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ロシア軍は防空システムなどが移動したあとの原っぱに穴を掘っている。そして航空優勢が得られないことはロシア地上軍の行動にも大きな影響を与えている。
また、ほぼリアルタイムの情報提供は開戦劈頭でキエフ近郊の重要空港を狙い、数百人の兵士を載せた輸送機の撃墜も実現した。
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ウクライナ軍はロシア軍の陣地や航空戦力を攻撃するにも、明確な座標をアメリカ側から提供されているという。
「私たちはロシアの侵攻に対して国を守るウクライナのため、詳細でタイムリーな情報を提供してきました。それは今後も続けていきます」ある情報当局者は語る。
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第2次大戦と比べれば小さい損害だが、現在の小さなロシア軍にとっては大きすぎる。10年間続いたアフガン紛争でも死者は合計1万4千。
ロシアは増援と交代人員を送り込んだ。これでいくらかは補填されるだろうが、初期派遣兵士に比べて経験と練度に劣る。特に空挺のような精鋭部隊でこの差は顕著だろう。
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アメリカ陸軍のM4/M249SAWを代替する次世代弾薬&歩兵火器計画について、「テストは完了し、競合3社が提供したデータを比較検討している」「2022年半ばまでに選定される見込み」で「およそ1年で生産に入る流れに乗った」と記事。
つづく…armytimes.com/news/2021/10/1…
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Oryxは写真等で完全検証可能な台数のみ計上しており、ロシアの独立系調査機関は同サイトの数字を「喪失総数の70%」だと類推している。この計算に従えばロシアの戦車損失は1300輌程度。これは5月にアメリカ国防省高官が発言した推定にも近い。ロシアは保有戦車の40%を失ったことになる。
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また彼らは長期の休暇を取得できず、不満を募らせていた。
これらの理由から大量の脱走者と募兵率の低下をもたらし、2015年には17万国軍の1/3を交代させねばならなかった。
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状況を一変するため、プーチンはナラティブ(物語)を変えた。
ウクライナの侵略者たちを封じ込める戦いではなく、巨大なNATOの軍事的野望から“母なる大ロシア”を防衛する聖戦となった。プーチンは西側の軍事支援を“NATOによる代理戦争”の証拠として使っている。
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戦うことすらなく敗走するここ数週間の戦場の有り様は彼らの劣悪な士気を明らかにした。政府が必死に民兵を募っているという事実は、軍や治安機関の失敗を明らかにするものだろう。
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海兵隊によれば10月20日時点で83%の隊員が接種を完了し、部分的接種(1回目?)を計算すると92%となる。
海軍は93%が完全接種、1回目を含むと98%、とのこと
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アメリカ海軍は北アラビア海の公海上で国籍不明のダウ船から数千におよぶ武器を押収したとのこと。
別ソースによれば数十のロシア製対戦車誘導弾、数千の中国製56式歩槍、数百のPKMなどなど…。また高度な照準機も含み、「小さな軍隊」が作れるほどの量とのこと~ twitter.com/DylanMalyasov/…
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ロシア軍には下士官層が乏しく、わずか任期1年の徴集兵に依存している点はたびたび批判されている。
下士官層(兵長・伍長・軍曹・曹長)は軍の屋台骨であり、実際に小隊を動かし前進させるのは彼らである。
下士官の要点は、兵士を訓練し、兵士を訓練通りに動かし機能させることにある。
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ミリタリーバランス2021年版によれば開戦前の時点でロシアは3300輌の現役戦車を保有していた(陸軍2840輌、海軍歩兵330輌、空挺軍160輌)。そして、情報検証サイトOryxの調査では、9月1日までに994輌を喪失している。
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ヘリの大部隊は、まるで抵抗を予測していないかのように、長距離火力の支援も無しに突っ込んできたので、彼らは余計に驚いた。
だが、当然ながらウクライナ兵は迎撃した。ホストメルには、正規軍と予備役の混成防衛部隊が配置され、特殊部隊の一隊が支援に入っていた。
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専門家の意見は攻勢作戦において戦車の重要性は変わらないという点で一致している。「戦訓は示している。戦車の有無では、戦車を有したほうが歩兵の損耗が少なく、成功の可能性は大きい。注意すべきは適切に指揮された諸兵科連合部隊の必要があるということだ」
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「砲兵、歩兵、航空の適切な支援無しによる戦車の運用は、マルチドメイン時代の諸兵科連合作戦とは言えない」
もし諸兵科の連携が適切だったならば、ウクライナ軍による一撃離脱の対戦車戦術にここまで脆弱ではなかったはずだ。
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「ロシアは動員した大量の兵士をうまく捌けていない」
30万人を動員したロシアだが、その膨大さゆえに充分な数の指揮官が足りず、訓練体制も貧弱で、それがために現在東部に投入されているロシア軍は戦闘能力の低い可能性がある、との記事。以下翻訳
wsj.com/articles/ukrai…
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心配されるのはロシアが“限定的核使用”論を信奉していることだ。もしプーチンが戦術核を使用したら、我々はどう対応すべきか?
何もしなければ、プーチンの拡大主義的路線に通行証を与えるようなものだ。
一方で、同様の手段で対応すれば、ハルマゲドンの可能性すらある。
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だが、ロシアは依然として2000輌の現役戦車を有し、さらに膨大な予備戦車が保管状態にある。ミリタリーバランス2021年版によれば各種のT-72、3000輌のT-80、200輌のT-90を含む10200輌が保管状態にある。また2016年版は2800輌のT-55、2500輌のT-62、2000輌のT-64など冷戦時代の戦車をカウントしている
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「3月にキエフを撤退したとき、プーチンは依然として主導権を握り、次の戦場を選ぶことができた。
ハリコフでロシア軍が敗走したいま、主導権はウクライナにある」戦争研究所 twitter.com/TheStudyofWar/…
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ペロシ下院議長の台湾訪問に対して中国が実行し今も続けている軍事演習は、過去に例を見ない大規模なもので、それは第3次台湾海峡危機(1995-96)を大きく上回る。
第4次台湾海峡危機とも呼べる今回の巨大軍事演習について、その6つの演習ゾーンを分析した記事。以下翻訳
chinapower.csis.org/tracking-the-f…
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奇襲攻撃により数百人規模の精鋭ロシア空挺部隊は空港奪取に成功する。空港の維持により、ロシア軍は開戦後わずか数時間で、キエフ目前の位置に戦闘車両や野砲を空輸するチャンスを得た。
このとき18機の大型輸送機が首都攻略用装備を満載してベラルーシの空港で待機していた。
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ボケて介護施設に入ったウチの爺さん、ニンニク食いすぎた翌日とかに見舞いに行くと「おめえ、朝鮮人みてえな臭いするなあ」とかナチュラル差別表現飛び出すんで時代を感じますね
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リトルバードは40年以上に渡って特殊作戦を支えているのは何故か?
ヒューズ・マクダネルダグラスMD369/MD530をベースに、リトルバードは機甲部隊の軽偵察機として生まれたが、第160SOAR「ナイトストーカーズ」は創設時に軽量プラットフォームとして同機を選んだ。 以下続く coffeeordie.com/ah-6-little-bi…