926
叱られたことを根に持ってそれを溜めるだけの人はなぜ叱られたのかを覚えなくなる。叱った人にもそれぞれの都合があったはずだけれど、その都合を離れてみれば叱るにはそれなりに妥当な根拠がある。叱られて成長する人はそれまで自分が気づかなかった至らなさを学んで直せる人である。
927
お互いを傷つけあって口論するのはお互いにサイテーの醜い時間を費やすことになる。周りはどちらの評価も下げるので勝ちも負けもない。その雲行きを察し、傷つけあいになる前に、うまく逃げることである。逃げるが勝ちの賢い選択になる。
928
人生に行き詰まりはないと思います。行き詰まりに見えるだけです。そういうことですから、人生を投げ出す必要はありません。障害が立ちはだかっているだけですから乗り越えてよし、突破口を開いて突破するもよし、一休みして創意工夫を凝らすもよしでしょう。各人各様の対応に分かれるだけです。
929
誹謗中傷にあったらね、こういう人もいるんだと思おう。これから先いくらでも出会うよ。こういう人にだけ面の皮を厚くしてね、と自分の心によく頼んでおこう。そのうち、尾羽打ち枯らしたカラスの泣き言に聞こえるようになる。何の反応もないので貴方に誹謗中傷する人はいなくなるはずだ。
930
自分の幼稚な部分を隠さないでいいからね。笑われることだ。笑われて好かれることだ。それでそういう部分も向上していく。現代人にともすれば欠けたままになりがちの童心を豊かに養ってくれると思う。
931
立てた目標には惚れろ。
迷わずまっしぐらに行け。
行き詰まったら過去に尋ねよ。
正解を出してくれる。
933
一時的な感情に負けて人を激しく非難してはいけない。自分は一時的な感情でも、その人には常にそういう感情を持っているんだと思い込まれる。
934
今日に集中しよう。昨日はなかったことにする。それで今日のことに引きずらないですむ。明日もないことにする。それで明日に甘える気持ちもなくなる。素晴らしい今日になるぞ。終わってみると昨日に学んで明日につながる結果をちゃんと出している。
936
言ったからには自信を持て。
行ったからには責任を持て。
失敗したからには初心に還れ。
937
人生の重荷？
下ろしていけばいいんだよ。
特に、嫌な思い出をいっぱい引きずっていくのは、いちばん厄介な重荷だ。
この重荷は本当に思い切って、清水の舞台から飛び降りたつもりで捨てていこう。我が人生を行くのが軽やかで楽しくなるよ。
938
自分の行く末が見えない時期ってあるんだよね。そういうときはこんな行く末、あんな行く末とそのイメージを広げて遊んでもいいんじゃないか。死刑台に上がる行く末ではなくて楽しい行く末を描いてみる。意識下のものが働いて将来の目標になる大きなヒントが得られるかもしれない。
939
辛くても苦しくてもそれは自分としっかり向きあっているからなんだ。逃げないから辛く苦しい。時間はかかるかもしれないけれど、きっと乗り越えられる。きっと自分に克てる。
940
何か新しいことを始めるときに、周りに笑われたらどうしようという理由でためらいが生じたら喜んでスタートを切っていい。そういうためらいはいろんなためらいをクリアできたからこそ生じるものだから文句なしにイケということなのよ。
943
心身のリズムが噛み合っていないと感じる日はやはり意識も低くなっている。休養を取るほどではないが、こういう日は無理をしないで抑えたマイペースを心がける。会議等でも聞き役に回る。不思議なほど人の考えていることがよくわかる。自分を抑えたことで周りの実態がよく見えるのだ。
944
やっと辛いところを乗り越えたのに、
いつもいつも苦しめやがってと自分に恨みをぶつけていないだろうか。悪いのは自分を責める自分なんだよ。辛いところを乗り越えてくれた自分にいつも有り難うと感謝する心を養おう。次にそういうときがきてもきっと早く楽に乗り越えてくれるはずだから。
946
誰も解ってくれない。そういう辛さってある。この辛さは普段、愚痴を聞いてくれる人にすべてをさらけ出して聞いて貰っても少しも楽にならない。でも誰かに解ってほしい。その誰かは自分の中にいる。自分と向きあうことだ。誰も解ってくれない辛さはもう1人の自分に吐き出すことでとても楽になる。
947
できることからやれ。
できないことはあとに回せ。
できることをやっていれば、
できないこともできるようになる。
949
自由だ。
駆けろ。
未来の実りを祝うさえずりが聞こえる。
どこまでも自分の人生だ。
作れ。
造れ。
創れ。
950
アスリートとしてはやりたい。人としてはやりたくないです。〜陸上女子の新谷仁美選手の言葉だ。今年はこれを超える胸に響く言葉はまず出ないと思われる。
小説、童話を書き、絵と絵本を描き、「よい子に読み聞かせ隊」の隊長として仲間と読み聞かせ活動をやってます。