たぶん大佐(@Col_AYABE)さんの人気ツイート(新しい順)

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ロシア関連ニュースについて語る有識者の集まりです
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ロシア軍には下士官層が乏しく、わずか任期1年の徴集兵に依存している点はたびたび批判されている。 下士官層(兵長・伍長・軍曹・曹長)は軍の屋台骨であり、実際に小隊を動かし前進させるのは彼らである。 下士官の要点は、兵士を訓練し、兵士を訓練通りに動かし機能させることにある。
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下士官は部隊での“母親”に例えられるが、一面は真実だ。軍曹はおやすみのキスをしてくれないが、母親のように兵士を育て、生き残るようスキルを与え、生きて連れ帰る。
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また下士官は部隊における“槍の穂先”である。下士官層の乏しくロシア軍は、まさに方向を示す人間が不在ということであり、ロシア軍の前進をおおきく妨げている
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有能な下士官層を持たないことがロシア軍の弱点となっている、との記事。 ・軍隊を実際に動かすのは下士官層 ・下士官層の不在は攻撃の先導役を欠く 2点の具体的問題を指摘しています。 以下翻訳… forces.net/node/132982#.Y…
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鍋を仕切る人を鍋奉行と言うが、BBQを仕切る人は「火力調整部長」と呼んでいきたいと思う大佐
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モスクワの友達に戦勝記念パレードの取材する?写真くれない?って聞いてみたが「ネガティブな記事に使われると俺の身がヤバいよ~」と。 ロシア、遠い国になったなあ
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もともと戦死者の隠語、「カーゴ200(200番貨物)」があり、海外wikiいわくアフガン紛争頃から使われはじめたが、由来不明。 一説によれば死体輸送を規定したソ連国防省の命令番号が200番だったからとか。そこから派生して負傷者を「カーゴ300」、弾薬を「カーゴ100」と。
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ゲラシモフ参謀総長の負傷を伝えるweb記事、「ゲラシモフは“カーゴ300(300番貨物)”になりました」って書いてあって何かと思ったらソヴィエト軍用語で負傷者を意味する隠語なのね charter97.org/en/news/2022/5…
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コフマン氏「この戦争の命運を決したのは最初の3週間だった(さらに言えば最初の4日)」とも指摘してた。 ウクライナの抵抗を甘く見たすえに主要な戦力を消耗させてしまったことで、回復困難な状態になってしまったんですよね、ロシア軍
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動員したとして、たった数週~数ヶ月の訓練では充分な練度は期待できないだろうし、ロシアの若者がただただすり潰されていくだけになると思うと、キツい
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「国家総動員でもしなければドンバス攻勢がロシアの最後の攻勢となるだろう。また、これに成功しても失敗しても、戦力の大部分を使い果たす」 4月23日に露軍研究者コフマン氏がツイートしてたけど、ドンバス攻勢でも失敗してロシアは国家総動員に踏み切る公算が大きくなってきたのか…
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夕暮れには、ロシア最高の精鋭である空挺部隊は全員が死ぬか、捕虜となるか、逃亡した。より重要なことは戦闘により空港が使用不可能となり、クレムリンの計画も頓挫した。 「今回の敵の戦術は第三世界で、第三世界の軍を相手にやるものだ。我々にとってはヘリを撃ち落とすのは難しくなかった」 以上…
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しかし、彼らの勇敢さと同じくらい攻撃はリスクも大きかった。この攻撃は、ウクライナ兵は抵抗せず、市民の多くがロシア軍を歓迎するはずだというクレムリンの誤った信仰に基づいていた 激しい戦闘が始まり、ウクライナ側には彼らの空挺部隊が駆けつけた。実戦で鍛えられたジョージア義勇兵も加わった
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奇襲攻撃により数百人規模の精鋭ロシア空挺部隊は空港奪取に成功する。空港の維持により、ロシア軍は開戦後わずか数時間で、キエフ目前の位置に戦闘車両や野砲を空輸するチャンスを得た。 このとき18機の大型輸送機が首都攻略用装備を満載してベラルーシの空港で待機していた。
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防衛部隊は持てる全ての火力で攻撃を開始した。当時まだ西側供与の対空兵器は無く、機関砲やソ連時代以来の対戦車ミサイルやロケットを用いた。この日に撮影された動画内では、少なくとも2機のKa-52ヘリの撃墜が確認できる。
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「2月24日の夜明け、ウクライナ特殊部隊に所属する2人の隊員は驚かされた。地平線の向こうからキエフ郊外の戦略要地ホストメル空港を目指し、約30機のロシア軍ヘリが飛来した」 ウクライナ特殊部隊員へのインタビュー記事。ホストメル空港の戦闘の部分を翻訳します。以下 theglobeandmail.com/world/article-…
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ヘリの大部隊は、まるで抵抗を予測していないかのように、長距離火力の支援も無しに突っ込んできたので、彼らは余計に驚いた。 だが、当然ながらウクライナ兵は迎撃した。ホストメルには、正規軍と予備役の混成防衛部隊が配置され、特殊部隊の一隊が支援に入っていた。
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これは軍事支援に、ある種の抑制が必要であることを意味する。 ウクライナ軍がロシア軍を苦しめるために軍事支援は必要だ。しかし、プーチンにエスカレートの正当性を与えることは避けなければならない。 私たちは彼の危険性を過小評価してはいけない。彼の手にはまだ充分な軍事力があるのだ。 …以上
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長期的に、ウクライナが勝利しロシアを完全に駆逐することが望ましく、我々はウクライナ軍の支援を続けなければならない。 同時に、劇的な勝利は望まない。ロシア軍の急速な崩壊は、プーチンに屈辱を与え大量破壊兵器にエスカレートする恐れがあるからだ。
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私たちは現在の状況が極めて深刻であることを間違えてはならない。我々のリーダーには賢明な判断が求められている。現時点で最良の選択は、中国にロシア支援を諦めさせることかもしれない。世界的大破局を回避するためには、これは極めて重要なことだ。
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この転換により、プーチンは広範囲な国民動員を正当化できるようになった。そして、NATOが手を引くことを強いるため、核兵器を含む大量破壊兵器に手を出す可能性が高まっている。
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状況を一変するため、プーチンはナラティブ(物語)を変えた。 ウクライナの侵略者たちを封じ込める戦いではなく、巨大なNATOの軍事的野望から“母なる大ロシア”を防衛する聖戦となった。プーチンは西側の軍事支援を“NATOによる代理戦争”の証拠として使っている。
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心配されるのはロシアが“限定的核使用”論を信奉していることだ。もしプーチンが戦術核を使用したら、我々はどう対応すべきか? 何もしなければ、プーチンの拡大主義的路線に通行証を与えるようなものだ。 一方で、同様の手段で対応すれば、ハルマゲドンの可能性すらある。