人工衛星が撮影したプランクトンが多量に発生した海の画像二つ。一つはバルト海でESA(欧州宇宙機関)が提供。 bit.ly/36lO2cV 多数の渦状のパターンがゴッホの絵画のような雰囲気。もう一つはNASAによるアルゼンチン東方沖の画像で、プランクトンが雲のように集積。 go.nasa.gov/3ckjNqJ
オランダの博物館は、宛先不明等の理由で未開封のまま木箱に詰められた17世紀の手紙を所有。英国の大学にある最先端のX線CTスキャン装置を用いて、個々の手紙を箱から全く出さずに読むことに成功。開封して広げると容易に破損する可能性を考慮。ネイチャーの姉妹誌に論文。 bit.ly/304dr7E twitter.com/QMUL/status/13…
クジラは音で仲間とコミュニケーションしている。その音とクジラの行動を系統的に記録し、得られたデータを人工知能で分析してクジラの言語を解読するプロジェクトを米国人などのチームが実施中。 将来、人間がクジラと会話できる可能性を示唆。Jacob Andreas 氏らによる論文 arxiv.org/abs/2104.08614
ハワイのキラウエア火山で噴出し、流れている溶岩を日没の直後に撮影した動画。いわゆるブルーアワーに生じる青色系の淡い光に照らされて、溶岩の固結した部分が紫色に見えている。日中には真っ黒に見え、夜間には見えなくなる部分が、違う色で見える様子が印象的。 via @ABC
米国ユタ州南部のグランド・ステアーケース=エスカランテ国定公園には、頂部以外が白色の土柱を観察できる場所がある。広く露出しているジュラ紀の砂岩の中に、ほぼ石英のみで構成される白い層がある。写真集 bit.ly/35ouRhL 下の写真の撮影者は John Fowler 氏と James Marvin Phelps 氏。
今年のイスラム教の大巡礼(ハッジ)は7/28~8/2にメッカで行われた。例年は世界中から二百万人以上が集まるが、今年はサウジアラビア人が約千人のみ参加。聖地カアバ神殿の黒石の周囲を、他人と距離をとって回る人の動画。大混雑の例年とは全く違う状況。 via @AlArabiya_KSA
世界の言語における名詞の性の文法上の区別を示した地図。 bit.ly/3fLAxFA 灰色は性の区別がない、オレンジ色は男性と女性、赤色は男性と女性と中性。他はピンク色が通性(男性+女性)を中性と区別、青色が有生物と無生物を区別など。なお紫色は区別が非常に多様な言語を一括で示したもの。
サウジアラビアの南西部で行われている、エアロポニックス(噴霧水耕栽培)と呼ばれる農業を紹介した動画。プラスチックのポールにつけられた多数の窪みに植物を入れ、肥料を含む水分を噴霧して育てる。水を節約できるため、乾燥地域での農業に適している。 via @cedr1437
イエメン東部のオマーンとの国境に近い内陸部にある非常に深いシンクホールの空撮動画。直径は約30mだが深さは100mを超え、上から底は見えない。地質は第三紀の石灰質の堆積岩でカルスト地形の一種とみなせるが、周囲から集まる涸れ川の地形を含めてユニークな存在。 via @AFP
ハレマウマウ火口は米国ハワイ島のキラウエア火山にある火口の一つ。その直上に虹が架かっている写真。 on.doi.gov/2G0tYD6 米国地質調査所が運用している火口の様子をリアルタイムで伝えるウェブカムがとらえた映像の静止画で、撮影日は今年の8月7日。虹の環と火口の窪みの組み合わせが印象的。
米国の国鳥であるハクトウワシが水面を泳ぐ様子をとらえた映像。湖面に伏して浮かんだ鳥が、岸に向かうために羽を回しバタフライのような泳ぎを披露している。場所はミネソタ州ミネアポリス市の郊外。短い動画が3回反復されており、個々の冒頭部が最もわかりやすい。 via @ABC
オランダ西部のライデンはアムステルダムと同様に運河が発達した都市。そこで日没の少し後に撮影された写真。 bit.ly/3snHepi 運河に沿って街灯とそれに照らされた建物が連なり、雲を含む空が青~紫色を呈している。それらが運河の水面に反射した芸術的な風景。撮影者は Pixabay の 8300氏。
オーストラリア東部の海岸低地にあるカコラ湖では、湖底を水流が侵食してできた巨大な木のようなパターンがみられる。それをドローンで撮影した映像の抜粋と撮影者の Derry Moroney 氏による解説の動画。形とともに水位の変動にともなう色彩の変化が興味深い。 via @BBCWorld
3日前にイタリア・シチリア島のエトナ火山が噴火。その様子を夜間にとらえた同国のメディアによる動画。遠方から望遠レンズで撮影したものだが、迫力がある。火口から吹き上げるマグマ、それが山頂から放射状に流れている様子、噴煙がマグマの光で色づいている様子などが見事にとらえられている。 twitter.com/localteamtv/st…
今年から米国のグループが「嵐の写真コンテスト」を主催している。記念すべき第一回で最優秀賞となった作品を紹介したツイート。同国の Scott Peake 氏がミネソタ州の西部で撮影した竜巻で、手前から奥に続く道の先には虹がかかっている。周囲の雲や農地の様子も含めて構図や色調が素晴らしい一枚。 twitter.com/capitalweather…
世界遺産のうち危機にさらされているものを、ユネスコが危機遺産として登録している。そのうち6つの建築物を、建築当時の様子にデジタル復元した結果を示した記事。 bit.ly/2WZECza シリア・パルミラの神殿などが含まれる。豪州の旅行保険会社とセルビアの建築家によるプロジェクトの成果。
クモが巣を張る過程を撮影した動画。最初に放射状に広がる縦糸を張り、次に足場糸と呼ばれる螺旋形の糸を張り、最後に環状の横糸を高密度で張る。縦糸と足場糸には粘り気がなく、横糸にはある。クモは前者の上を選んで歩くため、自分は引っかからない。 via @AlArabiya_Eng
オーストラリア南東部のコライオ湾は、大きなポートフィリップ湾にある小さな湾入部で、いわゆる湾内湾。そこで夕刻に撮影された落雷の写真。 bit.ly/2GLtp0l 板状の雲とその上の入道雲を貫く雷光、低空の残光と都市の光、海上の多数の船の影などが印象的。同国の James Collier 氏が撮影。
1660年に描かれたニューヨーク・マンハッタン島南部の地図と、それを1916年に再描画および加筆した地図 bit.ly/3uSDOuX 右が北。都市部はオランダ領ニューアムステルダムで、北からの侵略に備え壁で防護。その後、英領ニューヨークになり、撤去された壁に沿う道は名前がウォール街になった。
1864年にエジプトのスフィンクスの前で記念撮影をした日本人の侍の写真。 bit.ly/3ds4Srr 約20名の「横浜鎖港談判使節団」 bit.ly/3eqMxwh がフランスに向かう途中に立ち寄ったもの。A. Beato の署名があるが、彼は英国の写真家でエジプトに来た観光客に記念写真を売り成功した人。
トルコの西部で古代ギリシャのスタジアムが発掘される前と後の写真を紹介した記事。 bit.ly/3zdCPrX 紀元前7~6世紀頃に栄えたイオニア地方に含まれる場所で、当時の遺跡の中でも大規模で保存状態も良好。発掘される最近まで土と植生に覆われていたことが、保存につながった面がありそう。
ウクライナ東部・ドンバス地方のドネツ川の岸にあるスヴャトヒルシク修道院の写真集。 bit.ly/38rfPwQ 15世紀以降に台地と低地の境の斜面を活かした聖地として発展。美しい建物群だが現在は戦火の影響下。平和を願う。下の写真の撮影者は Konstantin Brizhnichenko 氏と Serhii Bobok 氏。
英国のグリニッジ天文台が毎年行っている天文写真コンテストの今年の結果を紹介した記事。 bit.ly/3tOeIOj 優勝はチベットで Shuchang Dong 氏が昨年6月に撮影した金環日食の写真。6月のチベットとしては例外的に雲が多い状況が幻想的な一枚を生んだ。環の右下では月の山の影も確認できる。
地球から約1500光年離れたオリオン大星雲の画像。 bit.ly/3o7g2Ir 前衛的な水彩画のような色とパターンが興味深い。2006年にハッブル宇宙望遠鏡が撮影し、パブリック・ドメインとして公開されてきた画像だが、昨年の大晦日にNASAのサイトの「今日の1枚」で紹介され、改めて反響を得ている。
フランスの団体が毎年行っている空撮写真コンテストの今年の結果が発表された。ドローンや有人機から撮られた写真が対象。入選作品の紹介。 bit.ly/37rzie1 ベルギー・ブリュッセルの芸術的な住宅地を撮影した Sebastien Nagy 氏が最優秀賞。他にもグリーンランド沖の氷山の写真などが秀逸。