社会学者が実施しその内容を文章にまとめるとのことで、ここで行われるのは子供を対象とした社会調査です。実施するのは大学に所属する大学教員ですから、大学の倫理委員会の審査を受ける必要があります。
「代理母という経験」。フランスの団体が制作した、代理母の抱える問題を説明する動画の日本語字幕版を制作しました。どうぞご覧下さい。youtu.be/2L0QkA0XcEE @YouTubeさんから
なお、アメリカの代理出産発明に至るこれらの経緯はノエル・キーンが、自らの著書や論文にて説明しています。邦訳書ではデボラ・L・スパー著『ベビービジネス』に、この件に関する記載があります。
まず、ご本人が後から訂正なさっている点も含め、いくつか事実誤認や印象で語っている部分があります。スウェーデンの例を出して、代理出産が容易であるかのようなミスリードを誘う説明をなさっていますが、スウェーデンで代理出産は合法ではありません。日本と同じく法律がない状況です。
まったく驚きはありません。豚は臓器のサイズや機能が人間に近いので、人間への臓器供給源として使われた例があります。現時点では恒久的な移植ではなく、人の臓器を得るまでの一時的な利用に留まっていますが、現在も人の臓器に代わる臓器供給源として期待され研究が進められています。 twitter.com/tomatokeikakua…
ヨーロッパで代理出産に反対する女性団体から、塩村あやかさんにあてて批判が寄せられました。日本で(無償も含め)いかなる形であれ代理出産を合法化すれば、ウクライナやその他多くの場所で起きているように、女性と子どもへの暴力をつくりだす、と。 twitter.com/CIAMS_Coalitio…
5月20日にイタリアで「赤ちゃん見本市」に対する抗議活動が行われます。このような展示会では、代理出産あっせん業者が依頼者向けに、仕組みや料金を説明します。最も有名なのは、男性ゲイカップルを対象とした”Men Having Babies”です。こうした展示会は、代理出産を禁止する国でも実施されています。
また次も聞きました。このイベントは未成年のみの参加を可としているが、未成年から正当な同意が得られると考えているのか。そうであれば、その理由はどのようなものか。未成年(今回のイベントは小学生も含みます)が性に関して成人と同様の判断ができると考えるのなら、その学術的な根拠は何か。
私の本業とは微妙に異なる議論なので、出来れば避けたかったのですが、もし黙っていたら、結局あの時と同じように、私も「保身のため何もしない大学教員」となることに気づきました。今の若い世代にあのような絶望感を抱かせたくはありません。
私は本来、この件で発言するつもりはありませんでした。まさか都立大が研究倫理に関する告発を無視するとは思っていませんでしたし。しかし迫りくるイベント実施を前に、ネット上に溢れる嘆きの声を見て、そして他に誰も問題視する研究者がいないので、私が声をあげることにしました。
ウェビナー「 代理出産ーーグローバル化された女性と少女の収奪」(SURROGACY: Globalized Exploitation of Women and Girls)に参加中です。主催者が20代の若い女性。ああ、ようやく次の若い世代が立ち上がってくれたかと胸が熱くなります。
私は大学教員としての個人名で、東京都立大学に二度にわたり文書を送り、以下の点を尋ねました。①本件は未成年を対象とした社会調査あるいは実験になりうるため、極めて繊細な倫理的配慮が必要となるはずだが、当該教員は、所属する都立大で、本調査あるいは実験に関する倫理審査を受けているのか。
ウクライナの代理出産も代理母が受け取る金額は日本の非正規雇用女性の平均年収の1.6倍です。世界のアウトソーシング先であるウクライナ人代理母への謝金はさぞかし安いと思われるでしょうが、実はそれほど安くないのです。(…というより日本人女性の貧困が深刻すぎるというべきかも)。
これを4月半ばに都立大研究倫理担当窓口に、私の個人名で送りました。返事がなかったので、先週初めに再度送りました。しかし今に至るまで返事はありません。
②本件で被験者にインフォームド・コンセント(IC)がなされる予定ならば、その際に本件に参加することへのリスクはどのように説明されているのか。未成年の性行動に関する危険性については、これまで学術的な先行研究があるはずだが、宮台氏はそれらを参照した十分なICを行う準備をしているのか。
さらに家族の中に、男性である兄や弟ならば家名を引き継ぐ事ができる、家名を引き継ぐ子が欲しい、という保守的な考えがあれば、家族から女性に向けられる圧力は、益々高まるでしょう。
この「出産」に代理出産は含まれるのか?まさかとは思うが、いま並行して代理出産合法化が進められているのも、下記を見据えての政策?(さすがに関係ないと思いたい)■出産条件に奨学金の返済減免 教育費軽減で提言へ―自民調査会:時事ドットコム jiji.com/jc/article?k=2… @jijicomより
「シンプルに科学で、倫理や道徳を持ち込まない性教育」とあります。上述したように医師が倫理を失ってはならないのですが、仮に「科学知」のみを対象となさるにしても、代理出産や卵子提供は、科学的な問題が指摘されているので、それらの専門知を把握なさっていないことはこの方の勉強不足でしょう。
日本では、スウェーデン人配偶者とともに、米国人代理母を用いて子をもうけた方の情報により、あたかもスウェーデンは代理出産を合法とする進んだ国であり、一方の日本は遅れているるかのようなイメージが流布されていますが、それは現実とは異なります。
20人のベトナム女性が代理出産のため拘留されていた。(今立て込み中なので詳細は後で読みます)。いまどき珍しい話ではありませんが、事件として表に出るのは難しいので「ようやく明るみになったか」という感想。 twitter.com/StopSurrogacy/…
イタリア。現在提出されている法案が通れば、イタリア人夫婦が国外で代理出産を行うことが犯罪になる。 なおイタリアはかねてから国内の代理出産も禁止しています。 twitter.com/PET_BioNews/st…
代理出産はしばしば卵子提供という名の卵子売買を伴います。本書には苦学生が学生ローンのため卵子を売り、健康被害を被った方の手記が収められています。卵子を提供し続けた結果、自らが不妊になった事例です。さらに末期がんの診断も受けてしまいました。
今後、同様の需要が増加するでしょう。そのような中、卵子を提供する側、代理出産をする側に立たされる女性を守る法律が必要です。きょうだいだからといって問題が生じない訳ではありません。
生みの母親はどうなったのですか?ウクライナ解放後、世界的に影響する法律問題に発展する内容のはずです。それを伝えて下さい。■《ウクライナ侵攻》キエフに“日本人赤ちゃん”2人が取り残されていた! 決死の脱出…国境で待つ両親の元へ #文春オンライン bunshun.jp/articles/-/525…
ちょっと聞いていてクラクラするというか……。でも欧州でペドフィリアによる養子縁組は『異端の鳥』にも出てくるし、昔から存在しているのでしょう。そういえばインドのマンジ事件(日本人男性が代理出産を実施した事例)も、女児がペドフィリアの対象になる事を防ぐの法律により生じた事件でした。