たぶん大佐(@Col_AYABE)さんの人気ツイート(古い順)

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兵士たちの会話では戦争への批判はほとんど見られず、かわって無能な指揮や勝利へ充分な戦力を投入できていないことが批判されている。早く家に帰るため、ウクライナを核攻撃をしろと言う者もいた。 「動員兵は戦争の犠牲者であり、他に選択肢がなかった」とする主張には間違いがあるかもしれない。
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翻訳は以上。ツイートした本人が指摘しているが、彼の得られた情報の範囲内に基づく主張であることは留意してほしいとのこと。また、翻訳者としては彼自身がウクライナ側の人間であることも、留意する必要があるとも考える。
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「ロシア高官はクレムリンで内部抗争があること、そして政権が情報空間の支配を失っており、迅速に取り戻すこともできないことを認めた」 ザハロワ報道官がクレムリン内部の“エリート”たちによる抗争のためにスターリン的な情報一元管理が不可能であると述べたらしい understandingwar.org/backgrounder/r…
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震災の話題で「アメリカ空軍機が被災した仙台空港に強行着陸」ってのをたまに見かけるんですが、“強行着陸”の定義次第ではあるけど、地上部隊側で簡易ながら1500m分の滑走路と航空管制を準備してから着陸してますよ
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「募集危機:アメリカの志願制軍隊は限界に達したのか」 アメリカ軍はいま、戦略的理由からではなく、単純に募集人員の不足によって規模を縮小させている。不確実さの増す国際情勢のなかでアメリカの戦略的地位を揺るがす事態に陥っている。 以下翻訳 warontherocks.com/2023/03/addres…
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第1の理由は、心身ともに軍隊勤務に適した若者数の現象だ。 これまで若年人口の29%(これもかなり低いが)だった適格者数が、昨年は23%まで低下した。主な理由は新型コロナのパンデミックだ。 パンデミックにより、まず社会的孤立が深まったことで鬱病など精神衛生状態が劇的に悪化した。
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昨年度、陸軍は6万人の募集目標に対して15000人(25%)が不足し、陸軍の総兵力は計画の47万6000人から46万6000人への削減を余儀なくされた。今年の募兵はさらに悪化し44万5000人規模に低下する見込みだ。欧州や太平洋での役割が増加するなか、たった2年で7%も戦力を失ったことになる。
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加えて学校の閉鎖とリモート授業により全国規模で学力が大幅に低下。入隊の基準とされる学力試験の平均点はパンデミック前より9%も下がった。 そして以前より入隊で問題となっていた肥満率は19から22%に上昇。 これら数字は回復まで時間がかかり、また回復しない可能性すらある。
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第2に、若者の軍隊への関心の低下があある。パンデミック前ですら軍隊勤務を検討するとした若者は13%だったが、昨年は9%まで低下した。この数字は、完全志願制軍隊を維持するには、もはや不充分と言えるものだ。この傾向を説明する2つのデータを見ていこう。
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①アメリカ国民の軍への信頼が低下している。世論調査で軍を信頼すると答えた割合は、20年の72%から21年に69%、昨年は64%だ。 ②軍人一家の者で、家族に軍隊勤務を勧めると考える割合は19年の75%から昨年63%に低下。新規入隊者の80%が親族に軍人を持つとされるなか、この傾向は深刻だ。
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信頼低下の背景は複雑で明確な理由を挙げることは難しいが、破局的なアフガニスタン撤退と、その方法への不支持が大きな理由の1つであることは間違いない。 また保守・リベラルの社会分裂により双方が異なる点から軍の問題を批判していることも、それぞれの支持者が軍を忌避する理由となっている。
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この記事で興味深かったのが、イラク・アフガニスタン戦争では志願が減らなかったが、アフガニスタン撤退で「20年ぶりに戦争が無くなった」のに志願が減ったという話。 無秩序なアフガン撤退は、それだけ軍の威信を損なうインパクトがあったということなんでしょうか。 twitter.com/Col_AYABE/stat…
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ウクライナの死傷者数は明らかにされていないが西側の推定で死傷者12万と見積もられている。 対するロシアは推定で20万人の死傷者を出し、現在は地上戦力の97%をウクライナに投入して、第1次大戦並みの損耗に苦しんでいる(英国防省)と言われるが、ウクライナの約3倍の徴兵可能な人口を有する
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「熟練兵の損耗。ウクライナ軍に広がる悲観論」 ロシアより練度で勝ると信じられてきたウクライナ軍だが、一年におよぶ戦争で多くのベテラン将兵を失い、キエフが喧伝する春季攻勢に対して一部では懐疑的な雰囲気が生まれている。 ワシントンポスト紙の記事。以下翻訳。 washingtonpost.com/world/2023/03/…
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損耗を埋めるため経験に乏しい新兵が流入したことでウクライナ軍の姿は変化した 「戦争で最も価値があるのは経験だ」第46空中強襲旅団に属する大隊長、クポル中佐は言う 「6ヶ月戦った兵士と、訓練所から出たての兵士には天と地ほどの差がある。不幸なことに経験豊富な兵士は皆死ぬか負傷したが」
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ゼレンスキーは2023年が「勝利の年」になると言い、ブダノフ情報局長は、夏の休暇をクリミアで過ごせると謳う。しかし前線の雰囲気は暗い。クポルの大隊は一年間の戦争で5百名のうち百人が死に、残り4百人は負傷。部隊はまったく別物になってしまった。クポルは自分が「大隊唯一の熟練兵」だと言う
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「新兵たちは何もかも放り投げて逃げる。彼らは射撃をしないんだ。何故かと問い詰めたら『発砲音が怖い』と言う。彼らは手榴弾すら投げたことがないらしい」クポルは新兵を率いる苦労を語った。 「すべての訓練所にNATOの教官を置いてくれ。そして仕事をロクにできない今の教官は塹壕に送れ」
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今後数ヶ月、ウクライナが主導権を奪還できるのか、どれほど領土を取り戻せるのか、西側諸国が注視しており、ウクライナがベットすべき“賭け金”は高いものになるだろう。 一方のロシアも苦しい状況にあり、逼迫したウクライナの状況にもかかわらず、わずかな前進しか得られてはいない。
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「目標達成のためウクライナの相対的な優位性が充分か、また優位性を維持できるのかが問題となる」軍事アナリスト、マイケル・コフマン氏は指摘する。 「その成否は、単にウクライナだけでなく、西側諸国にもかかっている」
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翻訳は以上。 元記事はかなり長文なんで、やや悲観的な部分をピックアップして再構成した翻訳です。記事全体の趣旨は、西側がしっかり支えなきゃヤバいぞ、って感じだと思う。
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対小型UAV用の高エネルギーレーザー、小さな目標狙うのにサイトラインとボアラインの視差が出ないように照準とレーザー照射を同一レンズ上でやるんすね。 “目からビーム”は軍事的合理性があったのか!
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カールグスタフM4、めっちゃ軽いしバランスも良い!
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DSEIの英国ブースで頂いた「ウクライナの身近な危険爆発物識別トランプ」。市民への注意喚起のため作られたものらしい。 旧ソ連系の小型爆発物(地雷、手榴弾、砲弾)が写真、キリル文字表記、被害距離つきで網羅されていて、資料性高い
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『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』#ろうきん8 11話 お手伝いしました。 これ、M16自走対空砲じゃなくイスパノスイザ20mm機関砲2連のTCM-20対空機関砲をM3ハーフトラックに載せたイスラエル製の車両です。原作コミカライズで見たとき、「なんでこんな骨董品を…」と驚きましたw
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「MiG-29にAIM-120空対空ミサイルを装備することの課題」 高性能な西側戦闘機の供与は実現していないが、ポーランド等からMiG-29戦闘機供与が発表されました。では、既存のソ連製戦闘機に西側最新のAIM-120長射程ミサイルを装備することは可能か? 考察した記事。以下翻訳 thedrive.com/the-war-zone/a…