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夕暮れには、ロシア最高の精鋭である空挺部隊は全員が死ぬか、捕虜となるか、逃亡した。より重要なことは戦闘により空港が使用不可能となり、クレムリンの計画も頓挫した。
「今回の敵の戦術は第三世界で、第三世界の軍を相手にやるものだ。我々にとってはヘリを撃ち落とすのは難しくなかった」
以上…
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動員したとして、たった数週~数ヶ月の訓練では充分な練度は期待できないだろうし、ロシアの若者がただただすり潰されていくだけになると思うと、キツい
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コフマン氏「この戦争の命運を決したのは最初の3週間だった(さらに言えば最初の4日)」とも指摘してた。
ウクライナの抵抗を甘く見たすえに主要な戦力を消耗させてしまったことで、回復困難な状態になってしまったんですよね、ロシア軍
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ゲラシモフ参謀総長の負傷を伝えるweb記事、「ゲラシモフは“カーゴ300(300番貨物)”になりました」って書いてあって何かと思ったらソヴィエト軍用語で負傷者を意味する隠語なのね charter97.org/en/news/2022/5…
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もともと戦死者の隠語、「カーゴ200(200番貨物)」があり、海外wikiいわくアフガン紛争頃から使われはじめたが、由来不明。
一説によれば死体輸送を規定したソ連国防省の命令番号が200番だったからとか。そこから派生して負傷者を「カーゴ300」、弾薬を「カーゴ100」と。
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モスクワの友達に戦勝記念パレードの取材する?写真くれない?って聞いてみたが「ネガティブな記事に使われると俺の身がヤバいよ~」と。
ロシア、遠い国になったなあ
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有能な下士官層を持たないことがロシア軍の弱点となっている、との記事。
・軍隊を実際に動かすのは下士官層
・下士官層の不在は攻撃の先導役を欠く
2点の具体的問題を指摘しています。
以下翻訳… forces.net/node/132982#.Y…
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また下士官は部隊における“槍の穂先”である。下士官層の乏しくロシア軍は、まさに方向を示す人間が不在ということであり、ロシア軍の前進をおおきく妨げている
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下士官は部隊での“母親”に例えられるが、一面は真実だ。軍曹はおやすみのキスをしてくれないが、母親のように兵士を育て、生き残るようスキルを与え、生きて連れ帰る。
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ロシア軍には下士官層が乏しく、わずか任期1年の徴集兵に依存している点はたびたび批判されている。
下士官層(兵長・伍長・軍曹・曹長)は軍の屋台骨であり、実際に小隊を動かし前進させるのは彼らである。
下士官の要点は、兵士を訓練し、兵士を訓練通りに動かし機能させることにある。
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戦争は年内に終わり、ウクライナはドンバスとクリミアを含む全ての領土で政権を回復する=宇軍情報機関トップ ukrinform.jp/rubric-ato/348…
目標が「2月24日以前の線」から「ドンバスとクリミアを含む全領土」となった!?
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アメリカ特殊作戦コマンド隷下の陸軍第4心理戦グループが、不気味で印象深い…まるで映画PVのような動画をアップしたとのこと。
以下に動画中のテキストと音声を訳していきます。動画とあわせて見てね。
youtu.be/VA4e0NqyYMw
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アゾフスタリ降伏についてISWの分析…
「クレムリンがアゾフスタリ籠城部隊の“条件付き降伏”を認めたのは、マリウポリ完全支配の宣言を急ぎ、ドネツ川渡河の失敗を含む侵攻作戦の遅れから国民の目をそらすため」とのこと。
ロシアの国連次席大使は無条件降伏と言ったようだけど、条件付きが真実かな twitter.com/TheStudyofWar/…
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「ただしクレムリンは捕虜交換を拒絶するかもしれない。露の一部議員はナチズムで訴追された捕虜の交換を禁じる法案を提出しており、これが用いられる可能性がある。
いずれにしても降伏合意は、親ロシアメディアに怒りと困惑を巻き起こした。クレムリンが期待したマリウポリ完全支配の祝福ではなく」
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「マリウポリの勝利は“ピュロスの勝利”だ」ISWの分析を翻訳
マリウポリ占領当局はアゾフスタリ鉄工所を更地にし、マリウポリを観光都市化すると発表した。だがこれはロシアが占領で得たいと考えていた経済的利益を失うもので“ピュロスの勝利(損害のわりに利益が少ない勝利)”に他ならない twitter.com/TheStudyofWar/…
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傀儡ド人共和国首長プリーシンはまた、マリウポリの建造物の60%が破壊され、再建不可能だと認めた。
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翻訳は以上…
ロシアとしては“抵抗の象徴”で“ロシア敗北の象徴”でもあるアゾフスタリを地上から消し去りたいんだろう。
ロシア軍の通ったあとは、ペンペン草すら生えない。破壊しつくすだけだ。訳していながらロシアへの怒りが込み上げてくる。
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アゾフスタリ鉄工所は戦前のマリウポリ経済の中心であり、フルサイクルの製鉄能力と生産力、1万人の雇用、数十億ドルの外貨収入と莫大な税収を誇っていた。まさにロシアに必要なのは、こうした生産力に裏打ちされた通貨の安定だったはずで、リゾート・シティではない。
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アゾフスタリ防衛部隊を支えたヘリコプター空輸作戦
占領下のマリウポリに対してウクライナ軍Mi-8による補給作戦が実行されていた。一度に2機ずつ、1回は4機による空輸は、濃密なロシア軍防空網のなか、貴重な補給物資や新たな兵員をアゾフスタリに送り続けた。以下翻訳~
thedrive.com/the-war-zone/e…
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特別作戦はウクライナ国防情報局によって実行された。合計16機のヘリが参加し、うち2機が撃墜された。また撃墜機を救出すべく出動した1機も撃墜されている。約3ヶ月にわたる籠城戦のなか、7回の任務が実行された(詳細な日時は非公表)。