性が孫を代理出産 同性結婚した息子のために。bbc.com/japanese/47796…
「超富裕層の救済」にはなるでしょう。でも日本はそれを望んでいるのでしょうか?金銭と引き換えに(買えずとも売る必要はないほど)裕福でもない、一般的な女性たちの心身を危険に晒すシステムを、多くの人は望まないでしょう。
昨年、代理出産で子を得たクロエ・カーダシアンが、かつて自ら産んだ娘の場合と違い、代理出産で得た子との間には繋がりを感じられない、と告白。誰か正直な人が、代理出産の場合の違いについて教えてくれればよかったのに、と。 twitter.com/Advo_Katy/stat…
つぎのツイートは荒れるかもしれませんが、ウクライナから依頼者が赤ちゃんを無事に連れ出したことを、美談として捉える報道もあるので、そしてそれが裕福な西側諸国の人々の話なので、敢えていいます。
きょうだいであっても、社会的地位や所得の高い兄や弟(男性)と、社会的地位・所得の低い姉や妹(女性)との関係が対等とは限りません。親族間の生体間臓器移植で社会的地位・所得の低い女性がドナーになる傾向が高かった様に、女性が犠牲を強いられるよう家族から圧力をかけられる可能性があります。
映画『代理出産ー繁殖階級の女?』が制作元のCBCによりYouTubeにて無料公開となりました。商業代理出産、無償代理出産、異性カップル、ゲイカップル、友人間、きょうだい間の依頼、障害児の妊娠など、様々な状況におかれた代理母や、生まれた方の語りを中心に構成されます。 youtu.be/1aCo3hTkeWM
なお、私は常に女性の体を軸に考えているので、代理出産を女性の「人身売買」と捉えていますが、欧州や米国における議論では、女性だけでなく「赤ちゃん売買」の視点が重視されています。様々な団体や専門家が、代理出産を「赤ちゃん売買の一環」として批判しています。
日本で代理出産が合法化されても、わざわざ代理母になりたがる人はない、貧困ビジネスにはなり得ないと思っている方もいるかもしれません。でも海外の現実を参照すると、実際には簡単に貧困ビジネスになり得ることが分かります。
ドイツのペドフィリアの犯罪者ネットワークでは、小児性愛目的で養子縁組をする情報が流れている。養子縁組は審査があるが、代理出産は審査なく誰でも利用できるので、恐らくその目的でウクライナで実施されている可能性がある。
スペインの新中絶法が、代理出産を女性への「暴力」だと認定しました。この法律に反対票を投じたのは、極右と右派のみです。代理出産は女性への暴力です!今後、欧州ではこの動きが強まるでしょう。#代理出産は女性への暴力 twitter.com/CIAMS_Coalitio…
また野田聖子氏は、中絶禁止派のプロライフと、ゴリゴリの保守派なので(代理出産は家父長制を再生産する機能を持つので、意外でしょうが、海外でも保守派に人気があります)、この件で呼びかけても無理と諦めました。
全編はこちらから視聴可能。冒頭の代理母を利用して大家族を作る件も問題だが、何より代理母たちの語りが心に突き刺さる。涙なしには見られない。毎日服用する大量の薬、産んだ子についてどう思っているのか、なぜ何度も代理母になるのか等が語られる。youtube.com/watch?v=HvCUvU…
世界中の金持ちが、貧しい女性の身体利用を、自分の幸福実現だ、自分の人権だと主張し、ウクライナの女性たちを、さらにはロシアやベラルーシ、ジョージアの女性たちを収奪してきたのです。そして豊かな国の人々は、それをあたかも素晴らしいもの、正義に叶ったものであるかのように喧伝してきました。
このような子産み契約の歴史のないアメリカで、独身男性が自分の子を産んで欲しいという新聞広告を出したのをヒントに、これを新たなビジネスチャンスとして、弁護士ノエル・キーンが代理出産サービスをはじめました。
経済的に沈みゆく最中の日本と比較しやすいのがギリシャでしょう。ギリシャでは無償代理出産のみ可能で、代理母には「合理的な」「必要経費」のみが支払われます。その金額は€10000とされていますが、調査結果から、実際にはその倍が支払われていることが分かっています。
もう一つ気になるのが安全性。生殖技術や移植関連のニュースは手術直後の短期的な出来事をもって「成功」と報じるのだけど、長期的に生んだ女性の健康が損なわれる可能性はないのでしょうか?そして特殊な環境下で胎児期を過ごした子に発がん性が上がるなどといった問題はないのでしょうか?
当初はアメリカでも「人身売買」との批判が強く、それゆえキーンは「人助け」のボランティアを募ります。しかし無償で代理母になる人はいなかったので、「人助け」の「ボランティア」と説明できる最低金額の報酬を設定しました。
偶然見つけた4年前の記事。批判すべき内容が多々あると同時に、女性記者のナイーブさに驚く、自ら執筆した内容を十分に理解していないのでは。女性記者が自ら、豊かな男性による女性の身体利用と子の取引を称賛することで、人々に何を伝えたいのか。nordot.app/46833395412186…
戦時下にいる貧困女性たちの体を、安全な国に住む豊かな人々がこぞって利用しようとする、この現状のグロテスクさが伝わればと思います。それらを美談仕立てのキャンペーンで市場を拡大させ、この仕組みを拡大し続ける、代理出産あっせん業者の存在についても問題視すべきです。
特に生まれた子に対する安全性は、その子が成人した後も含め、長い年月を経てからでないとわからず、今の時点でつくられる子は、生まれながら人体実験されている状況です。一人の人が一生背負うかもしれぬ健康問題に対し、子宮移植を行う医師は全く、何の責任も負っていません。
性教育を行う産婦人科医の方が、代理出産について言及した件について、私の意見を求められているようなので以下お答えします。
これまで米国やEU諸国、更には中国や日本など、豊かな国の豊かな人々が、ウクライナの女性を利用してきました。もう何年も前から、ウクライナ女性の身体は、他国の人々に占領され、収奪され続けてきたのです。武力ではなく「契約」の名の下に。