現実問題として、台湾有事が起きたら我々は中華民国に何をしてあげられるだろうか。 90式戦車を全部あげて、足りなくなった分はどこかの国から緊急にリースで調達するとか、10式の生産台数を増やして対応するとかやれるだろうか。 ポーランドがやってるのはまさにそういう事だが。
ウクライナとちがって台湾は陸戦で粘れる国土の広さがあんまりないんだよな。 すると艦船か航空機、あるいは地対空ミサイルを送って助けることになるが……。
中華民国の場合、ウクライナと違ってダイレクトに米軍が救援に入るから、むしろ日本は難民を一時的に受けいれる準備をしておくべきなのかもしれないな。
じゃあ立憲民主党はロシアと日本が戦争になって、北海道が占領され「北海道人民共和国」とかが設立されそうになってても、ロシアと即時停戦するんですか? いまのウクライナの状況はそういう段階ですよ? twitter.com/kharaguchi/sta…
Twitterの欠点は ①Aかな… ↓ ②いやBだろうか ↓ ③よく考えたら一番必要なのはCだな というツリーをつぶやいても、誰も②や③を読まないことだな。本人の結論は③に書いてあるのに。
具体的にどの程度の捕虜が去勢されているのかはわからないが、実際に捕虜の睾丸を切る現地の映像は確認されている。 twitter.com/Gurenko_Andrii…
ざっくり言うと WW1 塹壕戦と浸透戦術、砲撃戦 WW2 電撃戦と縦深戦術、戦略爆撃 冷戦以後 機略戦とエアランドバトル、精密攻撃 という風に戦争の形は変化してきた。 冷戦以後は航空機が、WW2は戦車が重要な兵器。 ところがウクライナ戦ではそれらが使えない。
ウクライナ、ロシアとも同じSAM、同じ航空機なので航空優勢を取る事ができない。 ↓ 陸戦が主体となり戦車が活躍するが、対戦車ミサイルが活躍&数が足りない。 ↓ 砲撃戦主体となり、歩兵は塹壕に入って耐える。 結果的にWW1に近い戦場が生まれている。
三枝成彰さんは音楽的に非常にすぐれた才能をお持ちの方だと思いますが、国際政治、軍事に関しては単なる一市民であり、なぜその意見を記事にしたのか理解に苦しみます。 専門家に聞くか、編集部が社説で意見を述べればいいのに。 twitter.com/nikkan_gendai/…
というかフォークランド紛争のように、自国の領土が占領された時に反撃して奪回する事が否定されたら、世界中の国境線はむちゃくちゃになるぞ。 単にウクライナの戦争が終わればよいという物ではない。既存の国際秩序が根底から崩壊してしまう。
そもそもなんで三枝成彰氏にウクライナ戦争について意見を聞くんだ? 氏は音楽の専門家だから音楽についてコメントを求めるならわかるが。 料理人にオーケストラの良し悪しについて聞いてるのとなんもかわらん。
なんかウクライナに侵攻したロシアといい安部首相暗殺犯といい、「恨みがあってそれを晴らすための武力行使をした。恨みの原因を作った方が悪い」みたいな言説をする人、正義と正義感の区別がついてないんじゃないですか?
「他国の領土の獲得や他国民の命を奪うために軍事力を使う」 「個人的怨恨の解消のために有名人を殺す」 実行者は個人的な正義感を持ってやってるかも知れないけど、それは単なる暴力ですよ。それ以上でもそれ以下でもない。
どうも忠臣蔵的正義感というか、単に憎いから殴ったに過ぎない現象に勝手に共感するの、あまりに短絡的だと思いますよ。 自分がそういう怨恨からの復讐にさらされても同じ事が言えますか?
若い人が忠臣蔵に興味を示さないから人気がなくなっているの、とても健全だと思う。 「恨みをかった権力者は殴ってよい」と思っている高齢者が多すぎるのではないか。
ところで、「ウクライナはロシア発祥の地」「コソボはセルビア発祥の地」みたいな価値観が正当性を持つ、としたら、なぜカリーニングラードはロシアなのをおかしいと思わないんだ? あそこはプロイセン発祥の地、つまりドイツ発祥の地なんだからロシア領なのはおかしいだろ。
自分たちの掲げている主張を同じように外国が主張してきたら猛烈に困る、という想像力がないのか?
セルビア人はユーゴスラビアが崩壊した時、加盟国が「あらためてみんなで連邦を組みましょう」じゃなくて、「二度とセルビアと連邦は組まん」という態度を取られた理由がわかっていない。
前にセルビアを「小さなロシア」と表現したことがあるけど、やってる事はほんと縮小したロシアだったと思うよ。 他のユーゴスラビア加盟国には、セルビアから搾取されるだけの連邦に加盟しているメリットがなかった。 少なくともソ連崩壊以後は。
あと「セルビア」を地理的なセルビアじゃなくて「セルビア人が住んでいる土地、かつて住んでいた土地」と解釈してるのもやばい。 そら他民族や他国から警戒されるわ。
ウクライナでロシアが民間人を普通に標的にしてるのを見て、ちょっとわかった事がある。 ロシアはNATOが虐殺を止めるためにボスニア紛争やコソボ紛争に介入した事を正しく理解していない。 あくまで虐殺阻止は「口実」だと思っている。 なぜなら民間人を標的にするのは当たり前だと思っているから。
西欧のように人権思想が浸透して、人の命を守るという発想がない。邪魔なら殺す。 彼らのメンタリティでは民間人虐殺など当たり前で、「そんな事のために軍事介入する訳がない。裏があるに違いない」と思っている。
まぁNATOも聖人君子ではないが、経済的利益とか領土的野心などの即物的理由でバルカン半島の紛争に介入したわけではない。 あの地域でずっと内戦が続いてひたすら殺戮が続く事を西欧の市民は望まなかったし、それが圧力になって各国政府を動かしたからだ。 しかしそういう論理をロシアは理解できない。
敵か味方か、金になるかならないか、という利益になる単純な理屈は理解できても、「基本的人権」などという一文の得にもならない概念を信じる事ができない。単なる綺麗事だと思っている。
今回の台湾海峡の緊張が交戦まで発展するかはわかりませんが、北京と台北の政権による内戦はあくまで「停戦中」であって、いつ戦闘が再開されても不思議ではありません。 日本は朝鮮半島と台湾海峡という、いつ戦争が再開されてもおかしくない地域の隣にある事を忘れてはいけません。